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おすすめ映画『ザ・ウォーク』(2015/ロバート・ゼメキス監督)感想‣ワールドトレードセンターで命がけの綱渡り、ジョセフ・ゴードン=レビット主演の伝記映画

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『ザ・ウォーク』のあらすじ概要

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ 一期一会」など数々の名作を送り出してきたロバート・ゼメキス監督が、米ニューヨークのシンボル・当時建設中だったワールドトレードセンターで命がけの綱渡りを敢行した男の物語を3Dで映画化した作品。

1974年8月7日、当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンター。フランス人の大道芸人フィリップ・プティ(当時25歳)は、地上から高さ411メートル、110階の最上階で、そびえたつツインタワーの間をワイヤーロープ1本(綱の幅が2.2cm)でつなぎ、命綱なし、ビルの関係者には一切無断で、空中かっ歩に挑戦しました。この無謀かつ非合法な挑戦に至るまでの経緯とその挑戦の6年間にわたる過程・結果詳細を感動的に描き出した作品です。彼は、これまでも、数々の有名建築(ノートルダム大聖堂など)、にて無許可で綱渡りをすることで知られている人物で、逮捕歴は500回以上という。

主人公プティ役は「(500)日のサマー」「インセプション」のジョセフ・ゴードン=レビット。プティの綱渡りの実話は、アカデミー賞を受賞したドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」でも描かれています。

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『ザ・ウォーク』のスタッフとキャストについて

ロバート・ゼメキス監督:1951年生まれ、米・シカゴ出身。「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」(84)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作(85~90)、「ロジャー・ラビット」(88)と大ヒットを連発、巧みな視覚効果でハリウッドきってのヒットメーカーとなる。

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ジョセフ・ゴードン=レビット(大道芸人フィリップ・プティ):1981年生まれ、米・ロサンゼルス出身。クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」(10)、「ダークナイト ライジング」(12)、スティーブン・スピルバーグ監督のアカデミー賞候補作「リンカーン」(12)などに出演。

ゴードン=レヴィットは綱渡りをしたことがなかった為(一般の人は殆んど経験が無いと思います)、プティ本人の指導のもと猛特訓を行った。その結果、練習8日目にして、綱の上を補助なしで歩けるようになったそうです。

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シャルロット・ルボン(アニー):1986年生まれ、カナダ・モントリオール出身。路上で弾き語りをしていたところを、プティに客を奪われ怒る。

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『ザ・ウォーク』のネタバレ感想

”地上から高さ411メートル、110階の最上階で、そびえたつツインタワーの間をワイヤーロープ1本でつなぎ、命綱なし” で歩いて渡るという超人的な技をやってのける人間の話にびっくり仰天しました。舞台はニューヨークのワールドトレードセンター。この実話をわたしは映画を観るまで全く知りませんでした。地上411㍍の高さ、命綱無しというのも驚きです。わたしは高所恐怖症なのでビルの屋上に立つことすら多分出来ないと思います。そこの一本のロープを歩いて渡るという話は驚きです。

準備万端で周囲から見守られながらやるのではなく、ビル関係者、警備員の目を掠め乍ら、非合法的にやらざる得ない背景もこの映画で良く理解出来ました。準備に6年間もの時間を費やす周到ぶりにも驚きます。フィリップ・プティ本人が自由の女神像の上から、当時の回想を物語るという形式になっています。既にワールドトレードセンターは存在しない事が感慨深い影を落とす映画となってしまいました。しかしこの”偉業”は後世まで語り継がれるべき素晴らしいものだと感じました。絶対誰にも真似のできる事ではないし、こんな〝バカ”なことは真似をすべきではないと思います。

なお、一回渡り切って「大成功」のはずなのですが、何と彼は来たロープをもう一度元の場所まで帰ろうともう一度渡り始めました。しかし、今度は警備員、警官らに待ち構えられた為、戻るに戻れずロープの途中で右往左往する様は滑稽でした。それにしても超人的なバランス感覚を持つ為、ロープからは絶対に落ちない確信があったのだろうと思いますが…彼の挑戦を観てい居るだけでこちらの寿命が縮まりはしないか心配です…

 

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