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おすすめ映画|『愛と闇の物語』(2015/ナタリー・ポートマン 監督・脚本・主演)建国前夜のイスラエルに移住してきたユダヤ人一家を描く歴史ドラマ

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『愛と闇の物語』のあらすじと概要

「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンが監督・脚本・主演を務め、イスラエルの作家でジャーナリストのアモス・オズの自伝的小説を映画化した作品。

イスラエル建国前夜、幼少期のアモスが両親とともに過ごしていた英国統治下のエルサレムで体験した日々を描いています。1945年、英国統治下のエルサレムで父アリー、母ファニアとともに暮らす少年アモス。

一家は、ほかの多くのユダヤ人同様に、迫害から逃れるためヨーロッパからエルサレムに移住して来ました。しかし母のファニアは、ウクライナの裕福な商人の家で育った事も影響し、エルサレムではつらいことばかり戦争の恐怖と、その後に続く日々の退屈さが徐々に心に暗い影を落としていきます。

さまざまな不安や不満が鬱積する中、ファニアは持ち前の想像力を生かして冒険物語を創作しては、息子のアモスに語って聞かせることで、一心に息子に愛情を注いでいました。そしてアモスにとっては、母から物語を聞かされたことや詩を詠んでもらったこと、言葉や言語を教えてもらったことが、後の人生に大きな影響を与えていくことになります。ナタリー・ポートマンが母ファニアを演じています。

日本では、2021年2月19日より全国にて公開された。

原題:A Tale of Love and Darkness

 

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『愛と闇の物語』のスタッフとキャストについて

ナタリー・ポートマン監督・脚本・出演(母親ファニア):イスラエル人の父とアメリカ人の母のもとエルサレムに生まれ、3歳のときアメリカに移住。11歳から芸能活動を始め、リュック・ベッソン監督作「レオン」(94)でセンセーショナルな映画デビュー。

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ギラッド・カハナ(父親アリー)

アミール・テスラー(息子アモス)

 

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『愛と闇の物語』のネタバレ感想

ナタリー・ポートマンのファンにとっては見逃せない作品だと思います。しかしながら、一般映画ファンにとっては好き嫌いがはっきり別れる作品ではないかと思いました。題名の『愛と闇の物語』もかなり渋めな感じですが、実際の映像・ストーリーも起伏に乏しく、淡々と語られる親子の日常、父母から一心に愛情を注がれ育つひとり息子を描いています。

映画の舞台は従来あまり目にする機会の無かった1945年、建国前後のイスラエルとなっていました。”祖国”の地に希望に溢れヨーロッパ中から困難を乗り越えてやってきた人々でしたが、イスラエルは戦争の混乱の前後であることや、建国後のパレスチナ紛争絡みで平穏な生活ではない様子が描かれています。

また、風土的にも埃っぽく、熱い土地柄で母親ファニアが生まれ育ったウクライナの豊潤な土地とは明らかに異なる様でした。更に自分自身の母親や姉妹間の葛藤、夫婦間のわだかまりなども影響し、次第次第に精神的・肉体的に衰弱して行く様子が描かれていきます。

自宅のあるテルアビブ付近の風景は余りぱっとしませんが、自宅の居室の壁はとてつもない量の蔵書で埋め尽くされていました。唯一の見どころとしては、時々映像が挿入される物語の一場面、過去の回想、夢見でみたシーンなどに、短い時間ですが、非常に美しい情景が描かれていました。

やはり、この映画の最大の魅力はナタリー・ポートマン監督自身が切り取って描く美しいんナタリー・ポートマン自身の映像ではないかと思いました。少し前、同じく母親役で出演した映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』のナタリー・ポートマンともまた一味違った、愛情溢れる”母親”が見せる横顔も素晴らしいと感じました。

 

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