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夏のお花畑 日本百名山・伊吹山 トレッキングの思い出

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旅の随筆
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PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

2010年前後の2年間名古屋に単身赴任していました。当時住んでいた矢場町のマンションは名古屋名物みそかつの『矢場とん』本店の近くでした。赴任前は正直言って、名古屋は東京から大阪の間にある通過駅程度の印象しかありませんでした。しかし、住んでみてびっくり仰天、とてつもなく住み易く素晴らしい街であることを実感しました。

第一に「食」が素晴らしい。強烈な個性を誇る料理が満載です。『味噌煮込みうどん』『ひつまぶし』『きしめん』『手羽先 世界の山ちゃん』『名古屋コーチン、焼き鳥』おすすめのお店は別のブログにもまとめて書いているので是非参照して下さい。また地元飯以外にフレンチのビストロ店などもたいへん多く、安くて、ボリューム満点、雰囲気抜群のお店揃いでした。土日のランチに自転車で良く通ったのが懐かしい思い出です。

名古屋 絶対おすすめのお店 10選

在勤中は知らなかったのですが、東京に帰任した後、名古屋出張の際、偶然ネットで探して利用した「名古屋クラウンホテル」(名古屋ヒルトンホテルの裏手)の朝食バイキングに豊富な地元料理「名古屋めし」が用意されており、朝からありとあらゆる代表的な名古屋の地元の味を堪能することが出来るので大変便利でした。しかも、天然温泉の大浴場が付帯されています。都心にある為、部屋は若干狭く感じましたが、出張時の定宿として暫く利用していました。

第二が開放的な地元の人々。こんな事がありました。居酒屋で、テーブルで相席となり、こちらは男1名女性2名で後から来る同僚を待っていました。端の男性2名が注文した美味しそうな料理が運ばれてきたので、「ちらっと」見詰めた直後、その相席の男性は「よろしかったら、一緒にどうですか!」初めはお断りしましたが、「いつも食べているので、どうぞ!」結局遠慮なく頂いたのですが、その後、意気投合してしまい、お互いの料理の皿も、お酒も一緒にして、飲み始めていました…後から加わった同僚がどうなっているのか初めは事情が分からず、驚いていました。しかし、こんなことは、名古屋では常識らしいです・・・

第三どこに行くにも大変便利。京都には新幹線で一時間以内、先輩には有名な寺院の秘仏の御開帳がある度に京都通いをされる趣味を持っている方がいました(どんな”秘仏”だったのか詳しい内容は教えてくれませんでした)海釣りは知多半島も近く、日本海の名漁場・若狭湾までは名古屋からわずか100㌔強、高速道路を利用すれば、名古屋を出発して約2時間で釣り糸を垂れる事が出来ます(海釣りは別途ブログを書く予定)、冬のスキーも噴火前の御岳山(標高3067㍍)の山麓にあるスキー場『チャオ御岳』に通いましいた。御岳の雪質は北海道ニセコにも負けない素晴らしい「パウダースノー」でした。名門ゴルフ場も多く、しかも近い。(その割に全く上達しませんでした)

岐阜県・長野県も近い事から、北アルプスの玄関口新穂高、乗鞍高原。木曽などへも良く出掛けました。しかし、もっとも集中し、頻繁に訪ねたのが(10回位)伊吹山でした。

伊吹山の最寄り駅は名古屋から東海道線を利用して「近江長岡」まで行きます。約一時間のローカル列車の小旅行です。途中有名な「関ケ原」駅を通過します。近江長岡からはさらにバスで伊吹山登山口(三宮神社前)まで10数分と大変便利でした。

伊吹山の魅力は「高山植物」の宝庫であることでした。草花は約1200種類、薬草350種類と驚くほど豊富で、毎週登っても、毎回目新しい草花に出会えることが魅力でした。また、山頂のお花畑は国指定の天然記念物になっています。特別に草花の名前に詳しい訳ではありませんが、これだけ豊富な種類に巡り会える山岳はめったにありません。

夏真っ盛りに飽きもせず良く登りました。木陰はほとんど無く(下の斜面はスキーゲレンデを登ります)、一般的に夏場は夜間登山の対象となる位で、熱中症予防対策が大切だと思います。一回で水3㍑を飲み切りました。

途中登山道で倒れ、ヘリコプターで救助されている登山客の姿を目前で見掛けた事がありますので、十分水分を取り、これからの季節は絶対に無理して登らない事が重要です。気分が悪くなったら、頑張らないで直ぐ下山することです。

山頂に数軒の山小屋、お土産屋が軒を連ねています。その中の一軒、ここのご主人は強烈な個性の持ち主の方で、登られた人は必ず記憶にあると思います。まるで古くからの友達に出会った様にみんなに声を掛けて来ます。思わず大きな笑顔に負けて、ついつい店に入って寛いでしまいます。もの凄い「商売人」でした。近江商人なんでしょうか!?

更に、最寄り駅「近江長岡」の「ゲンジボタル及びその発生地」は国の特別天然記念物の指定を受けています。毎年6月上旬、天の川ほたるまつりが開催されています(残念ながら今年は中止となったそうです) 2010年6月、伊吹山登山の帰り道、一緒に登った先輩(男)が駅の構内に掲載された「ほたる祭り」のポスターを見つけ指差し、「よし、行って見よう」と言われ、駅からほど近い天の川にほたる見学に付き合ったことがあります。

ほたるはじっとりと蒸し暑く風のほとんどない夜(人間にはとても不快な夜)に、よく発生するらしいのです。その晩、待った甲斐があり、見事なほたるの乱舞に出会えました。その時は先輩(男)と2人で、暗くなるまでの持て余した長い時間を川べりで、新幹線の通過する姿を眺め、蚊に喰われ乍ら、ひたすら缶ビールを飲んで過ごした記憶があります(残念ながら近所に居酒屋などはなかったのです)もう少し”ロマンチック”な相手がいればと、お互いに思っていたに違いありません!

山ばかりではなく、山麓周辺にも大変魅力的な場所が点在しています。

なお、忘れてならないのが、伊吹山下山後、登山口横に鎮座する「三宮神社」に登山の無事のお礼の為参拝することです。 そして、境内の脇を流れる清流のとてつもない冷たい流れに、疲れた足を浸す事です。山の疲れも吹っ飛ぶような極楽気分を味わえることでしょう!

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