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台湾のおすすめ温泉紹介 7湯

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温泉 おすすめ
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わたしが以前台北市内から一番良く通った温泉は、台北近郊の陽名山の上にある陽明山温泉です。泉質は草津温泉に近い乳白色の硫黄泉ではと思います。(時々色が黒く変色することがありましたが)北投温泉も近いので台北近郊なのでツアーに宿泊するケースも多いと思われます。台湾は山国であり、日本の九州とほぼ同じ大きさですが、3000㍍を越す高山が100山近くあると聞いています。ちなみに最高峰は玉山(3952㍍)、二番目は雪山(3882㍍)といずれも富士山より高い山々です。当然温泉も多いわけですが、わたしが訪問した7湯をご紹介します。人気の台湾ですが、台北から少し足を伸ばして温泉浴も楽しみの一つに是非加えてみてください。又、一味違った台湾体験が出来るかも知れません。

北投温泉

北投温泉がドイツ人によって発見されたのは1894年、その後1896年に台湾で最初の温泉旅館が建てられます。

新北投駅前から地熱谷にかけて、日本統治の面影が残る古い風情の温泉街が広がる。旅館やホテルなどが数多く存在するのが特徴。 台北市中心部から気軽に行ける為、週末には多くの観光客が訪れる。地熱谷(日本統治時代は地獄谷と呼称)は、高温の源泉があちこちから沸く池である。かつては地熱谷でゆでられた温泉卵が有名だったが、卵をゆでる際に池に転落する事故が絶えないため、今では全面的に禁止されている。

北投温泉の大きな特徴のひとつは、ひとつの温泉地で3種類の泉質のお湯を楽しめるという点です。白硫黄泉、青硫黄泉、そして鉄硫黄泉です。台湾の温泉は無色無臭のお湯も多いのですが、ここは温泉街を歩いているだけで硫黄臭が漂ってきて温泉気分を上げてくれます。

アクセス:台北からMRT+徒歩で約40分。日本の昔の温泉地とほとんど変わらない雰囲気を残す。台北から近いので足を伸ばすのはとても便利である。

陽明山温泉

陽明山温泉(ようめいさんおんせん)は台湾陽明山前山公園周辺にある温泉。旧名の草山温泉は、日本統治時代には北投温泉・関子嶺温泉・四重渓温泉とともに台湾の四大温泉として称せられていた。陽明山温泉は酸性の硫酸塩泉で俗に白磺泉と呼ばれる。陽明山前山公園蓮花池の畔に無料の公衆浴場が2つあり、一年中多くの入浴客で賑わっています。

アクセス:台北市内もしくはMRTで新北投駅へ行き駅前からバス。ここも台北市内から路線バスで行ける便利なところ、陽明山の山頂付近にある。途中高級住宅街である天母地区を通過して行きます。泉質は酸性硫黄泉。基本的には白濁色ですが、ある日突然黒一色に変化した時は驚きました。数日して、また元の白濁色に戻ってほっとした経験があります。夜間のバスの車窓から台北市内の夜景がとても美しいです。

鳥来温泉

烏来温泉のある烏来区(旧台北県烏来郷)は、もともと台湾の原住民族のタイヤル族(アタヤル族)が暮らしていた地域で、現在も人口の約30%がタイヤル族がしめています。「烏来」(Wulay)とは、タイヤル語で「温泉」を意味するそうです。桶後渓と南勢渓に合流する周辺に温泉街が広がっています。地区のホテルや日帰り入浴施設は個室や家族風呂が主体で、食事とセットにしたコースを設定されています。水着着用のスパを設けられていま。

アクセス:台北からバスで50分程度。現地少数民族タイヤル族が多く暮らす街であり、台北とは違った雰囲気を楽しめ、温泉浴以外に興味があれば少数民族の舞踊ショーなども鑑賞することが出来ます。

金山温泉

台湾北端の海に面した街にある温泉で、複数の源泉があるため様々な泉質の温泉を楽しめる場所です。台湾からはバスの便も多く90分ほどで到着するため日帰りで十分楽しむことが可能です。

温泉以外には、墓地もあるテレサ・テン記念公園、清代からある金包里老街。ここでは鴨肉の名店が賑わっています。

アクセス:台北駅付近より国光客運バス、基隆行きに乗り、金山青年活動センター下車。所要90分。港町基隆からほど近い海岸沿い。近くに翡翠湾(ひすいわん)という海水浴場があり、夏場は多くの海水浴客で賑わう。この海岸は名前の通り翡翠(ひすい)色の海水が非常に綺麗な海です。素朴な温泉が点在しています。

礁渓温泉

電車を降りると駅前すぐ温泉街!アクセスのいい温泉地、台北から特急に乗れば1時間半ほどで着いてしまうので、台北旅行ついでに「ちょっと台湾東部の雰囲気も味わってみたい」という人にオススメです。日本統治時代には、日本人が楽園、圓山、西山という3つの温泉旅館を建設し、温泉街が形成されるきっかけとなったようです。

台中、高雄のある西海岸側と異なり、宜蘭、花蓮のある東海岸は雰囲気もガラッと異なり、列車からの車窓風景もどことなく寂しさを感じます。そんな郷愁を感じたい時にここの温泉訪問はぴったりではないでしょうか!

緑島・朝日温泉

とにかく爽快!台東市の東にある小さな島・緑島にある温泉で、世界的にも珍しい、サンゴ礁の中から湧き出している海底温泉です。島の南東の角に温泉施設があり、目の前に広がる大海原を眺めながらの入浴ができる非常に開放的な場所です。

朝日温泉の湧出場所は、潮間帯の珊瑚礁の傍らにあり、付近の海域の海水や地下水が、地底にしみこんだ後にマグマの熱で温まったものが源泉となっています。

朝日温泉は透明です。お湯の温度は約50℃で、湧出口の水温は90℃にも達します。pH値は7.5。硫酸塩泉に分類されます。朝日温泉一帯には冷泉と温泉があり、室内温泉も設けられており、どちらも水着が必要となっています。

アクセス:台東市富岡港からフェリーで約1時間で緑島・南寮漁港/港から車・バイクで約10分(緑島までの飛行機もあり)。小型セスナで20-30分程度。台東市の沖合29㌔の小島。沿岸には歩道があり徒歩で島内一周巡りができます。サンゴ礁の海なので、シュノーケリングが楽しめます。海中には小型のウミヘビを見掛けることもありますが、口が小さいので人は噛まれないから大丈夫と言われています。海底から温泉が湧き出す温泉で大海原に囲まれての入浴は開放感たっぷりです。

知本温泉(台東)

知本温泉は「台湾東部一の美景」の誉れを持つ観光地です。その昔より河床から温泉がこんこんと涌き出ていたいといわれます。ここのお湯はアルカリ性炭酸泉で無色、無味、無臭です。巨大な露天風呂大きさに驚きました。水温は100度以上に達し、泉質は最上級です。台北からも高雄からもやや遠いエリアですが、朝日温泉がある緑島と組み合わせて行ってもいいのではないでしょうか!

アクセス:知本温泉は、台東から行き最寄り駅の知本駅から7キロほどあり、バスまたはタクシー。

日本の温泉そのものの雰囲気を今も残しています。

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