>

かつては極悪非道の無法者として悪名を轟かせた老ガンマンが賞金稼ぎとして再び蘇る 映画『許されざる者』クリント・イーストウッド監督・主演

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
スポンサーリンク
見逃し配信バナー

『許されざる者』のあらすじと概要

Mike GoadによるPixabayからの画像

クリント・イーストウッドが、師匠であるセルジオ・レオーネ監督とドン・シーゲル監督に捧げた異色西部劇。

1870年代の米ワイオミング。かつては極悪非道の無法者として悪名を轟かせたウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)だったが妻の影響ですっかり改心していました。天然痘を患った若い妻に先立たれ、今は2人の幼い子どもとともに貧しい農夫として静かに暮らしていました。そこに若いガンマン、キッド(ジェームズ・ウールベット)が立ち寄り、賞金稼ぎの話を持ちかけます。結婚以来10年以上封じていたライフルを持ち出し、子供達との生活の糧に再び賞金稼ぎに出掛けていきます。

共演にジーン・ハックマン(ビッグ・ウイスキーという町の保安官)、モーガン・フリーマン(マニーの相棒)、リチャード・ハリス(賞金稼ぎ)。92年度のアカデミー賞では作品、監督を含む4部門を受賞した名作。

なお、『シマロン』、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』に続き、アカデミー作品賞を受賞した3作品目の西部劇となっています。

映画化の権利は元々はフランシス・フォード・コッポラが持っていて土台となる脚本もコッポラとデヴィッド・ピープルズが書いたもの。イーストウッド監督は10年以上映画製作にには着手せず、自分の年齢が主人公の年齢に近づくのを待っていたそうです。なんとも気の長い話です。また、映画の製作期間はわずか39日とかなり短い。

映画観るなら<U-NEXT>

『許されざる者』のスタッフとキャストについて

WikiImagesによるPixabayからの画像

クリント・イーストウッド監督主演:伝説的なアウトロー役、マニーはかつて列車強盗や保安官殺しで名を馳せたかなりの悪党だったが、11年前に妻と出逢い改心し、農夫となっていた。二人の子供にも恵まれたが、3年前に妻には先立たれ、農業もうまくいかず、一家はひどい貧窮に喘いでいた。そこに賞金稼ぎの話が舞い込んだ為、子供を残し、意を決して出発することになります。

ジーン・ハックマン(保安官リトル・ビル・ダゲット役):「俺たちに明日はない」(67)のバック・バロウ役でアカデミー助演男優賞に初ノミネートされた。「父の肖像」(70)を経て、「フレンチ・コネクション」(71)でアカデミー主演男優賞を受賞。遅咲きのスターとして異彩を放っている。イーストウッドと動燃1930年生まれの90歳。本作品ではアカデミー賞助演男優賞を受賞

本作品では、数々の街で保安官を務めた腕利きの保安官役、無法者を絶対に容赦しない役。「治安のため」という名目で暴力を行使する。賞金稼ぎが街に現れれば、見せしめにいきなり銃を取り上げ、立ち上がれなくなるまで殴りつけ足蹴にするすさまじさを発揮します。が、これは現在アメリカで、複数の白人警官が黒人に向ける過剰な暴行シーンに似通っているものを感じる人も多いのではないか…

モーガン・フリーマン(相棒ネッド・ローガン役):90年代には本作品「許されざる者」(92)、「ショーシャンクの空に」(94)、「セブン」(95)などの名作・話題作に出演し、米映画界にとって欠かせない存在となった。2005年、再びイーストウッド監督と組んだ「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー助演男優賞を受賞。同監督の「インビクタス 負けざる者たち」(09)ではネルソン・マンデラ大統領役で同主演男優賞に3度目のノミネートを果たしています。

感想|映画「セブン」(1995/デビット・フィンチャー監督)ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン共演のサスペンスの傑作

映画感想|『ショーシャンクの空に』(1994/フランク・ダラボン 初長編映画作品)

映画観るなら<U-NEXT>

 

『許されざる者』のネタバレ感想

SteppinstarsによるPixabayからの画像

始めは保安官に捕まり、ぼこぼこに殴られ3日間も生死の境を彷徨う程叩きの目されてしまいますが、自分の相棒であるネッド・ローガンが殺され、晒し者にされていると聞き、突如、本来のアウトローの血が騒ぎだす変身振りはやはり従来の「西部劇」のストーリー作りに相通じる展開を感じました。(主人公は徹底的に痛めつけられ、そこから何とか脱出に成功して、復讐をやり遂げる…)

ジーン・ハックマンが演じる保安官が何故これ程までに、町の治安を守る為とは言え、賞金稼ぎ達を毛嫌いし、死に至るまで徹底的に痛めつけるのか理解出来ないところでした。九死に一生を得たウィリアム・マニーは、賞金稼ぎの目的である二人の牧童の殺害を、いとも簡単にやってのけます。しかしながらのその代償は大変大きく、彼の相棒の命と引き換えに手に入れた賞金でした。

映画の題名である『許されざる者』は一体誰なのか? 娼婦の顔をナイフで切り刻んだ牧童だけではないようです。保安官も一見人は好さそうで、自ら日曜大工で自宅の普請をするような善人然としてますが、権力の笠を着てやりたい放題やっているところは大問題です。勿論、既に改心はしているものの、過去の悪行からウィリアムも、本作品の絶対的なヒーローではありますが、決して過去からは逃れる事が出来ないので、やはり『許されざる者』なのかも知れません。

初めは、よれよれで、馬にもろくに跨る事も出来なかったガンマンが突如復讐心に燃え、一瞬にして5人を打ち殺す腕の冴え見せる変身ぶりに、さすがにびっくり仰天のシーンでした。また、去り際には、娼婦達に、憧憬の眼差しで背中の後ろ姿を見つめられていたシーンが何とも印象的です。

映画観るなら<U-NEXT>

コメント

タイトルとURLをコピーしました