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映画感想『ダーク・シャドウ』(2012/ティム・バートン監督)感想‣ジョニー・デップがバンパイア役に!

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『ダーク・シャドウ』のあらすじと概要

William HayesによるPixabayからの画像

1966年から71年まで米ABCテレビで放送され、「血の唇」(70)として映画化もされたゴシック・ソープオペラを、ティム・バートンとジョニー・デップが8度目のタッグで新たに映画化。

アメリカ・メイン州の寒々とした港町が舞台。1752年、街を築いた有力者コリンズ家に生まれ育ったプレイボーイのバーバナス(ジョニー・デップ)は、魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)の手により不死のバンパイアにされ、生き埋めにされてしまう。2世紀を経た1972年、ふとしたきっかけで工事現場から掘り起こされたバーバナスは自身の墓から解放されるが、200年(実際は196年)が過ぎたコリンズ家はすっかり落ちぶれ、末裔たちは誰もが暗く不可解な秘密を抱えて生きていたが、バーナバスは亡父の「唯一の財産は家族だ」という言葉を胸にコリンズ家の復興を目指すことになる。

バーバナス役でデップが主演し、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム・カーター、クロエ・モレッツら豪華キャストが共演しています。

『ダーク・シャドウ』のスタッフとキャストについて

Delbert MillicanによるPixabayからの画像

ティム・バートン監督「シザーハンズ」(90)では以降盟友となるジョニー・デップを主演にむかえ、「PLANET OF THE APES/猿の惑星」(01)のへレナ・ボナム・カーターとはパートナー関係に。SF、伝記、ファンタジー、アニメーションと幅広いジャンルの作品を手がけている。

 

ジョニー・デップ(バーバナス・バンパイア)

 

エヴァ・グリーン(アンジェリーク・魔女、現在では市民から「アンジー」と慕われている名士として過ごしている):。ベルナルド・ベルトルッチ監督の目にとまり、「ドリーマーズ」(03)でスクリーンデビューを果たす。同作で注目を浴び、リドリー・スコット監督の「キングダム・オブ・ヘブン」(05)に抜てきされ、オーランド・ブルームの相手役を演じた。

 

ベラ・ヒースコート(新任の家庭教師):豪メルボルン出身。母国オーストラリアのホラー映画「バタフライエフェクト・イン・クライモリ」(08)で女優デビュー

 

ミシェル・ファイファー(エリザベス・コリンズ、コリンズ家の家長):「スカーフェイス」(83)でアル・パチーノの妻役を演じて注目を浴びる。「危険な関係」(88)でアカデミー助演女優賞に初ノミネート、

 

ヘレナ・ボナム・カーター(ジュリア・ホフマン博士/エリザベスに雇われた住み込みの精神科医)

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クロエ・グレース・モレッツ(キャロリン・ストッダード/エリザベスの反抗期の娘15歳・狼人間)、映画「(500)日のサマー」(09)を経て、「キック・アス」(10)のヒットガール役で大ブレイク。スウェーデン発ホラーのハリウッドリメイク「モールス」(10)や、マーティン・スコセッシ監督初の3D映画「ヒューゴの不思議な発明」(11)などに出演。

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『ダーク・シャドウ』のネタバレ感想

Mary Bettini BlankによるPixabayからの画像

200年の時を超えて、展開するティム・バートンワールドを十分堪能できる映画でした。大邸宅に隠された秘密の仕掛けの数々、当に驚きの連続に酔い痴れることは間違いありません。

登場人物も美女揃い。魅力溢れる妖艶な魔女アンジェリークはバーバナスでなくてもイチコロだと思いました。両親を殺され、恋人も殺され、自分の一族も没落させられ、自分自身もバンパイアにされて200年も棺桶の中に封じ込まれていました。

憎いアンジェリークではありますが、それでも、やはり未練が少し残っていたのかもしれません。何となくバーバナスの気持ちも分からなくはありません。

一方、アンジェリークは魔女とは言うもののやはりバーバナスが本当に好きだったのでしょう。彼に裏切られた腹いせにやりたい放題の悪事三昧(魔女の復讐心に火を着けてしまった)でした。しかし、これもよくよく考えて見れば、問題の根っこは、やはり良い人ぶっているバーバナス本人の過去の移り気、浮気心にあったのは誰から見ても明らかです。

最後に出て来る、クロエ・グレース・モレッツの気の毒な「狼女」も魔女の腹いせの仕返しの一部でした。これはいくら何でも少しやり過ぎでしょう!

 

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