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おすすめ映画|『エターナル・サンシャイン』(2004/ミシェル・ゴンドリー監督)

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エターナル・サンシャインのあらすじ・概要

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バレンタインデーが近づいた頃、ジョエル(ジム・キャリー)は、恋人クレメンタイン(クレム/ケイト・ウィンスレット)と些細な喧嘩をしてしまう。何とか仲直りしようとプレゼントを買って彼女の働くニューヨークの本屋(バーンズ・アンド・ノーブル)に行くが、クレムは彼をまったく知らないかのように扱い、目の前でほかの見知らぬ若い男といちゃついている、ジョエルはひどいショックを受ける。

やがて彼はクレムがラクーナ医院で特定の記憶だけを消去する施術を受けて彼の記憶を消したことがわかる。悩み苦しんだ末、ジョエルも同じようにクレムの記憶を消し去る手術を受けることを決意する。手術を受けながら、ジョエルはクレムとの楽しい思い出を脳内で回想していくシーンが繰り広げられる、無意識下で記憶消去の手術に抵抗し始めるのだが、、、

ヒューマンネイチュア」のミシェル・ゴンドリー監督が、同作と同じ売れっ子脚本家チャーリー・カウフマンによるユニークな脚本を映画化。

ミシェル・ゴンドリー、チャーリー・カウフマン、ピエール・ビスマスの3人は、この作品によって2004年度のアカデミー脚本賞を受賞した。

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エターナル・サンシャインのネタバレ・感想

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ストーリーとテーマについて

恋人クレメンタイン役のケイト・ウィンスレットの演技が精彩を放っていた。平凡で少し臆病そうな男ジョエルとある切っ掛けで恋人同士になるが、性格は正反対なようだ。本作品で消し去りたいところだけの記憶を削除するという(多分)架空の施術を実施する病院があることになっているが、なぜ、つまらない喧嘩が切っ掛けでクレメンタインはジョエルの記憶を消してしまった理由が少し曖昧なところが気になった。酔って帰宅した彼女に些細な文句の一言で、記憶を消されてしまったら男は堪ったものでは無い様な気がします。

当然怒ったジョエルも記憶を削除することを決意しますが、彼の深層心理では彼女を忘れ去ることが出来ずに、九死に一生ではありませんが、記憶削除施術中のギリギリの瀬戸際で削除を免れるというストーリーの展開には、引き込まれる不思議な魅力がいっぱい詰まっています。展開がかなり急で記憶の迷路に入り込みかねませんので、注意が必要です。

ストーリー全体の時系列が循環していて、回想部分なのか現実なのか、過去なのか現在なのか分からなくなり、映画の中で騙されてしまいます。クレメンタインの刻々と変化する髪の色(髪の毛を染色している)が彼女の心理状態を表しているそうです。出会いの時は鮮やかなブルーであったり、真っ赤になったりします。でも、実際は髪の色がどうだったとか書店の本の背表紙が裏返っていたとか注意する時間はありません。

ラクーナ医院の受付嬢を演じるメアリー役のキルスティン・ダンストも良い味を出していると思います。施術中、麻酔を掛けられ熟睡状態のジョエルの枕元でどんちゃん騒ぎで暴れ回るシーンも傑作です。観客はジョエルが眠りから覚めやしないか冷や冷やさせられます。なんと、実は彼女も記憶削除の施術を受けている事が分かってきます。

ストーリーははらはらドキドキの展開で面白く十分楽しめて問題ないのですが、最後のジョエルの記憶を消去されたはずのクレメンタインがごくごく自然に再会して、また、恋に落ちるという展開は話が少々上手く出来過ぎている様な気がします。まあ映画なのでそういう展開はありかも知れません。電車の中で「どこかで会った事が有る?」という冒頭のセリフのシーンに最後の最後で納得させられる非常に憎いストーリーです。

日テレドラマ

 

キャラクターとキャストについて

ミシェル・ゴンドリー監督1993年に発表したビョークの「ヒューマン・ビヘイビア」のミュージック・ビデオが評判になり、以来ビョークのビデオクリップを多数製作。その他、ザ・ローリング・ストーンズ、ケミカル・ブラザーズ、レディオヘッド、ホワイト・ストライプス等を手がける。リーバイス、GAP、コカ・コーラ、ナイキなどのテレビコマーシャルも手がけ、数々の賞を受賞。

チャーリー・カウフマン脚本家:2000公開のスパイク・ジョーンズ監督作品『マルコヴィッチの穴』で長編映画の脚本を務める。この作品で英国アカデミー賞脚本賞などを受賞、アカデミー脚本賞にもノミネートされ、一躍知られるようになった。2008年には『脳内ニューヨーク』で映画監督デビューを果たした。

ジム・キャリー(ジョエル):その柔軟性のある体と顔をフルに使っての演技が受け、初めて主演した「エース・ベンチュラ」が大ヒット。同年の『マスク』もヒットし、コメディ俳優としてトップに立った。下品で単調な顔芸喜劇役者と言われ、彼を嫌う人間も少なくなかったが、近年はコメディ以外にも出演し、演技の幅を広げている。

ケイト・ウィンスレット(クレメンタイン):世界的大ヒット作「タイタニック」(97)のヒロイン・ローズ役で人気を集め、アカデミー主演女優賞などの候補に挙がる。その後も良質なドラマ作品に多数出演し、「アイリス」(01)でアカデミー助演女優賞、「エターナル・サンシャイン」(04)と「リトル・チルドレン」(06)で同主演女優賞にノミネート。「愛を読むひと」(08)でアカデミー賞6度目のノミネートにして初めて主演女優賞を受賞し、実力派女優としての評価を一層高めた。その他の出演作に「ホリデイ」(06)や「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」(08)などがあり、人気ヤングアダルト小説を映画化した近未来アクション「ダイバージェント」(14)と続編「ダイバージェントNEO」(15)では悪役を演じた。アップル社の創設者スティーブ・ジョブズの伝記映画「スティーブ・ジョブズ」(15)でアカデミー助演女優賞にノミネートされた

キルスティン・ダンスト(メアリー):94年「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」でトム・クルーズと共演し、注目を浴びる。その後、TVシリーズ「ER 緊急救命室」(96~97)や、ソフィア・コッポラ監督「ヴァージン・スーサイズ」(99)といった劇場映画に出演。サム・ライミ監督の「スパイダーマン」シリーズ(02~07)で、ヒロインのメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)役を演じ、人気を博す。再びコッポラ監督と組んだ「マリー・アントワネット」(06)で主演を務めた。ラース・フォン・トリアー監督作「メランコリア」でカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞する。

まとめ

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真冬の誰もいない海岸での初めての出会い、無人のレストランに忍び込んでの一夜、凍った川の氷の上に寝そべって冬の星座を眺めるとか映画ならではの展開に思わずため息を漏らしそうになった。また、ニューヨークから少し電車でいけば「モントーク」という美しい風景の広がるところに行ける事は知らなかった。

二女優の魅力を十分に生かした本作品の評価は95点。

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