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おすすめ映画感想|『ブロウ』(2001/テッド・デミ監督)伝説の米国のドラッグ・ディーラー/ジョージ・ユングの半生

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『ブロウ』のあらすじ・概要

1970年代に実在した伝説の米国のドラッグ・ディーラー/ジョージ・ユングの半生を描くヒューマンドラマ。幼い頃、父親は社長なのにお金がなく貧乏な両親の姿を見て育ちます。やがて父の会社は倒産し、苦しい生活を強いられます。彼は20代の時に、マサチューセッツの田舎から、カリフォルニアという当時の流行の最先端の町へツレへ、幼馴染と共に引っ越していきます。そこで一人の女と出逢い、自分の理想の家族を築くため、マリファナの小売りに乗り出すと、すぐさまその商才を開花させていきます。その後、どっぷり裏社会にのめり込み大成功を収めますが… 友人の裏切り、家族との別離、逮捕など、波乱万丈の転落人生を歩むことになります。

原題:Blow (Blowはコカインの俗語)

 

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『ブロウ』のスタッフとキャストについて

テッド・デミ監督・製作:ユマ・サーマン、ナタリー・ポートマンらの群像劇「ビューティフル・ガールズ」(96)で知られている。本作はテッド・デミ監督の遺作となっている。

ジョニー・デップ(ジョージ・ユング):伝説のドラッグ・ディーラー/ジョージ・ユングになり切っての名演技が光ります。仲間の裏切り、両親と確執、妻や一人娘との別れ等々何度痛い目にあってもドラッグ取引から抜け出せず、もがき苦しみます。

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ペネロペ・クルス(妻マーサ・ユング): 恐らくジョージの保有する金に目が眩み、元のフィアンセを振り切ってまで、ジョージと結婚して豪邸住まいを始めます。やがて、娘を産みます。しかしながら、ジョージが仲間の裏切り等でドラッグ取引がうまく行かず、さらに、逮捕されると手のひらを返したような冷淡な態度に変貌ぶりも見事に怪演も出色。

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レイ・リオッタ(父親フレッド・ユング):出世作となったマーティン・スコセッシ監督作品『グッドフェローズ』で演じた元マフィアの実在人物ヘンリー・ヒル役が最も良く知られる。サイコな悪役など、個性的な役柄を得意としており、サスペンス映画の出演が多い。

出演映画➢

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『ブロウ』のネタバレ感想

ジョニー・デップのカメレオン振りには驚きます。スパロウ船長や白塗りの顔の印象が強過ぎるのですが、素顔で出演した映画での演技力も抜群である事が分かりました。ジョージ・ユング氏本人の写真を見る限り、髪色は本来金髪では無かったようです。ジョニー・デップはロングフェア、金髪で演技していたのが非常に印象的でした。

盗んだセスナ機で運ぶような大量のマリファナの取引をいとも簡単にこなしている様にも見えました。当時、月間10万㌦の収入を上げていたといいますが、現在の価値で幾らなんでしょう!後に、ジョージはコカイン取引にも手を染めて、一時期全米に出回っている総量の80%以上は彼が取り扱ったというから驚きです。

囮捜査により、コカイン300キロ密輸の罪で逮捕されてしまいます。求刑60年を宣告されてしまいますが、なんと名うての弁護士モーリスのお陰で15年にまで減刑されます。服役中のシーンで映画は終わります。娘クリスチーナが面会に来たシーンはどうやらジョージの幻想だったようです。実際服役中一度も妻・娘は面会に訪れていないとあります。(なお、実際は2015年に既に釈放されているとのことです)

利益の莫大な大きさに目が眩み、地道な仕事に一時的には就いたとしても(映画の中では”真っ当”な仕事をするシーンは殆んどありませんでしたが)直ぐにドラッグ商売に戻ってしまうというのは人間の性なんだと思います。一度でも甘い汁を吸ってしまうと、どんなに痛い目にあっても懲りることなく、永遠にその世界からは抜けられない恐ろしい世界です。

なお、ペネロペ・クリスが2001年、ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞) ワースト主演女優賞受賞という記事がちょっと気に入りません…

 

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