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上映中 新作映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023/ジェームズ・マンゴールド監督・脚本)感想‣15年振りの劇場上映中のシリーズ最新作に熱中!

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『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のあらすじと概要

ハリソン・フォード演じる考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描くアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5作。前作から15年ぶりの新作となり、過去4作でメガホンをとったスティーブン・スピルバーグはジョージ・ルーカスとともに製作総指揮を務め、「LOGAN ローガン」「フォードvsフェラーリ」のジェームズ・マンゴールド監督にメガホンが託されました。

人類が月に立った1969年という舞台が設定されています。考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズの前にヘレナという女性が現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝、“人間の想像を超える力”を持つ謎に満ちた「運命のダイヤル」の話を持ち掛けます。それは人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝であり、その「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラー博士を相手に、全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げることになります。

シリーズおなじみのテーマ曲を手がけた巨匠ジョン・ウィリアムズが引き続き音楽を担当。

2023年製作/154分/アメリカ
原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のスタッフとキャストについて

ジェームズ・マンゴールド監督:前4作を手がけたスティーブン・スピルバーグ監督に代わって今回新たに本シリーズの監督を務めます。

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ハリソン・フォード(インディー・ジョーンズ):大学で考古学を教えていたが、今回で引退します。そこに突然親友の娘ヘレナが訪れてきます。究極の秘宝『運命のダイアル』の話を持ち込んだ為、新たな冒険に巻き込まれる事になります。なお、インディを演じるのは「(本作で)最後」と明言しているそうです(残念!)撮影当時77歳にはとても見えない若々しいアクションシーンで観客を魅了しています。

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フィービー・ウォーラー=ブリッジ(ヘレナ):父親バジルの教育を受け、言語学と歴史に関して深い知識を持ちます。

アントニオ・バンデラス(レオナルド):インディの旧友でスペイン第一の潜水夫

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マッツ・ミケルセン(ユルゲン・フォラー):元ナチスの物理学者、執拗にインディに付きまとい『運命のダイヤル』強奪に執念を燃やす。マンゴールド監督自身語っていますが、映画出演が殺到しているマッツに出演依頼をしても、多分出てくれないと考えていたそうです。しかし、出演オファーの24時間後に『待ちきれない』という返事のメールを受け取ったそうです。ミケルソンにとっても「インディー・ジョーンズ」は特別な映画だったようです。映画公開週に5回も見たと言っています。

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『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のネタバレ感想・見どころ

予想通りびっくり仰天の大冒険映画。上映時間154分と長尺ながらまったく気にならず観賞する事が出来ました。夏場の映画館は冷房が効き過ぎるところもあるので、上映前にしっかりトイレは済ませましょう。

冒頭部分でかなり若作りのインディのアクションシーンが続きます。これは本作の主要部分の舞台が1969年ということもあり、30年前の回想シーンという事が後で分かって来ます。撮影当時77歳にしては随分若いなぁと感心しましたが、現在の撮影技術の粋を駆使し造り上げたのでしょう…

シリーズ5作目にして前作から15年振りの集大成ではなく、ストーリーはまったく新しい冒険ドラマである為、過去4作品をまだ視聴されていない方も十分楽しめる作品だと思います。

矢継ぎ早のエピソードの展開に息つく暇も有りません。また、無敵のスーパーヒーローではないインディに対して、物凄い極悪の手下を従える元ナチの強敵ユルゲン博士が立ちはだかります。10分に一回は絶対絶命の大ピンチが訪れますが、どれもこれも紙一重、超”奇跡的”に切り抜けて行きます。

印象深いのはモロッコでトゥクトゥク(小型三輪車)の激走シーンがあります。何とベンツに負けず劣らず快走します。タンジェの街中を縦横無尽に走るところは、思わず応援に力が入る以前にトゥクトゥクの激走が余りに面白過ぎて笑い過ぎました…

ラストでは『運命のダイヤル』を合わせて「時間の裂け目」から時代を遡る事を考えていました。(うぅーん、全く理解不能!)しかしながら、日時設定の微妙な狂いから時空を超えてなんと2000年前の戦時下のシチリア島に到着します。そこで、なんと数学者アルキメデスと対面するという”事件”に遭遇します。

荒唐無稽の冒険譚と言えますが、実に良く出来た娯楽作品で、登場人物の個性も大変際立っており、はらはらドキドキしながら、大人も子供も楽しめる作品ではないかと思います。

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