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丹沢ヤビツ峠から塔ノ岳登山と秦野天然温泉「さざんか」魅力をご紹介!

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丹沢 ヤビツ峠〜塔ノ岳(1491㍍)〜大倉(表尾根ルート)

花の名前?
頂上付近は風が清々しい…
今日は生憎富士山は雲が掛かって見えず!
山椒バラ??紅白が混じった花
天気が良ければ前面にくっきりと富士山が…

丹沢は都心からのアクセスが何しろ抜群です。新宿から最寄り駅小田急線秦野までは急行で1時間17分でした。但し、秦野駅から登山口のあるヤビツ峠までのバス便は平日は本数が少ない午前中は8:25の一本しかありませんでした(要注意)。しかも満員で48分間山中の上り坂の道を立席に揺られることになりました。梅雨の晴れ間を狙っての絶好の登山日和、登山客は考えることは皆同じでした。下山口の大倉のバス便は1時間に2本程度あり、問題はありません。

(参考コースタイム) 表尾根を登り、大倉尾根を下る周遊ルート このコースは見晴らしは抜群です。2,3か所鎖場がありますが、3点確保でゆっくり登れば(下れば)ほとんど危険はありません。休日登山客が多いと渋滞を起こす事がありますが、焦らずに通過すれば問題ありません。

ヤビツ峠9:05発-寺山富士見橋9:30ー三ノ塔10:25-新大日11:45-木ノ又小屋11:55-塔ノ岳12:20着/12:50発ー堀山の家13:45-大倉バス停15:00 (全行程6時間)

かなりのハイペースで登ったので疲れました。混んでいると鎖場で渋滞することも有り時間を要しますが、今日は渋滞無し。梅雨の晴れ間で紫外線の強さを感じましたが、木陰では谷間から吹き上がる涼風が寒い位でしたが、炎天下の尾根歩きでは汗びっしょりとなりました。非常に良く歩かれているコースであり、年々登山道が木道、階段などの整備が進み非常に歩き易くなっている印象を受けました。道路標識もきっちりと要所に表示されているので、道に迷う心配は全くありません。

表尾根コースは絶景が続くので、疲れも忘れさせてくれます。本来であれば、それぞれの休憩場所(展望台)で十分休憩を取り景色を堪能すれば、良かったのかもしれませんが、展望が良過ぎて目的の山頂までがはっきりくっきり見えているので、長い残りの歩程を消化するため、先へ先へと歩を進めざるを得ません。

雲は出始めたものの、全般的には雨の心配は全くなく極めて快適な山行を行う事が出来ました。これも日頃の心掛けの良さの賜物か!?

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塔ノ岳登山見どころ

小粒な花のタマアジサイ

多様な高山植物と深い新緑

前回奥多摩に出掛けた時は奥多摩三頭山の花の多さに驚きましたが、この時期に丹沢ははっきり言って奥多摩以上に高山植物が多く、華やかでした。勉強不足ですべての花の名前を認識していませんが、タマアジサイ、サンショウバラ等々帰ってからネットで検索できましたが、今回登った表尾根ルートは鍋割山コース、大倉尾根コースより花の種類が多いような気がします。どちらもあまり酷暑の夏にはのぼっていなかったので、本人自身だけが気が付いていなかったのかもしれません。

なお、これからの時期心配されるのがヤマビルです。私は対策も全くせず、Tシャツ、短パンでのぼりましたが、今回被害を全く受けませんでした。本来であれば、酢や塩水持参し、塗りたくってヤマビルを寄せ付けない様にしなければなりません。

ヤマビルの代わりに、登山道で良く見掛けたのはトカゲです。10㎝ほど体長で素早い動きで直ぐ隠れてしまうのでカメラのシャッターチャンスは全くありません。

明確なルート

人気のある丹沢なので全域のコース管理は徹底的になされており、しかも年々年を追う毎に歩き易くなっているという印象を受けました。但し、階段状の段差を設けられると下山時に却って膝への衝撃が大きくなる点が多少心配されますが、これは何度も上り、足を慣らさなければなりません。

急登か所も連続しますが、これは訓練あるいは日頃の運動不足解消、脂肪燃焼と割り切りひたすら上を目指すしかありません。休まず、小幅でいいので、ペースを守って登るのがコツだと思います。但し、炎天下の登山は熱中症が心配されますので、水分補給特に冷凍した冷たい飲料の持参は必携だと思います。喉が渇いたと感じてから、水分を補給していては遅いので、喉が渇く前から少しづつ補給していくのが良いと思います。冷凍したペットボトルを何本か融けない様に持っていければ、冷たい水を飲めば生き返ると思います。

もう一つのおすすめはグレープフルーツやオレンジを丸ごと何個か持っていき、頂上で切って食べています。これは、のどの渇きとビタミンC補給に効果があると思います。しかしながら、あまりに暑い真夏日の登山は丹沢は避けた方がいいと思います。標高が低いので暑いです。やはり、7月、8月は2500㍍以上の稜線歩きが良いかもしれません。

山小屋・休憩所の豊富さ

平日だったので、休業している小屋もありましたが、1500㍍近い山のピークにはほとんど山小屋が設置されている安心感は泊まらないにしても、悪天候時の避難場所確保、万一の体調不良時に駆け込み場所としての安心感は非常に大きいです。

下山後の一風呂(詳細下記)

今回は下山後、小田急線渋沢駅から2駅目の東海大学前駅から徒歩7分の「さざんか」を初めて利用しましたが、同じく小田急線3つ目鶴巻温泉には「弘法の里湯」「鶴巻温泉元湯 陣屋」があります。「さざんか」は今回が初めての利用でしたが、結構気に入りました。

山歩き下山後のひと風呂! 秦野天然温泉「さざんか」

小粋な暖簾…
源泉掛け流し!開放感溢れる丘の上の天然温泉露天風呂!後ろは丹沢を遠望(写真撮影不可の為HPより転載)

小田急線東海大学前駅から徒歩7分、しかも丘の上に立っているので急坂を上る必要があります。登山帰りには少し辛いかもしれませんが、きっと上った甲斐はあったと誰もが感じる筈です。

平日700円、土・休日850円

Ph9.1のアルカリ性塩化物温泉、地下1000㍍から自噴しているとのことです。名水の里「秦野」ならではの源泉で、湯上り後サラリとした感じがいつまでも残りました。

第一印象はまだ新しい施設で清潔感、開放感溢れる温泉でした。エントランスが広くて非常に気持ちいいです。食事処はコロナウイルスの影響で残念ながらまだ営業自粛中でした。大型サウナも完備されており、水風呂が17度と低めの温度設定で広く、気持ち良く使えました。

最後に

従来、丹沢下山後小田急線を途中下車をするのが、面倒臭いこともあり、駅のトイレなどで着替えてそのまま、帰宅してしまう事も多かったのですが、結構良い温泉もある事も分かり、温泉に入らずには帰る事が出来なくなってしまいました。なお、登山ガイドブックには『道志村の加入道山の麓にある道志の湯』『西武田信玄の隠し湯 丹沢中川温泉』等が紹介されていましたので、次回以降機会を見つけて探訪してみたいと思います。新しい発見があればご報告いたします。

 

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