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ウッディ・アレン監督おすすめ10作品(最近観た映画、観直してみた映画限定)

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1935年生まれの監督は85歳です。毎年1作品を作り続けているバイタリティーと創造力の源は何なのでしょうか? わたしは30数年前、学生時代から見続けていましたが、しばらく映画館から足が遠のき、映画観賞が出来ない時期もあったので、まだ見ていない時期の作品、内容を殆んど覚えていない作品のいくつかを現在ようやく見てみました。取り敢えず、最近観た作品を10作品をご紹介します。どの作品も違った味わいがあり面白いと感じています。皆さんのお気に入りの作品も是非ご紹介してください。

『ブルージャスミン』(2013)

ウッディ・アレン監督が初タッグとなるケイト・ブランシェットを主演に、セレブの生活から転落したヒロインが再起をかけて奮闘し、苦悩する姿を描いたコメディ・ドラマ。ニューヨークのちょっと怪しい実業家ハル(アレック・ボ-ルドウィン)と結婚し、セレブリティとして裕福な生活を送っていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、ハルとの結婚生活が破綻したことで地位も資産も全て失ってしまう。

サンフランシスコで庶民的な生活を送る異母姉妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のもとに身を寄せたものの、ジンジャーはジャスミンが転落する以前に、宝くじに当たった20万ドルをハルの資金にされて、それがゼロになったのが原因で前夫オーギーと離婚するという後ろめたい経験がある。サンフランシスコでは、不慣れな仕事(歯科医院の受付)やパソコン教室に通う等の生活に神経を擦り減らせ、次第に精神的な不安定さが大きくなっていく。

それでも再び華やかな世界へと返り咲こうと躍起になるジャスミンだったが、通っていたパソコン教室の同級生にパーティに誘われ、外交官であるドワイトと出会い、関係も良い方向に発展するものの自らついた嘘が元で結局二人の関係は破綻してしまう。

映画感想|『ブルージャスミン』(2013/ウッディ・アレン監督)上流階級から転落したヒロインが再起をかけて奮闘、苦悩する姿を描いたドラマ

 

『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2020)

名匠ウッディ・アレン(84)が、原点「アニー・ホール」(1977)を彷彿とさせる、新たなロマンティックコメディを生み出した。7月3日に日本公開本作品「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は、雨の日のニューヨークを舞台として、すれ違う男女を軽やかに描いた、まさにアレン監督の魅力溢れるラブストーリーが展開する。

出演は、「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメ、「マレフィセント」シリーズのエル・ファニング、世界の歌姫セレーナ・ゴメスが彩る。

大学生カップルのギャツビーとアシュレーは、アシュレーが著名な映画監督にインタビューをするためにマンハッタンに行くことになったのをきっかけに、週末をニューヨークで過ごすことを計画していた。だが、その計画は悪天候などにより崩れだし、事態は思わぬ方向へ転がっていく。。最後には想像もつかなかった大どんでん返しが…

おすすめ映画|「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」 ティモシー・シャラメ/エル・ファニングのラブコメ 大どんでん返しが!

日テレドラマ

『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)

「アニー・ホール」のウッディ・アレン監督・脚本によるパリを舞台に撮り上げた幻想的なラブコメディー。「それでも恋するバルセロナ」(2008)「恋のロンドン狂騒曲」(2010)に続いて、ヨーロッパを舞台に描いた3作目。

1920年代のパリを敬愛する主人公がギル(オーウェン・ウィルソン)毎晩12時にタイムスリップし、自分が心酔してやまないフィッツジェラルド・ヘミングウェイ・ピカソなどのアーティストたちとパリの街で巡り合う夢を見ている様な奇跡の日々をつづるファンタジーコメディ。

最後に、パリの魔力に魅了され、小説を書くためにパリへの引越しを決意するギルだったが、フィアンセのイネズ(レイチェル・マクアダムス)は無関心ですれ違う。2人の心は離ればなれになっていく……。

おすすめ映画|『ミッドナイト・イン・パリ』(2011/ウッディ・アレン監督)

『映画と恋とウッディ・アレン』(2011)

映画監督、脚本家、短編作家、俳優、コメディアン、ミュージシャンなどさまざまな顔を持つウッディ・アレンの2014年製作のドキュメンタリー映画。新作映画の撮影現場やプライベートを含めた1年半に密着したほか、幼少時代や新聞やラジオ番組にジョークを提供するギャグライターとしてデビューした少年時代から、スタンダップコメディアンとして活動した60年代、その後40年以上にわたり年に1本のペースで新作を撮り続けている映画監督時代も含め、アレンの足跡を年代順にたどる。不朽の名作『アニー・ホール』や『ミッドナイト・イン・パリ』などの撮影エピソードを交えてたどる。

アレンが手がけた40本以上の映画・テレビ番組のフッテージも使用。また監督自身自身や、ダイアン・キートン、ペネロペ・クルス、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツなど各作品のキャスト、関係者らの言葉を織り交ぜ、その創作過程を解き明かす。およそ30人以上の映画人がアレンについて語るインタビューも収録されており、監督の半生の映画作りの概要を知ることが出来ます。(190分)

ちなみに、もっとも影響を受けた映画監督として、2007年死去したスウェーデンの巨匠、イングマール・ベルイマン監督の名前を上げています。

おすすめ映画|『映画と恋とウッディ・アレン』(2011/ロバート・B・ウィード監督)ウッディ・アレン監督のドキュメンタリー映画

 

『マジック・イン・ムーンライト』(2015)

ウッディ・アレン監督が1920年代の南仏リゾート地を舞台に描くロマンティック・コメディ。出演は「英国王のスピーチ」のコリン・ファース、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンがつとめる。

英国人マジシャンのスタンリーはニヒリストで毒舌家だが、天才的なマジックの腕前で人気を博していた。ある時、幼なじみのハワードから、南仏コート・ダジュールにいる、ある大富豪が入れあげている米国人霊能者の真偽を見抜いてほしいと依頼されます。魔法や超能力など存在しないと信じるスタンリーは、ペテンを見抜いてやろうと自信満々で噂の霊能師ソフィのもとへ乗り込む。しかし、彼女の透視能力を目の当たりにして価値観を揺さぶられ、さらには容姿も性格も完璧な彼女にほれ込んでしまうのですが、、、コリン・ファース(撮影当時53歳)とエマ・ストーン(撮影当時25歳)の年齢差がありました問題はまったくありません!

残念ながら、ここ10年のウディ・アレン監督作としては2007年に公開された『ウディ・アレンの夢と犯罪』(2265万ドル)に次ぐ低い数字(全世界での興行収入は2681万ドル)となったそうです。

おすすめ映画|『マジック・イン・ムーンライト』(2015/ウッディ・アレン監督)

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『教授のおかしな妄想殺人』(2015)

ウッディ・アレン監督がホアキン・フェニックスを主演に迎え、人生の不条理を独自の哲学で描いたブラックコメディドラマ。

アメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科の教授エイブ(ホアキン・フェニックス)は、人生の意味を見失い、孤独で無気力な暗闇に陥っていました。ある日、入ったレストランの隣の席で、シングル・マザーに不利な決断をしようとしている迷惑な悪徳判事の噂を耳にしたエイブは、その判事を自らの手で殺害するという完全犯罪を夢想し、次第にその計画に夢中になっていく。新たな目的を見い出したことで、エイブの人生は再び輝き出すのだが……。

アレン監督と初タッグとなるフェニックスが主人公エイブを演じ、アレン監督の前作「マジック・イン・ムーンライト」でもヒロインを演じたエマ・ストーンが、殺人妄想が渦巻くエイブに、そうとは知らずに恋心を抱く教え子ジルに扮した。

おすすめ映画|『教授のおかしな妄想殺人』(2015/ウッディ・アレン監督)ホアキン・フェニックスとエマ・ストーン共演

 

『それでも恋するバルセロナ』(2008)

婚約者もいる真面目なビッキーと、情熱的な恋を求める自由奔放なクリスティーナ。親友同士の2人は、夏のバカンスを過ごすバルセロナで魅力的な画家フアン・アントニオに出会い、それぞれ彼に惹かれていく。しかし、そこへ画家の美しい元妻が現れ……。

ウッディ・アレン監督が、スカーレット・ヨハンソン、ハビエル・バルデムを主演にスペインで撮影したロマンス・コメディで、ペネロペ・クルスが第81回アカデミー助演女優賞を受賞している。

おすすめ映画|『それでも恋するバルセロナ』(2008/ウッディ・アレン監督)

『女と男の観覧車』(2017)

ウッディ・アレン監督が同監督映画・初登場のケイト・ウィンスレットを主役に迎え、1950年代ニューヨークのコニーアイランドを舞台(幼少期のウディ・アレンの魂の故郷ともいうべき当時の人気アミューズメントパーク・避暑地)に、ひと夏の恋に溺れていく妖艶なひとりの女性の姿を描いたドラマ。

コニーアイランドのどこか懐かしい遊園地内にあるレストランでウェイトレスとして働いている元女優のジニーは、再婚同士で結ばれた回転木馬操縦係の夫・ハンプティと、ジニーの連れ子である少々問題児の息子のリッチーと3人で、観覧車の見える安い部屋で暮らしている。

しかし、ハンプティとの平凡な毎日に失望しているジニーは夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをしながら劇作家を目指している若い大学生ミッキーと不倫していた。

ミッキーとの未来に夢を見ていたジニーだったが、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナの出現により、すべてが大きく狂い出していく

おすすめ映画|『女と男の観覧車』(2017/ウッディ・アレン監督)

『タロットカード殺人事件』(2006)

ウッディ・アレンが「マッチポイント」に続き、スカーレット・ヨハンソンをヒロインに据えて製作したミステリー・コメディ。

ロンドン滞在中のジャーナリスト志望のアメリカ人女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)は、友人一家と共に訪れたマジックショーの最中、飛び入りアシスタントとして舞台の上の魔法箱の中に入ると、何と新聞記者の幽霊に遭遇します。その彼からスクープを耳打ちされる。それは、現在ロンドンを騒がせている連続殺人鬼に関する重要な情報でした。サンドラは幽霊出現のきっかけをつくったマジシャンのスプレンディーニ(ウッディ・アレン)と共に、事件を調べ始めます。その過程でサンドラは、ハンサムな富豪ピーター(ヒュー・ジャックマン)に出会い惹かれますが、彼はどうやらこの事件にとても深いかかわりがあるようでした。

おすすめ映画|『タロットカード殺人事件』(2006/ウッディ・アレン監督)

『マッチポイント』(2005)

「アニー・ホール」「マンハッタン」のウッディ・アレンがニューヨークを離れ、イギリスで作り上げたラブ・サスペンス。ロンドンの上流社会を舞台に、元プロテニス・プレイヤーの野心家クリスが、青年実業家として成り上がり、そしてある女性との出会いを切っ掛けに転落していく様を、結婚や仕事の成功など人生における様々な決断を通して辛辣に描く。

主演クリスには「M:i:III」「アレキサンダー」のジョナサン・リース・マイヤーズ。クリスの運命を狂わせるノラにはスカーレット・ヨハンソン。第78回アカデミー賞で脚本賞ノミネートされている。

おすすめ映画|『マッチポイント』(2005/ウッディ・アレン監督)

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