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映画『アリー スター誕生』(2018/ブラッドリー・クーパー監督)感想‣クーパー監督&レディー・ガガ主演で描くスター誕生物語

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『アリー スター誕生』のあらすじと概要

SeppHによるPixabayからの画像

歌の才能を見いだされた主人公がスターダムを駆け上がっていく姿を描き、1937年の「スタア誕生」を皮切りに、これまでも3度映画化されてきた物語を、新たにブラッドリー・クーパー監督&レディー・ガガ主演で描く4度目のリメイク作品。

音楽業界でスターになることを夢見ながらも、自分に自信がなく、周囲からは容姿も否定されるアリー(レディ・ガガ)は、昼はウエイトレスとして働き、夜は小さなバーで細々と歌いながら日々を過ごしていた。そんな彼女はある日、世界的カントリーロックスターのジャクソン・メイン(ブラッドリー・クーパー)に見いだされ、等身大の自分のままでショービジネスの世界に飛び込んでいく。その後かなり順風満帆、一切の挫折も無くスターの座に辿りつくところは少し出来過ぎの様な気がしますが、、、

一方アリーの才能を見抜き、花開かせる切っ掛けを作ったジャクソンは逆に、ピークを過ぎて、アルコール中毒も悪化し、徐々に歌う力を失っていきます。

世界的歌姫のガガが映画初主演でアリー役を熱演。もともとはクリント・イーストウッドが映画化する予定で進められていた企画だったという。「アメリカン・スナイパー」でイーストウッドとタッグを組んだクーパーが初監督作としてメガホンをとり、ジャクソン役でガガとともに主演も果たしている。ブラッドリー・クーパー演じるジャックが、アメリカで大人気の国民的ロックバンド=パール・ジャムのボーカル、エディ・ヴェダーに似ていることからも、米国ではだヒット作品となった。

第91回アカデミー賞で作品賞を含む8部門でノミネートされ、主題歌賞を受賞した。

『アリー スター誕生』のスタッフとキャストについて

SchweiniによるPixabayからの画像

ブラッド―・クーパー監督・主演:レディー・ガガと主演した本作「アリー スター誕生」(18)で映画監督デビューを果たし、アカデミー作品賞をはじめ、主演男優賞と脚色賞にノミネートされた。

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レディ・ガガ(アリ―):1986年ニューヨーク出身。幼い頃からピアノに長け、10代中頃からニューヨークのナイトクラブでその才能を発揮する。ニューヨーク大学芸術学部で学び、20歳の頃にレコード会社と契約し、ソングライターとしてキャリアをスタート。のちにシンガーソングライターへと転向し、2008年、デビューアルバム「ザ・フェイム」をリリースすると、奇抜なコスチュームと圧倒的なパフォーマンスで話題沸騰、瞬く間に世界的な歌姫の座に上りつめる。劇中でも披露している主題歌「Shallow」でアカデミー主題歌賞を受賞した。出典 映画.COM

『アリー スター誕生』のネタバレ感想

tookapicによるPixabayからの画像

【ネタバレ有り、注意】

レディー・ガガファンの圧倒的な支持があり、本作品は予想通り世界中での大ヒット映画となっています。自宅での初鑑賞となりましたが、本作品はやはり劇場の大画面、大音響の元で愉しむべき映画だったかなという気がしました。

場末のゲイバーで歌っている歌唱力からして、既に大物感を出し過ぎ、完全にスターが自分の持ち歌を披露している雰囲気だったのが圧巻でした。とてもデビュー前の歌手の卵という設定には似つかわしくはないのですが、レディーガガのすることは理屈なんていらないのかもしれません。

ガガの歌のビデオはゴージャスな演出で圧倒される高級感に満ち溢れているものばかり見てきました。本作品は嘗ての映像とは真逆ですっぴんに近く、珍しい映像ばかりで、本当に驚きました。

本作品はアリーとジャクソンとの出会いを切っ掛けに上昇気流に乗り、スターダムへと一挙に突き抜ける華々しい成功物語とジャクソン自身は崩壊していくというストーリーが同時展開して行きます。ジャクソンを救い出す道は残されていなかったのかと思いました。過去の自分自身の育った環境、ロック歌手として大成功してる裏では、やはり他人には癒す事が出来ない大きな問題を抱えていました。最後に自暴自棄に陥り、最悪の結果を招き映画は終わります。これは何とも後味の悪い、空しい結末でした。

ところが、ジャクソンのモデルとなった、国民的ロックバンド=パール・ジャムのボーカル、エディ・ヴェダーは実際は自殺すること無く、子供も産まれ幸福な家庭に恵まれていたという話がせめてもの救いとなっています・・・

求婚の指輪ををギターのコードを切って作るアイデアは凄いと思いました。ミュージシャンなら思いつくことなのでしょう… 映画を真似て一般の人がやったらかなり顰蹙もの…

 

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