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【東丹沢】新緑溢れる人気の低山縦走ハイキング(経ヶ岳〜仏果山〜高取山〜宮ヶ瀬ダム周回コース)(初訪問)

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丹沢といえば以前の夏の沢登りは別として、最近はもっぱら「表尾根縦走コース」「鍋割山」ばかり登っていました。今回新緑を愛でる登山に最適という情報を得て、東丹沢の「低山縦走ハイキング」コースを歩いてきました。低山とはいえ、「本格的」コースと変わらない登山の醍醐味を十分味わう事が出来ました。また、お目当ての「新緑」は今回はどっぷり観賞する事が出来ました。おまけのミツバツツジの大群落は圧巻で、こちらも見応え十分でした。

経ヶ岳登山口に近い「半僧坊前」バス停までのアクセス

(行き)

小田急線 代々木上原6:44発 → 本厚木7:44着 520円

神奈川中央バス 本厚木8:20発 → 半僧坊前8:48着 490円 

仏果山へのアクセスは非常に便利でしかも、合計運賃は往復約2000円とお手頃です。バス便はほぼ1時間に2本程度運行しています。今回初訪問だった為、多少バス停を見つけるのに手間取りました。駅前の交番の目の前に「半原」行きバス停があります。 

(帰り)

神奈川中央バス 半原15:02 → 本厚木15:47 580円

※特に時間を気にせず歩いて半原バス停に辿り付いたところ、乗車と同時にバスが出発しました。

半僧坊前バス停〜経ヶ岳〜仏果山〜高取山〜宮ケ瀬ダム周回コース

【コースタイム】

 

半僧坊前バス停下車8:50〜道の入沢9:00〜林道(舗装道路)9:50〜経ヶ岳10:21〜半原越え10:50〜仏果山12:13到着、仏果山下山12:36〜高取山13:10〜宮ケ瀬ダム展望台13:38〜宮ケ瀬ダム14:30〜半原バス停(始発)15:02

 

全歩程時間約6時間

バス停を下りて目印の「道の入沢」の看板までの道を山側に登って行く道。民家の間の道をしばらく登ります。

東丹沢エリア初訪問

小田急線本厚木駅を拠点としての登山は今回が初めてでした。仏果山登山に向かうバス停が分からず本厚木駅前でしばらく右往左往してしまいました。間違って厚木バスセンターまで行ってしまいましたが、バス停が分からず本厚木駅まで戻りました。確か交番前の停留所という情報を聞いていた通り、気が付けばバス停の後ろに交番がありました。後の祭りで、先に出発したバスを乗り過ごし、次のバスを30分待つ間に喫茶店でしばし休憩。(本厚木駅の駅ビルには早朝から営業している喫茶店が多いのには驚きました)

標高は700㍍と低山ですが、決して侮る事は出来ません。しっかりした登り下り、痩せた尾根道などが続きまったく気の抜けない登山道が多いことに驚きました。今回利用した半僧坊前バス停で下りた登山客はわたし一人でした。経ヶ岳までの登山道で擦れ違った登山客は3名でした。しかし、仏果山山頂には別ルートから登って来たと思われる数組の登山客がいました。かなり軽装のハイカー、小さな子供連れ、犬を連れた人なども多く丹沢主脈ルートとはちょっと違った雰囲気を感じました。

民家に植えられた春の花に出迎えられる

無事「道の入沢」の道標を発見しました。「経ヶ岳・半原越ハイキングコース」という名前に騙されてはいけません。結構きついハイキングとなります。

登山道にしてはものものしいガードレールがついています。

登山カード提出箱

いきなり立派な堰堤の出現に驚き!

マムシグサ? ちょっと気味が悪い花

ヤマブキ

新緑満ち溢れる、春の山 期待以上の歩き甲斐たっぷりコ―ス

今回登山の目的は若葉の出始めた木々(山笑う…)の新鮮な緑を満喫する事。昨日は雨でしたが、今朝から一転快晴となり絶好の登山日和となりました。先週の丹沢表尾根コースではまったく新緑と出くわす事が無かったのですが、今回は思う存分楽しむ事が出来ました。ヤマザクラはごく一部を残してほぼ葉桜になっていました。しかし、稜線近くでは今ツバツツジの大群落に遭遇する事が出来ました。

丹沢表尾根縦走コースとまた一味違った”緊張感”もあり、歩く時間も長く楽しい登山を楽しむことが出来ました。4月の東丹沢は”新緑観賞”登山には絶対おすすめ出来るコースだと思います。

「道の入沢」付近の案内板

木陰のシダの瑞々しい若葉

 

あっという間に標高が上がっていることに驚き!

朝日を浴び黄金に輝いていた新葉

 

非常に歩き易いように階段状に登山道が整理されています

小さなスミレは階段の下など全山あらゆる場所に可憐な紫の花を見る事が出来ます。

経ヶ岳までの登山道は比較的広めで歩きやすい。新緑を観賞しながら歩く

根の張りが物凄い

新緑に覆われた登山道、一年でもっともウキウキした気持ちの良い季節

 

稜線に突き上げると丹沢連峰の主脈がドーンと目に入ってきました。正面は塔ノ岳の雄姿

経ヶ岳到着、登り開始より1時間20分を要しています。標高600㍍とは言え、結構本格的な「登山」を堪能

半沢越えまで一旦下る事になります。アップダウンの繰り返しとなり、且つ、尾根道は狭い為左右への転落に注意が必要となる箇所が度々出てきます。ゆっくり、落ち着いて通過されば特に問題はありません。但し、悪天候時、降雨後の濡れた道ではスリップ、転倒に十分な注意が必要だと感じました。

仏果山への2.5㌔はアップダウンも激しく、また、急峻で狭い登山道の為気が抜けません

頻繁に準備されている休憩用のテーブル しかし休んでばかりいられず先を急ぐことに…

清々しい新緑の中の登山道を登っています

達筆の看板が目印です。ここから先は満開のミツバツツジがこれでもかという位連続しています。

ミツバツツジは非常にきれいですが、足元もしっかり確認して歩く必要がありそうです

春爛漫のミツバツツジの独り舞台(圧巻!)

丹沢主脈を背景に咲き誇る・・・

仏果山に漸く到着 歩き始めて3時間強 山頂で今回初めて多くのハイカーに出会いました。

高い木が邪魔して展望が開けていないため、火の見櫓の様な展望台がわざわざ設置されていました。

足元にヒトリシズカの瑞々しい花を発見

まだ残っていた山桜 非常に背が高い! 見上げる花見が大変そう

この区間の尾根歩きも狭く、急坂が続く登山道に難儀をします。要注意!

馬酔木も負けじととても元気

愈々最後のピーク高取山 ここまで来れば後は下るのみ…

八重の純白の桜 花は大き目

今回見掛けた花の中では断トツに艶やかな花(桜)100点満点!

最後の休憩スペースとなります

エメラルドグリーン、大人気の宮ケ瀬湖 近くに公園もあり行楽客で賑わっていました。

見落としてしまいそうな小さな白い花

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