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栃木の名湯 〜塩原温泉郷②〜厳美の宿『会津屋」から南会津 秘境の芦ノ牧温泉『仙峡閣』(日本秘湯を守る会)へ

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東京から高速道を利用して2,3時間足を伸ばせば、深山幽谷の別世界に身を置く事が出来る事に驚きます。個性溢れる塩原温泉の宿「会津屋」と少し離れた南会津の「仙峡閣」に行ってきました。

半年前の冬の黒い木々と白銀の墨絵の景色から一変して、緑溢れる美しい山の景色を堪能することが出来ました。また、今回は従来車を運転して訪れる機会の少なかった、福島県南部まで足を伸ばしてみました。

やはり、遠出した甲斐もあり、魅力的な宿を発見することができました。2つの宿の魅力の一端を是非ご紹介させて頂ければと思います。

東京からのアクセス (車利用)

(1日目)

東京 → 塩原までは東北自動車道利用で「西那須野塩原IC」で下り、国道400号を利用しました。   176㌔ 2時間強の道程

(2日目)

塩原 → 芦ノ牧温泉 64㌔ 一般道国道400号、会津西街道(121号)利用して1時間程度と近い、途中大内宿、更に足を伸ばして会津若松市内を散策しました

(3日目)

芦ノ牧温泉 → 東京 東北自動車道 白河IC拠り入線して、約250㌔、3時間強の道程

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那須 塩原温泉 厳美の宿『会津屋」

半露天風呂 朝方はウグイスの素晴らしい鳴き声で驚く! 会津屋源泉 65.5度と高温
内風呂入り口にある湧出口・飲泉が可能 空腹時に飲むと効果が高いと言われる
岩肌むき出しの岩窟風呂(内湯)サウナ効果も期待できるとか!
途中の道の駅にて

(源美の宿会津屋)

400年の歴史を持つ、2本の自噴の自家源泉が自慢の宿。美容効果が高い美人の湯として知られています。弱酸性の炭酸水素塩泉で、保湿成分のメタケイ酸は<340mg>含くまれるという。メタケイ酸は最近よく聞く言葉ですが、正直その効果は男性の肌に「美人効果」といわれても何とも応えようがありませが、つるんつるんの肌になった様な気もします。

過去同地区の『大出館』『湯守田中屋』などに宿泊しましたが、泉質は宿毎にかなり異なる多彩な温泉揃い、こちらの宿の泉質は無色透明無臭で、皮膚への感触は何となく柔らかさを感じる事が出来ました。

24時間入浴可能でした。朝方入浴している時にウグイスの鳴き声が直ぐ近くで聞こえ、素晴らしい喉を自慢していました。

また、南会津への移動の際は道路で猿の親子連れの姿を見掛けました。山深さを感じる事が出来るシーンでした。

日帰り入浴プラン利用可能:1,800円+入湯税(昼食込み)、5名以上から

住所:〒329-2921 栃木県那須塩原市塩原733

南会津 芦ノ牧温泉 『仙峡閣』(日本秘湯を守る会)

明治時代に建設された坂倉神社の武徳殿を移築した玄関は威容を誇る
湯船の底からこんこんと湧出する源泉 硫酸塩・塩化物泉
無職透明無臭 源泉掛け流し100% いつも一人で独占とはほんとに贅沢過ぎ!
半月形の小ぶりな露天風呂
会津の自慢の郷土料理を味わえる

(芦ノ牧温泉 仙峡閣)

かつて『幻の温泉郷』と伝えられ、千年以上の歴史のある芦の牧温泉は渓谷の崖上にひっそりと佇んでいました。奥会津・大川渓谷の崖上に位置しています。芦ノ牧温泉では唯一の自家源泉を持つ宿です。

湯船の底からこんこんと湧く温泉の雰囲気は独特のものでした。そっと湧出口に足を近寄せるとかなりの高温(48.3度)なので注意が必要です。夏場のみ、温度を少し下げる為、加水を行っているそうです。

通されたのは3階の角部屋、温泉は1階、食事処は2階と極めてこじんまりした旅館(全11室)で宿は主人ご夫婦ともう一人の3名で運営されている様でした。

第一印象は、古い建物乍らピカピカに磨き抜かれた廊下の清潔感などに、真心のこもった接待の気持ちを感じました。

また、こんこんと湧出する温泉の不思議さを目の当たりに出来る素晴らしい源泉を持つ宿でした。

温泉付近の見どころおすすめ

「長寿の水」の湧き水発見!
長寿の水付近のカーブ内側にある未舗装の駐車場内に咲く花
樹齢950年のケヤキ
けやきの大木
大内宿
往時の幹線道路・会津西街道が中央を走る

.大内宿へ向かう県道131号沿いにあったケヤキの大木樹齢950年、下郷町中山にあります。「八幡太郎義家ゆかりのケヤキ」だそうです。

大内宿は昨年年明けに一度訪問済でしたが、今回改めて立ち寄ってみました。忽然のこの地域一角のみ江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気には本当に何度行っても驚かされます。有名なねぎ蕎麦は今回も空腹では無かった為、食べる機会がありませんでした。

会津若松では鶴ケ城の近くにある「アドリア北出丸カフェ」に偶然入りました。天然木をふんだんに利用した店内のインテリアに思わず仰天しました。取り分け、樹齢1000年と言われる一枚板の天然ケヤキのモニュメントは素晴らしい。特製チーズケーキ、抹茶ケーキは絶品中の絶品でした。

最後に

街道沿いに設けられている「道の駅」を良く利用しました。今回は「会津西街道たじま」に入りました。意外と小さい建物でしたが、地元産の朝採れ野菜などの販売がメインでした。国道121号山王峠の頂上付近に位置する為、周囲を山に囲まれ、大自然の真っただ中という雰囲気でした。山ぶどうソフトクリームはおすすめです。

車を運転しては、思い切って行く機会の無かった福島県ですが、特色ある良い宿が多い事に驚きました。これを機会に今後も新しい宿を開拓していければと思います。

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