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おすすめ映画感想|『沈黙 サイレンス』(2017/マーティン・スコセッシ監督)遠藤周作原作の小説を映画化!

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『沈黙 サイレンス』のあらすじと概要

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遠藤周作の小説「沈黙」を、「アイリッシュマン」「タクシードライバー」の巨匠マーティン・スコセッシが映画化したヒューマン歴史ドラマ。

キリシタンの徹底的な弾圧が行われていた江戸初期の日本に渡ってきたポルトガル人イエズス会の宣教師の目を通し、人間にとって大切なものか、人間の弱さとは何かを描き出した感動巨編。

17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされるフェレイラ神父の真相を確かめるため、本国より日本を目指す若き宣教師のロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライバー)。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジロー(窪塚洋介)という日本人を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながらも自らの信仰心と向き合っていくことになる。

スコセッシが1988年に原作を読んで以来、28年をかけて映画化にこぎつけた念願の企画だという。キチジロー役の窪塚洋介をはじめ、通訳の浅野忠信、井上筑後守のイッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシといった多彩な日本人キャストが出演している。

『沈黙 サイレンス』のスタッフとキャストについて

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アンドリュー・ガーフィールド(ロドリゴ神父):ロバート・レッドフォード監督作「大いなる陰謀」(07)で長編映画に初出演、デビッド・フィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」(10)でゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされる。メル・ギブソン監督の戦争ドラマ「ハクソー・リッジ(原題)」(16)でアカデミー主演男優賞ノミネートされている。

本作品でも非常に難しい役どころで、精神的にも肉体的にも非常に厳しい状況に追いやられる演技によく耐えたもの。

アダム・ドライバー(ガルぺ):11年の「J・エドガー」で長編映画に初出演後、12年に始まった人気TVシリーズ「Girls ガールズ」でレナ・ダナム演じる主人公の相手役を演じ米国内で徐々に知られるようになる。「ローガン・ラッキー」(17)、「ザ・レポート」(19)などの話題作で存在感を発揮している。

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イッセイ尾形:映画「ヤンヤン夏の思い出」(00)で海外映画に初出演を果たし、アレクサンドル・ソクーロフ監督作の「太陽」(05)では昭和天皇を演じた。

浅野忠信:海外作品にも早くから出演し、「地球で最後のふたり」(03/ペンエーグ・ラッタナルアーン監督)でベネチア国際映画祭コントロコレンテ部門の主演男優賞を受賞。主演を務めた「モンゴル」(07/セルゲイ・ボドロフ監督)は米アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。「マイティ・ソー」(11)で満を持してハリウッドに進出。

窪塚洋介:金城一紀の直木賞受賞作を映画化した「GO」(01)で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞。その後、「Laundry」(01)、「ピンポン」「凶気の桜」(ともに02)などに主演し、強烈な個性を発揮している。

『沈黙 サイレンス』のネタバレ感想

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キリスト教弾圧の様子が描写されたシーン、地獄絵図の様相にびっくり仰天しました。火あぶり、水攻め、あの手この手の残虐な責めが何度も繰り返され呆気にとられました。これは多分事実だろうと思われますが、これらを目の当たりにして、信仰をそれでも捨てない人間がはたしているだろうか、と思いました。

イッセイ尾形が演じる奉行は人間性としては優しさを感じる事が出来、親近感は湧きますが、キリスト教徒に対する徹底的な弾圧を命じるところは、良心に何ら反する所はないのだろうか? 世界遺産に指定された長崎五島の潜伏キリシタンの歴史施設にも俄然興味が湧いて来てきました。一体どんな暮らしをして、キリスト教を信仰つづけたのでしょうか?生命の危険も顧みず禁制のキリスト教を信仰し続けようとすることとは何か?命に替えても守りたい「何か」が存在するのだろうと思いますが、わたしには良く分かりません。

この潜伏キリスタンのストーリー『沈黙』を読み、マーティン・スコセッシ監督が深く感動し、即座に映画を撮りたいという衝動に走らせるものがあったことは、本作品を見れば理解出来ます。キリスト教信者の見方と、そうでない人々(異教徒)の本作品の感じ方は当然異なると思います。

日本人のわたしが見て当時の日本の野蛮さにたいへん呆れ果てますが、欧米人が見たら尚更日本は野蛮な国という認識を持ちはしないか少し心配なところです。

衝撃的な内容が多い中でも、ロドリゴ神父はキチジローに銀300枚で売られてしまうところです。しかも、捕らえられたロドリコ神父は最後にキチジローを許しているようにも見えました。キリスト教徒であったキチジローに裏切られるとは何とも残念でした。

 

最後に

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題名『沈黙』の意味は「なぜ神は我々にこんなにも苦しい試練を与えながら、沈黙したままなのか―?」という事ですが、本作品中には『神』の言葉と思しきナレーションの言葉が入ります。

一番の衝撃的なシーンは宣教師が踏み絵を踏むところです。精神的苦痛に耐えかねたのか、生きる為には仕方が無かったのか、いといろ考えさせるところではあります。

 

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