『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のあらすじ概要
アン・ハサウェイ、ジム・スタージェスの共演で、ロンドンとパリを舞台に23年間に及ぶ男女の愛の軌跡を描いたラブストーリー。監督は「17歳の肖像」のロネ・シェルフィグ。エディンバラ大学の卒業式、真面目なエマ（アン・ハサウェイ）と自由奔放なデクスター（ジム・スタージェス）は、その日初めて言葉を交わします。意気投合した二人はお互い惹かれ合いながらも、そのまま親友として付き合うことになります。そして、親友として毎年7月15日を一緒に過ごすという”奇妙な”約束をします。旅行や恋愛相談など友人としての交際を続けながらも、エマは秘かにデクスターを思い続けていましたが、あるときデクスターから別の女性と「出来ちゃった婚」をすることを告白されてしまいます……。
2011年製作／107分／アメリカ
原題：One day
ロッテントマト批評家支持率：３６％
『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のスタッフとキャストについて
ロネ・シェルフィグ監督：コペンハーゲン出身。2000年に監督したドグマ映画『幸せになるためのイタリア語講座』がベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞し、世界的にヒット。2009年、イギリス映画『17歳の肖像』の監督を務め、この作品でサンダンス映画祭の観客賞を受賞しています。
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アン・ハサウェイ（エマ・モーリー）：真面目で不器用で一途で純粋な恋愛観を持つ女性。
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ジム・スタージェス（デクスター・メイヒュー）：自由奔放で華やか、恋愛遍歴も派手とエマとは対照的。そんな彼にエマは恋心を抱き続けます。
ビートルズのヒットナンバーで構成されたミュージカル映画「アクロス・ザ・ユニバース」（07）のオーディションで、主人公ジュード役を勝ち取り、世界的に注目を集める。
➢おすすめ映画｜『ブーリン家の姉妹』（２００８／ジャスティン・チャドウィック監督）ナタリー・ポートマン/スカーレット・ヨハンソン初共演作
パトリシア・クラークソン（アリソン）：デクスターの母親、闘病生活後病没します。
2003年には『エイプリルの七面鳥』でアカデミー助演女優賞の候補になります。息子デクスターに対して「立派な大人になって欲しい」と説教をする。
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ロモーラ・ガライ（シルヴィ―）： デクスターの妻となる女性。2007年公開のフランソワ・オゾン監督の初の英語作品『エンジェル』では演技が高く評価され、評論家からは「ミューズ」と呼ばれました。
➢映画『未来を花束にして』（２０１５／サラ・ガブロン監督）感想‣100年前世界を変えた（但、私たちと変わらない平凡な）女性たちを描く
『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のネタバレ感想・見どころ
ネタバレ有り
こんな恋愛関係が永続きするなんてとても信じられませんでした。お互いに好き合って居乍ら23年間も平行線のままの関係はお互いに意地の張り合いの様にも見えて、何とももどかしいところがありました。他人の恋路に第三者がああだこうだ言うべきではないのは分かっていますが、さすがにこの恋だけは如何なものかと思いつつ、最後まで視聴しました。正直言うと途中何度か、あまりにデクスターが何を躊躇っているのかヤキモキして、視聴を止めようと思いました。（煮え切らない男のラブストーリーは、1年に一度7月15日に「ルール」を決めて合う！正直見るに堪えないと思いました。デクスターのどこにそれ程惹きつける魅力を感じたのか、さっぱり分かりませんでした…）しかしながら、エマ役のアン・ハサウェイの魅力も捨て難く、そして、最後の15分間の展開に心を震わせる何かがあるというある”感想記事”の文言を難く信じて、最後まで辛抱して見続けました。
波乱万丈の人生を潜り抜け漸く元の鞘に収まったまでは、良かったのですが、突然の予期せぬアクシデントに見舞われます。本当の”幸福”を掴みかけていた二人ですが、天は無慈悲にも大試練を与える事になります…
大変大きな教訓を示していました。言うべきかどうか迷ったら一刻も早く本心をさらけ出した方が良いと思います。人生は23年も無駄な時間を過ごせる程長く無いのです！
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