エッセイ”自伝小説”『私のことだま漂流記』山田詠美著(講談社)感想‣同世代の”女流作家”魅力あり過ぎ、もっと前から読んでおけば良かったと反省!
本書は山田詠美の人生の各ステージごとの印象的なエピソードを中心に書き綴った随筆集となっています。文学少女時代、学生・漫画化時代、新宿・六本木のホステス時代、横田基地時代から文壇デビュー後の歴史を辿る回想録となっています。交流範囲の広さも覗え昭和文壇の大御所たちとの接点に関わる思い出話にも大変興味を惹かれました。
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