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幅広い演技力で世界的な高い評価を得ている『ジェイク・ギレンホール』おすすめ10作品(最近観た映画、見直した映画限定、順不同)

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彼の演技が大きく評価されるようになったのは2001年に主役を務めた「ドニー・ダーコ」がきっかけでといわれています。本作は見ましたが、とても感想を掛けるようなストーリーではなく(展開内容をしっかり理解するのがそもそもとても困難)、投稿を諦めました。出演作は30作以上あります。ごく一部ですが、最近観た映画を中心に取り纏めてみました。鑑賞の参考にしてみてください。

『ソディアック』(2007/デビッド・フィンチャー監督)

カリフォルニア州バレーホで若いアベックが拳銃で殺害される事件が発生。一ヶ月後、報道機関に「ゾディアック」と名乗る犯人から暗号付きの手紙が送りつけられた。警察は必死に犯人を追うが、“ゾディアック”はその後も殺人を重ねていく。

本事件は、殺人犯が逮捕されたものの、2020年現在に至ってもまだ最終的に解決していないという。

おすすめ映画|『ソディアック』(2007/デビッド・フィンチャー監督)実際に起こった未解決事件を題材に放つサスペンス映画

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2017/ジャン=マルク・バレ監督)

アカデミー賞3部門受賞作「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・バレ監督が、「ナイトクローラー」「サウスポー」の演技派ジェイク・ギレンホールを主演に迎え、妻の死にすら無感覚になってしまった男が、身の回りのものを破壊することで、ゼロからの再生へと向かっていく姿を描いたドラマ。

ウォール街のエリート銀行員として出世コースに乗り、富も地位も手にしたデイヴィス(ジェイク)は、高層タワーの上層階で空虚な数字と向き合う日々を送っていた。そんなある日、自分も同乗する自動車で突然の事故に遭い、美しい妻が他界してしまう。

しかし、一滴の涙も流すことができず、悲しみにすら無感覚である自分に気付いたデイヴィスは、本当に妻のことを愛していたのかもわからなくなってしまう。義父の言葉をきっかけに、身の回りのあらゆるものを破壊し、自分の心の在り処を探し始めたデイヴィスだった。

主人公デイヴィスがふとしたきっかけで出会い、心を通わせるシングルマザー、カレンを演じるのははオミ・ワッツ、そのカレンのひとり息子で、デイヴィスと深いきずなを築いていくクリス役、ジュダ・ルイスの不思議な個性と演技からも目が離せません。

おすすめ映画|『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2017/ジャン=マルク・バレ監督)「妻が死んだのに、悲しみが湧いてこない」!!

『ブロークバック・マウンテン』(2005/アン・リー監督)

「楽園をください」「グリーン・デスティニー」の台湾出身のアン・リー監督が描く西部劇ロマンス。原作は女流作家E・アニー・プルーの同名の短編小説。

1960年代初頭のアメリカ・ワイオミング。カウボーイのイニスとジャックは2人だけの厳しい羊の放牧の為、季節労働者として長期間のキャンプ生活の中で次第に愛し合うようになり、お互いの結婚後も密かに愛を貫いていきます。

同性愛はタブー。それを父に小さい頃叩き込まれたイニスは社会で生きてゆくために、とにかく自分の愛を隠そうとしますが、一方のジャックは天真爛漫で、自分の気持ちに正直に生きたいと思うことから二人の間に徐々に意見の食い違いが起こっていきます。

公開当初は「ゲイ・カウボーイ・ムービー」と評されたそうだが、監督のアン・リー自身この映画を「普遍的なラブストーリー」と強調しているように、そのテーマが観客に広く受け入れられ、低予算で作られた映画にもかかわらず、アメリカ国内外で記録的な評価と興行収入をもたらしたという映画です。

おすすめ映画|『ブロークバック・マウンテン』(2005/アン・リー監督)

『ナイトクローラー』(2014/ダン・ギルロイ監督)

「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホールが主演し、犯罪や火事をフリーランサーのジャーナリストとして撮影する社会病質者を描いている。刺激的な映像を求めて夜のロサンゼルスを駆けめぐる報道パパラッチの姿を通し、報道の自由のもとで揺らぐ倫理という重いテーマを扱い、視聴率至上主義のテレビ業界の裏側を浮き彫りにしたサスペンススリラー。

人脈も学歴も無い為、まともな仕事にありつけず、但し、口八丁手八丁で頭の回転は恐ろしく速い。工事現場のフェンスやマンホールを盗み、それをスクラップヤードに売ることで生計を立てているコソ泥など軽犯罪で日銭を稼ぐ男ルイスは、偶然通りかかった事故現場で報道スクープ専門の映像パパラッチの存在を知り、自分もやってみようと思い立ちます。

盗んだ高級自転車と引き換えに早速ビデオカメラを手に入れたルイスは、警察無線を傍受して事件や事故の現場に猛スピードで駆けつけ、悲惨な映像を次々と撮影していく。過激な映像をTV局に買い取らせ高額な報酬を得るようになっていきます。TV局の要望は益々エスカレートし、それに応えようとルイスも常軌を逸し、とんでもない行動を取るようになります。

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『ワイルドライフ』(2018/ポール・ダノ初監督作品)

映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で双子の牧師役を演じたポール・ダノの初監督作品と聞いて正直驚いた。役者としても素晴らしい演技でひと際目立つ存在感を出しているが、今回メガホンを握る多彩振り、また作品の完成度の高さに度肝を抜かれた。また、欧米では主演級の俳優が監督をやったり、監督から俳優になったりする人がかなり多いのにも驚く。それも数え上げたら本当にキリがない。

今回の映画は私の感想としてはストーリーとしては地味ながらも、夫婦とその子供の心の内面の不安・葛藤が非常に良く描かれている作品になっていると思う。

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『THE GUILTY ギルティ』(2021/アントワン・フークア監督)

電話から聞こえる声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルな設定と予測不可能なストーリー展開で高い評価を獲得した同名デンマーク映画を、ジェイク・ギレンホール主演・製作でアメリカを舞台にハリウッド版リメイクした作品。

ある事情により警察官を謹慎中で、翌日には裁判を控えていたジョー・ベイラー(ジェイク・ギレンホール)は、現在911緊急通報センターでコールオペレーターとして勤務しています。彼は、ある朝、1本の謎の電話を受け、その通報者の女性が何者かに拉致され、危険が身に迫っている事を直感します。電話から聞こえてくる声と音だけを頼りに彼女を助けようとするジョー。しかし、次第に何もかもが自分の思っていることとは違っていることに気づきますが……。

他にイーサン・ホーク、ライリー・キーオ、ポール・ダノ、ピーター・サースガードら実力派キャストが、ジョーと電話を通じて交わる人物として声の出演他。

おすすめ映画|『THE GUILTY ギルティ』(2021/アントワン・フークア監督)ジェイク・ギレンホール主演

『ノクターナル・アニマルズ』(2016/トム・フォード監督)

世界的ファッションデザイナーのトム・フォードが、2009年の「シングルマン」で映画監督としてデビュー以来7年ぶりに手がけた映画監督第2作。

米作家オースティン・ライトが1993年に発表した小説「ミステリ原稿」を映画化したサスペンスドラマで、エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソンら豪華キャストが出演。

アートディーラーとして成功を収めているものの、夫(アーミー・ハマー)との関係がうまくいかないスーザン(エイミー・アダムズ)。ある日、そんな彼女のもとに、元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から謎めいた小説「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」の原稿が送られてくる。原稿を読んだスーザンは、小説内で展開される陰惨な事件の向こうに裏切った自分への前夫の復讐の思いを重ね、若き日を回想しつつ壊れた関係の再生に淡い期待を抱くようになっていくが、、、

現実と過去、読んでいる小説の世界と現実が奇妙に交錯した不思議な世界を映画の中で実感していく作品となっています。また、各所に配置されている芸術作品、オブジェ、絵画など普段目にすることの無い奇抜なアイデアに溢れたおり、衣装や美術、建築、小道具など、画面の隅々にまで行き渡った美意識に息をのみます、とても興味を引かれるポイントでした。

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『エベレスト3D』(2015/バルタザール・コルマウクル監督)

世界中の登山家をひきつける世界最高峰エベレストで1996年に起きた実話の惨劇を、3Dで映画化したサバイバルドラマ。

1996年、ニュージーランドの登山ガイド会社「アドベンチャー・コンサルタンツ」が募ったエベレスト登頂を目指し、世界各国から集まったベテラン登山家たち。それぞれの想いを抱えながら登頂アタックの日を迎えるが、道具の不備やメンバーの体調不良などトラブルが重なり、下山時間が大幅に遅れてしまう。さらに天候も急激に悪化し、人間が生存していられない死と隣り合わせの極限状況の領域「デス・ゾーン」で離ればなれになってしまう。ブリザードと酸欠の恐怖が迫る極限状態の中、登山家たちは生き残りを賭けて闘うが……。

実際の出演者も4000㍍を越える山での撮影に挑み、『登山家』としての体験を積んでいるそうだ。

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『ライフ』(2017/ダニエル・エスピノーサ監督)

「デッドプール」のライアン・レイノルズ、「サウスポー」のジェイク・ギレンホール、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン、「ウルヴァリン:SAMURAI」の真田広之が共演し、地球外生命体を調査していた6人の宇宙飛行士が密室の無重力空間で直面する恐怖を描いたSFスリラー。

無人火星探査機ピルグリムの回収に成功し、火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始しました。しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる存在でした。高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を奪われる事態に発展します。

おすすめ映画|『ライフ』(2017/ダニエル・エスピノーサ監督)「筋肉と脳でできた生命体」!?の恐怖を描くSFスリラー

『サウスポー』(2015/アントワン・フークア監督)

「トレーニング デイ」などを手がけたアントワン・フークア監督が、ボクシング元世界チャンピオンの再起と家族の絆を描いたジェイク・ギレンホール主演の熱血スポーツドラマ。

ニューヨーク、ヘルズ・キッチンの養護施設出身、怒りをエネルギーに相手を倒すというスタイルでボクシング、ライト・ヘビー級世界チャンピオンにまで上り詰めたビリー・ホープ。しかし、自身が起こした乱闘騒ぎの結果、最愛の妻を死なせてしまい、この事件が原因でボクシングに身が入らなくなったビリーは無残に敗れ続け、しまいには自暴自棄になり自殺未遂まで引き起こしてしまう。さらにはボクサーライセンスまで剥奪されてしまい、住む家まで失う事になり、ついには最愛の娘とも引き離されてしまうことになります。失意のどん底にあったビリーでしたが、過去に自身を苦しめた対戦相手のトレーナー・ディックの下町のボクシングジムを訪れ、かつてのプライドを捨て去り、過去の自分と向き合いながら、再びリングへ上がる道を模索していきます。

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