おすすめ映画『フォロウイング』(1998/クリストファー・ノーラン監督)感想➢初期長編デビュー作品、“ヒッチコックの再来”と讃えられた才能の原点がここに!
作家志望の青年ビルは、創作のヒントを得るために通りすがりの人々の後を尾けるという習慣があった。ある日、いつものようにある男を尾行していたら、男に感づかれてしまう。コッブと名乗るその男もまた、他人のアパートに不法侵入しては、私生活の秘密を探ったり、物を盗んだりする行為に取りつかれていた。ビルはコッブに感化され、行動を共にするように。数日後、ふたりで忍び込んだアパートで見た写真の女に興味を惹かれたビルは、彼女の後を尾けはじめる……。時系列はシャッフルされていて終盤になるにつれ登場人物の詳細が明らかになっていく展開となっている。