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おすすめ新着公開映画『フェイブルマンズ』(2022/スティーブン・スピルバーグ監督)感想‣スピルバーグ自身が“語ることを避けてきた”秘密が明らかに…

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『フェイブルマンズ』のあらすじ概要

50年に渡るキャリアの中で、「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など、世界中で愛される映画の数々を世に送り出してきた巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢をかなえた自身の原体験を映画にした自伝的作品。

初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親から8ミリカメラをプレゼントされます。家族や仲間たちと過ごす日々のなか、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求めていくサミー。母親はそんな彼の夢を支えてくれるが、父親はその夢を単なる趣味としか見なしていません。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを通じて成長していきます。

しかし、本作で表現されるのは映画少年が如何に名監督になっていくかというストーリ―ではありません。映画作家を目指すティーンの奮起と挫折、夢を追うことへの孤独や葛藤、苦悩をリアリティをもって突きつけてきます。家族の絶大なサポートと更には父母の深い確執までも迫っています。苦渋と気恥ずかしさに満ちた青春期のリアルな実態が明かされていきます。

サミー役は新鋭ガブリエル・ラベルが務め、母親は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「マリリン 7日間の恋」などでアカデミー賞に4度ノミネートされているミシェル・ウィリアムズ、父親は「THE BATMAN ザ・バットマン」「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」のポール・ダノが演じるなど実力派俳優が共演。第95回アカデミー賞で作品、監督、脚本、主演女優(ミシェル・ウィリアムズ)、助演男優(ジャド・ハーシュ)ほか計7部門にノミネートされた。

2022年製作/151分/アメリカ
原題:The Fabelmans

ロッテントマト批評家支持率:91%

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『フェイブルマンズ』のスタッフとキャストについて

スティーブン・スピルバーグ監督・脚本・製作

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トニー・クシュナー脚本

ミシェル・ウィリアムズ(母親ミッツィ・フェウブルマンズ):元コンサートピアニストで自由な魂を持った母親、芸術家。息子の映画製作をバックアップする。家事はこなすものの、食器洗いを避ける為に食後の食器類はそのまま捨てる事が出来る素材を使用している。

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ポール・ダノ(父親バート・フェウブルマンズ):エンジニアの父親、コンピューターの初期開発に携わっておりGE、IBMなどへ転職して行くため、家族はその度に慣れない土地に引っ越しをする事になります。技術者である為、”実態”の無い映画については不真面目な趣味と考えている。

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ガブリエル・ラベル(サミー・フェイブルマンズ):第二次世界大戦後のアリゾナ州で育つ。ユダヤ系アメリカ移民家族の長男。幼少時家族と一緒に観賞した映画史上最大のショウ」(52)に触発され、自らホームムービーを手がけるようになり、映画作りにのめり込んでいきます。

セス・ローゲン(べ二―):おじの様な存在で家族と多くの時間を一緒に過ごしている。べに―の存在がやがて一家に大きな波乱を起こす事になります。

PexelsによるPixabayからの画像

『フェイブルマンズ』のネタバレ感想・見どころ

映画「史上最大のショウ」に魅せられ、列車が車と衝突するシーンを自宅で何回も再現するシーンがありました。でも、初めて連れていかれた劇場の大画面であの壮絶な列車の衝突シーンを見せられたら、わたしでも一生忘れられない思い出になると思います。跳ね飛ばされた自動車が画面からはみ出て客席に飛び込んでくるような恐怖すら感じたのではないでしょうか!

わたしの場合は初めての映画体験の記憶ははっきりしません。「キングコング対ゴジラ」と実は言いたいのですが、実際は父親が東映の任侠映画ファンだったこともあり、そちら方面の映画に連れていかれた記憶の方が鮮明です。当時は多分年齢指定など無かったのかもしれません。とても小学生低学年の子供同伴で見る類の映画ではないことは確かです…

その意味では最初に見るべき映画を間違った!と言えるのではないかと思います。

「映画を見る」体験から素直に「映画を作る」事に興味が湧くというのも、鯉の滝登りではありませんが、かなりの(渾身の)飛躍力が試されると思います。なお、昨今の様にスマホの普及で”動画”撮影もお手軽になり、映画作りのすそ野は広がった様にも思えますが、やはり「映画作り」の苦労は全然別世界の物なのではないかと想像しています。

本作を観賞して興味深かったのはホームムービー、ボーイスカウトのイベント、高校卒業のプロムでの発表会の作品発表などの作品はいずれもかなりの出来栄え(面白い)でびっくり仰天。栴檀は双葉より芳しを地で行くように才能を見事に発揮していました。

監督が語らずにはいられなかった事は、監督の家族と一緒に苦楽を共にした思い出の時代そのものだったのだと感じました。母親の”秘密”も一部描いています。この事は生涯忘れられない驚天動地の苦い出来事だったに違いありません…

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