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おすすめ映画『グレートウォール』(2017/チャン・イーモウ=張芸謀監督)感想‣中国製ファンタジー史劇アクション映画!トンでも兵器のド派手な演出が魅力!?

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『グレートウォール』のネタバレ感想・見どころ

冒頭シーンでデイモン扮するウィリアムらが騎馬武者の一群に追いかけられるところがありました。真っ赤な山肌が露出した荒野を疾走していました。同じような色をした山を以前バスの車窓からぼおぉーと何時間も眺め続けていたことを思い出しました。孫悟空の生まれた”火焔山”があると言われた天山山脈の山麓周辺で撮影されたものかも知れません。

いきなり大きな城が行く手を阻みます。その規模は北京郊外にあり、現在実物を見る事が出来る”万里の長城”よりもはるかに規模の大きいまさしく〝城塞”が舞台となっていました。

期待に胸を膨らませ、本編を見る人が多いと思います。しかしながら、本筋は60年に一度現れる伝説の怪物『饕餮(とうてつ)』の大大群団との戦いです。漢族に取って異民族は”怪物”とみなされていたのかもしれません。それにしても突拍子も無いストーリーにびっくり仰天、巨匠チャン・イーモウ監督、マット・デイモン、アンディ・ラウが出演する映画で怪物映画というのもかなりの驚きでした。長城の城壁からバンジージャンプによる決死の特攻作戦は多くの犠牲者を出していました。

劇中、中国語と英語の通訳を3名位設定するという苦肉の策にも泣かされました。

チョン・イーモウ監督もこんな映画を撮るんだ、マット・デイモンもこんな映画に出演するんだという新たな発見した意味はあります!

『グレートウォール』のあらすじと概要

「HERO」「LOVERS」などの武侠映画から「初恋のきた道」「単騎、千里を走る。」といったヒューマンドラマまで幅広い作品を手がけ、2008年の北京オリンピックで開幕式の演出も担当した中国を代表する巨匠チャン・イーモウが、「ジェイソン・ボーン」シリーズで知られるハリウッドスターのマット・デイモンを主演に迎え、中国に60年に一度現れ人間を食いつくすという伝説の怪物『饕餮(とうてつ)』の大群との戦いを、万里の長城を舞台に描いた中国・アメリカ合作のモンスターパニックアクション大作。

宋王朝時代。黒色火薬を求めて宋に辿り着いたデイモン扮する傭兵ウィリアム、金と名声のためだけに世界を旅し、万里の長城へとたどり着きました。そこで、60年に一度現れる圧倒的な敵・怪物である『饕餮(とうてつ)』を前に団結して戦う仲間たち、ウィリアムは仲間を守るために命がけで戦う禁軍の姿に感化されて、自らも戦いに身を投じていく事となります。長城を守る司令官役でジン・ティエン、長城に潜む謎めいた男でウィレム・デフォーらが共演しています。

2017年製作/103分/中国・アメリカ合作
原題:The Great Wall(長城)

『グレートウォール』のスタッフとキャストについて

チャン・イーモウ監督:現代中国を代表する世界的な監督の1人。監督にとって初の英語版映画となります。1987年、『紅いコーリャン』で映画監督としてデビューしています。

マット・デイモン(ウィリアム・ガリン) :ヨーロッパ出身の傭兵、中国に黒色火薬を求めて訪ねて来たもの。中国の〝禁軍”(政府軍という意味か)と化け物との闘いに味方している内に、黒色火薬を忘れ、禁軍と共に戦う事を決意する/『マンチェスターバイザシー』をケイシー・アフレックに譲り、その代わりに出た映画という。

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ジン・ティエン リン・メイ隊長 鶴軍将領 林梅  :美貌の女将軍、本作でハリウッド進出を果たしその後の出演依頼も増えています。バラードから英語を習い、通訳としての役割も果たしています。

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ペドロ・パスカル(ペロ・トバール) :ウィリアムの相棒、当初の目論見である「黒色火薬」を手に入れたら逃げ出そうとばかり考えています。

ウィレム・デフォー(バラード) :謎のヨーロッパ人、リン・メイ隊長に英語を教えていた

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アンディ・ラウ(ワン軍師 王軍師) :

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