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映画『華麗なるギャッツビー(2013)』(感想)20年代活況を呈していたアメリカ・ニューヨークを舞台の哀愁漂うラブ・ロマンス!

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映画『華麗なるギャッツビー』のあらすじと概要

patteybleeckerによるPixabayからの画像

1974年にロバート・レッドフォード主演で映画化もされた、米作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を、「ロミオ+ジュリエット」のバズ・ラーマン監督&レオナルド・ディカプリオ主演コンビで再映画化した作品、ラ―マン監督の華やかな世界が素晴らしいテンポで繰り広げられるラブ・ロマンス。

舞台は空前の活況に沸く1920年代の米ニューヨーク、ロングアイランド。宮殿のような豪邸に暮らし、素性も仕事も謎めいた大富豪のジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)は、毎夜のように豪華絢爛、バカ騒ぎの大パーティを開いていました。

そんなある日、ギャツビーは、隣人の証券会社で働く青年ニック(トビー・マグワイア)に好意を示し、自らの生い立ちを語り始めます。しかし、あまりにできすぎた物語に、どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問が大きく膨らんでいきます。ニックはギャツビーが何か隠し事をしている事を直感します。次第にギャッビーの本当の目的が明らかになっていきます…当時のアメリカの大富豪の華やかすぎる生活や豪華な衣装等も必見!

ニック役のトビー・マグワイア、デイジー役のキャリー・マリガンらが共演。第86回アカデミー賞で衣装デザイン賞と美術賞を受賞した。

2013年製作/142分/アメリカ
原題:The Great Gatsby

映画『華麗なるギャッツビー』のスタッフとキャストについて

David MarkによるPixabayからの画像

バズ・ラーマン監督:1992年に『ダンシング・ヒーロー』で監督デビューする。

これまでの作品では、古典的なストーリーを鮮やかな映像とゴージャスなセットで蘇らせ、またスピード感のある映像が特徴。2001年公開の『ムーラン・ルージュ』は第59回ゴールデングローブ賞監督賞にノミネートされ、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞、アカデミー作品賞にもノミネートされた。

豪華絢爛のパーティーシーンの映像を獲らせたらピカ一ではないでしょうか?実際このパーティーに参加するのは目が眩みそうで遠慮したいと思いますが、、、

パティ―シーンの思い出に残る映画投稿記事はこちら:

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他映画作品投稿記事:

映画感想|『ムーラン・ルージュ』(2001/バズ・ラーマン監督)魅惑のニコール・キッドマンの歌と踊り

レオナルド・ディカプリオ(ギャッツビー):父親はイタリア人、母親はドイツ人。10代前半から子役としてCMを中心に活躍し、1991年に「クリッター3」(日本劇場未公開)でスクリーンデビュー。ロバート・デ・ニーロと共演した「ボーイズ・ライフ」(93)で注目を集め、93年の「ギルバート・グレイプ」で19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネートされる。

感想|『ギルバート・グレイプ』(1993/ ラッセ・ハルストレム監督)ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの顔合わせ

感想|『ブラッド・ダイヤモンド』(2006/ エドワード・ズウィック監督)西アフリカシエラレオネを舞台とするレオナルド・ディカプリオ主演アクションサスペンス映画

感想|『アビエイター』(2005/マーティン・スコセッシ監督)レオナルド・ディカプリオ主演映画、実在の富豪ハワード・ヒューズの半生を映画化

キャリー・マリガン(デイジー):映画出演4作目にして主演を務めた「17歳の肖像」(09)でBAFTA主演女優賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされ、一躍注目を集めた。

『キャリー・マリガン』出演映画おすすめ10作品(最近観た映画、観直してみた映画限定/順不同)

トビー・マグワイア(ニック・キャラウェイ):両親がともに若かったため、トビーが2歳の時に離婚。おかげでトビーは親戚中をたらい回しにされ、アメリカ西海岸の中で引っ越しの多い生活を送ったという。

88年頃よりショービジネスの世界に足を踏み入れ、TVなどで活躍。映画デビューは93年のロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオ共演の「ボーイズ・ライフ」

本作では、ウォール街の証券会社に職を得ている。ギャッツビー邸の隣に引っ越して来た設定になっています。

映画『華麗なるギャッツビー』のネタバレ感想

WikiImagesによるPixabayからの画像

ディカプリオの魅力満載の映画です。毎晩開催されるというパーティーの豪華絢爛さには圧倒されます。優れた回想者ニックの記憶を辿るというストーリー構成ですが、展開のスピード感、描写される素晴らしい豪華絢爛なパーティーなどが本作品映画の独特な雰囲気を醸し出しています。

謎に包まれたギャッツビーの謎の経歴がエピソードを絡め、次第に明らかにされていくところが、本作品の醍醐味だと思います。

トム・ブキャナンとデイジー夫婦とギャッツビーとの三角関係にはヤキモキさせられます。トムは意地を張り、デイジーを決して手放そうとはしません。ふたりの男性の間で激しく揺れ動くデイジーの心には切なさを感じますが、どうする事も出来ません。

今や大富豪となり、何一つ自分の自由にならない物はないギャッツビーですが、デイジーを昔の様に自分の手元にすることは決してできません。

結末は、悲劇的な交通事故を起こし、トムの”謀略”によってギャッツビーは非業の死という呆気ない幕引きとなってしまいます。前半の余りの華々し過ぎる世界を垣間見た後の結末のギャップの大きさに憐みを感じざるを得ません。

作品中、華麗なデイジー役のキャリー・マリガンの切ない表情がいつまでも印象に残る映画でした。

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