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まるで漫画の様な手に汗握るアクションシーンの連続に唖然!理屈抜きで楽しめるおすすめのアクション映画『ウォンテッド』

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『ウォンテッド』のあらすじ・概要

マーク・ミラーのグラフィックノベルを、「ナイト・ウォッチ」のロシア人監督ティムール・ベクマンベトフが映画化したアクション大作。

恋人にも振られ、冴えない日常を送っていたウェスリーの前に突然現れた、謎の暗殺組織“フラタニティ”(千年前から、神に代わって“運命の意志”を実践してきた秘密組織)のメンバーの一員という美女フォックス。彼女によって、彼の父が秘密の暗殺組織をけん引するすご腕の暗殺者だった事実を彼に知らされます。そして、ウェスリーの父は裏切り者に殺され、その魔の手がウェスリー自身にも迫っているということが明かされます。父を殺し、自分を襲った暗殺者クロスへの復讐を胸に、ウェスリーは過酷な訓練に耐え抜き、父から受け継いだ特殊能力を開花させていくことになります。

主演は「つぐない」のジェームズ・マカボイ。共演にアンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマンら。

2008年製作/110分/アメリカ
原題:Wanted

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『ウォンテッド』の監督とキャストについて

ティムール・ベクマンベトフ監督:現カザフスタン・アティラウの出身。1989年からCMの監督となり、その後、ロシア銀行を含めて何百本ものCMを手掛けて国際的にも高い評価を得る。

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ジェームズ・マカボイ(ウェスリー・ギブソン/平凡なサラリーマン):スコットランド・グラスゴー出身。2005年公開の『ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女』のタムナス役で国際的に知られるようになる。2007年公開の『つぐない』でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされ、ロンドン映画批評家協会賞英国主演男優賞を受賞しています。大のフットボール好きで、セルティックFCのファンという。

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アンジェリーナ・ジョリー( フォックス/組織の女殺し屋):1999年の『17歳のカルテ』でアカデミー助演女優賞を受賞。2001年に出演した人気テレビゲーム『トゥームレイダー』の実写化作品で、過酷なトレーニングで武道を習得した末に主人公のララ・クロフトを演じ、映画評論家から絶賛を博し一躍世界的な人気を獲得しています。

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モーガン・フリーマン(スローン/組織のボス):

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テレンス・スタンプ(ペグワークスキー/銃弾職人):イギリス・ロンドン出身。

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『ウォンテッド』のネタバレ感想

全編に渡りアニメも顔負けのあり得ない(CG駆使して)アクションシーンの連続、大迫力で見どころ満載でした。中でもびっくり仰天のシーンは障害物を避け、カーブを描いて曲がる弾丸のスローモーション映像です。これが、ティムール・ベクマンベトフ監督の超得意技なのでしょうか! 作品中で何度も見る事が出来ます。また、壮絶なラストシーンでもフォックスの放つ弾丸がものの見事にカーブを描きます。そして次々に仲間の脳天を打ち抜き最期を遂げます。これにはびっくり仰天しました!

壮絶なカーアクション、ガンファイト、車両の天井を走り抜け、お決まりのトンネルを潜り抜ける場面でのアクロバットシーン、ここは間違いなく何度もあるアンジェリーナ・ジョリーの見せ場の場面の一つです。

怪我してどんな深手を負っても、死にそうになっても”回復風呂”という蝋っぽい湯に浸かるととあっという間に傷も治り、元気が漲ります。一体全体どこからこのような発想が生まれてくるのか分かりませんが、驚きです。

荒唐無稽な話ばかりかと思っていると、ラストでは誰も予想すらしなかったある人物の”裏切り”行為が明らかになります。そして、ウェスリーはあるとても重要な間違いを犯してしまう事になります。(この部分は本作品の核心部分になるので、口が裂けても今言う事は出来ませんが…)とにかく、理屈抜きで抜群に面白い、非常に良く出来た映画だと思いました。

ウェスリーは組織に仲間入りする為、組織のメンバーより”手厚い”洗礼を受けます。フォックス(アンジェ―リーナ・ジョリー)からボコボコにされるシーンは、一切スタントを使わず彼自身で撮ったシーンだそうです。マカボイはかなり打たれ強い役者の様です…

興行収益は、アンジェリーナ・ジョリーの主演作では『Mr.&Mrs. スミス』と並び歴代トップ3に入るそうです。十分納得の面白さ。

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