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おすすめ映画『チェイシング・エイミー』(1997/ケビン・スミス監督)感想‣過去を晒して理解を求める惚れた女性の本音がちょっと怖い…

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『チェイシング・エイミー』のネタバレ感想・見どころ

【ネタバレ有り、要注意!】

若手の人気漫画家ホールデンがチャーミングな女性アリッサ(漫画家の卵)に心惹かれ、恋に落ちるというのは理解出来ますが、その彼女は実はレズビアンだと分かっていた事でした。それでも構わず愛を告白してしまうところは凄く良く理解出来ます。(しかし、そんな経験はないので頭では理解できたとしても、実際どうなのかというのは残念ながら不明…)アリッサはホールデンに嘘をつきます。いままで男性経験は無かったと…しかし、この嘘は後でばれてしまいます。高校の卒業アルバムにはばっちり彼女の当時の”品行方正”ぶりを示すあだ名タコツボと明記されてしまいます。はっきりした意味は不明乍ら多分”アバズレ”という意味でしょう。

奥手のホールデンは、そのことを気に病みアリッサを問い詰めます。そこであっさり彼女は高校生当時の自分の様子を暴露してしまいます。過去は過去、現在は現在と割り切って考えようとしている彼女ですが、ホールデンはそんな彼女の過去の行いを頭の中から消し去る事が出来ず、苦悩します。

私としては、どんな過去があろうと現在の彼女が気に入っていれば(レズビアンだろうと、変態であろうと)そのまま付き合えばいいのではないかと考えます。こともあろうに仕事のパートナーであるバンキ―(ホールデンを愛するホモ)も仲間に入れて3人で如何か?という”解決策”の呆れた提案はまったく理解不能でした!

複雑な男・女の仲、あまり深入りしない方が良いかも知れません!

ホールデンでなくても男が思わず掘れてしまうキュートなアリッサ役のジョーイ・ローレン・アダムス、本作以降であまり映画出演作がないのでお目に掛かれないのが非常に残念です。

『チェイシング・エイミー』のあらすじと概要

レズビアンの女の子に恋をした不器用な若手漫画家の青年の姿を描いたラヴ・ストーリー。

無二の親友同士のホールデン(ベン・アフレック)とバンキー(ジェイソン・リー)は共作したコミックが人気を呼んで、マンハッタン・コミック・フェアに招かれていました。会場内でゲイの黒人漫画家フーパーからレズビアンの女性漫画家アリッサ(ジョーイ・ローレン・アダムス)を紹介されます。ホールデンは彼女に一目惚れ。あっけらかんと女同士のセックスについて語るアリッサと奥手なホールデンは意気投合し友達になります。ある晩、ホールデンは思わずアリッサに愛を告白します。一度は拒絶しますが、とうとうホールデンを受け入れました。ひとり取り残されたバンキー。彼はゲイで、秘かにホールデンのことを愛していたのです…

1997年製作/114分/アメリカ
原題:Chasing Amy

『チェイシング・エイミー』のスタッフとキャストについて

ケビン・スミス監督・脚本

他監督作品➢おすすめ映画|『世界で一番パパが好き!』(2004/ケビン・スミス監督・脚本)

ベン・アフレック(ホールデン):若手人気漫画家、奥手ながらレズビアンであることを明かしているアリッサと意気投合し、恋してしまう。断られる事を危惧しながらも、ある日突然愛の告白をしてしまう。一時は断られるがアリッサは受け入れることに・・・・

他出演作品➢新規公開中 おすすめ映画『AIR エア』(2023/ベン・アフレック監督)感想‣ナイキの伝説的なスニーカー「エア ジョーダン」誕生の実話!

ジョーイ・ローレン・アダムス(アリッサ):快活で笑顔がとてもチャーミングな駆け出しの漫画家、高校時代にかなり自由奔放な行動が学校中に広まり有名だった女性(あだ名は”たこつぼ”)現在はレズビアン、過去の体験をあっけらかんとホールデンらに話してしまう明るい性格。

ジェイソン・リー(バンキ―):ホールデンと共同で漫画を製作している。ホールデンの漫画の下書きに色付けを行っている。一方、ホモでホールデンに”恋心”を持っている為、ホールデンがアリッサに夢中になっていく事に我慢が出来ず、彼女の素性を徹底的に調べてホールデンに伝える。

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ケビン・スミス(サイレントボブ):しんみりと自分の体験に基づくチェイシング・エイミーの話をホールデンに話して聞かせる。ホールデンは頷き乍らしっかり聞いているシーンが印象的。

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