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映画『ヴェノム』(感想)ヴェノムは人間に寄生し、そのグロテスクな姿で容赦なく人を襲い、そして喰らう…とてつもなく恐ろしい地球外生物出現!

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映画『ヴェノム』のあらすじ・概要

スパイダーマンの最大の宿敵として知られるマーベルコミックの人気キャラクター「ヴェノム」を、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ダンケルク」のトム・ハーディ主演のスーパーヒーロー映画。

サム・ライミ監督作「スパイダーマン3」にも敵として登場したヴェノムを、「ゾンビランド」「L.A. ギャング ストーリー」のルーベン・フライシャー監督のメガホンで、新たなダークヒーローとして描きます。

舞台はカリフォルニア州サンフランシスコ。「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかにホームレスの人々を利用し人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけた熱血漢のジャーナリスト、エディ・ブロック(トム・ハーディ)。正義感に突き動かされ取材を進めるエディでしたが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体でタール状の「シンビオート」に彼自身が寄生されてしまうことになります。エディはシンビオートが語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめます。

ヴェノムはそのグロテスクな姿で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そして膵臓…体のどの部位も喰い尽くすという恐ろしい存在です。エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感や恐怖心を覚える一方、少しずつそのヴェノムの持つ膨大なパワーに魅了されていきます…。

2018年製作/112分/アメリカ
原題:Venom

映画『ヴェノム』のスタッフとキャストについて

ルーベン・フライシャー監督:米ワシントンDC出身。TVCMやミュージックビデオの監督を経て、2009年長編初監督作、「ゾンビランド」が人気を博し、一躍注目の若手監督になる。

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トム・ハーディ(エディ・ブロック/ヴェノム):英国で最も有名な犯罪者と言われるマイケル・ピーターソンの生き様を描いた「ブロンソン」(08)で英国インディペンデント・フィルム・アワードの主演男優賞を受賞するなど高く評価されています。

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ミシェル・ウィリアムズ(アン・ウェイン):エディの元婚約者。弁護士としてライフ財団が裏で行っている人体実験について調べていましたが、その情報を自身のパソコンから盗み見たエディのとばっちりを受けて事務所を解雇される。その件に激怒して婚約を解消してしまう。

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リズ・アーメッド(カールトン・ドレイク/ライオット):英ロンドン出身のパキスタン系イギリス人。ジェイク・ギレンホール主演「ナイトクローラー」(14)で主人公のパパラッチの相棒役で注目を浴び、続いて人気アクションシリーズ第4弾「ジェイソン・ボーン」(16)にも出演/本編では、医療福祉から宇宙開発まで多くの科学分野で活躍する「ライフ財団」の創始者にしてCEO、慈善家として知られる人物だが、裏ではホームレスなどの社会的弱者を利用して人体実験を行っているマッドサイエンティスト。環境破壊や資源の枯渇が深刻化している地球に見切りをつけ、人類の宇宙進出を計画している。

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映画『ヴェノム』のネタバレ感想

【ネタバレ有り】ヴェノムは人間の体を自由に出入り出来る恐ろしい寄生生命体でした。やっつける手段はなさそうで、地球上に数が増えてしまうと人類の生存の危機は時間の問題です…とてつもない食欲で生きているものは何でも口に入れてしまいそう。

寄生した人間と意思の疎通が出来るところが「妙味」で、ヴェノムは寄生する人間の個性を見抜いた上で「共生」するという、恐ろしい形相にもかかわらず、生き抜く為のしたたかさも持っていました。

今回はミシェル・ウイリアムズ出演映画という事で視聴してみました。ポスターや予告編を見る限りとてつもなく恐ろしい映画なので、ミシェルが出演していなければ視聴するチャンスはなかったに違いありません。なお、彼女はエディ・ブロックの元婚約者アンとして登場してきますが、彼女のPCを盗み見て、ライフ財団の裏の顔を知り、徹底した取材を行うことになった。それが原因となり彼女は失職する事になります。恐ろしい事にアン自身もヴェノムに寄生されることになり、人間の頭をがぶりと喰らいつくシーンもあり、びっくり仰天しました…

とにかく滅茶苦茶恐ろしい外見でいつも飢えているヴェノムではありますが、更に輪を掛けた恐ろしい考え方を持つ敵役、ライフ財団の総帥カールトンの存在が兎に角一番憎たらしく強調されています。

主人公エディは熱血漢だけれども、それ程強くはない”普通の人間”として描かれています。ヴェノムに寄生され、共生関係を持つ事で物凄いパワーを発揮するスーパーヒーローに「大変身」するところが堪らない魅力になっています。

 

 

 

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