『マジック・マイク ラストダンス』のあらすじ概要
男性ストリップダンスの世界とその裏側をチャニング・テイタム主演で描いたヒット作「マジック・マイク」のシリーズ最終章となる第3弾。第1作を手がけたスティーブン・ソダーバーグ監督が再びメガホンをとり、主人公マイクの人生をかけたラストダンスを描き出していきます。なお、ストーリーは単体でも独立しているので特に予習や振り返りは必須では無い様です。
元ストリップダンサーのマイクは破産して全てを失い、現在はバーテンとして働いていました。そんなある日、彼は資産家の女性マックスと出会い、ある依頼を受けます。依頼内容は、ロンドンの歴史ある劇場で一夜限りのストリップステージを成功させることでした。人生の再起をかけてロンドンへ向かったマイクは、さまざまな思惑を抱える人々から反発を受けながらも、世界中から集まった一流ダンサーたちとともに人生最後のショーを成功せさるべく奮闘します。興奮と歓喜に満ちたダンスパフォーマンスが約30分続くクライマックスは大画面・大音響での鑑賞は必須です!
資産家マックス役に「エターナルズ」「フリーダ」のサルマ・ハエック。
2023年製作/112分/アメリカ
原題:Magic Mike’s Last Dance
『マジック・マイク ラストダンス』のスタッフとキャストについて
スティーブン・ソダーバーグ監督:「MAGIC MIKE LIVE」のロンドン公演を観てぞっこん惚れ込み、「このショーみたいな映画を作りたい!」と三作目の製作を宣言したという。
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チヤニング・テイタム(マジック・マイク):破産した元ストリップダンサー、マクサンドラとの偶然の出会いから、ロンドンで最後のストリップショーの演出話を持ち掛けられる。
チヤニングは、実際19歳のとき大学を中退して実家に戻って昼間は工事現場で働きながら、夜はストリッパーをやっていた経歴があります。それから歌手のバックダンサーになってCMタレントになり、ハリウッドで俳優デビューという階段を登っています。
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サルマ・ハエック(大富豪の女性マクサンドラ、夫とそりが合わず離婚交渉を進めている):マイクの技を知って男性ストリップの可能性に気づきます。そしてメジャーなエンターテインメントに昇華させた斬新なショーを生み出す演出家として、マジック・マイクに白羽の矢を立て、所有するロンドンの伝統的な劇場での一夜限りのショーを演出する。
ロバート・ロドリゲス監督によって抜てきされた「デスペラード」(95)のヒロイン役でブレイク。
米アカデミー賞ノミネート歴をもつ女優であり、エミー賞受賞歴をもつ監督であります。
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『マジック・マイク ラストダンス』のネタバレ感想・見どころ
ネタバレ有り
一応しっかりした筋書きがのあるドラマ仕立てのダンス映画です。ラスト30分のダンスパーフォーマンスの興奮のルツボまでのお膳立てが非常に見事で、上手いなあと感じました。
チヤニング・テイタムの経歴そのものがストリップダンサーということも驚きですが、パーフォーマンスの素晴らしさにも驚きました。女性の視点から見たらきっと吾々男性とは感じものが全然違うのかもしれませんが(いや全然違う筈…)、男性観客までも惹きつけまくる魅力的なダンスである事に違いありません。同じような動作は危険なので真似しようとは思いませんが…
それにしても10人を超える超一流パーフォーマ―の鍛えられた身体とダンスの素晴らしさは驚異的でした。
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