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映画『NINE』ダニエル・デイ=ルイス主演のミュージカル映画(感想)豪華女優陣の眩いばかりのゴージャスな踊りと歌にただただ圧倒されるばかり…

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『NINE』のあらすじと概要

Felix WolfによるPixabayからの画像

フェデリコ・フェリーニ監督の『8 1/2』のトニー賞受賞の同名ブロードウェイ・ミュージカルを、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が映画化。

主人公の映画監督グイドに『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス、彼を取り巻ずけく豪華絢爛たる女優陣にマリオン・コティヤールやニコール・キッドマン、ペネロペ・クルスらアカデミー賞受賞者がきらびやかに華を添える。目を見張るゴージャスなステージで繰り広げられる迫力ある歌とダンスに目が釘づけです。

『NINE』のスタッフとキャストについて

Ingeborg Gärtner-GreinによるPixabayからの画像

ロブ・マーシャル監督:02年、映画版「シカゴ」で初メガホンをとり、アカデミー作品賞を受賞した。11年、ジェリー・ブラッカイマー製作の人気シリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」で、前作までの監督ゴア・バービンスキーと交代した。

ダニエル・デイ=ルイス(映画監督ゴイド・コンティ―ニ役):マーティン・スコセッシの「エイジ・オブ・イノセンス」(93)「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02)など作品を厳選して出演。07年のポール・トーマス・アンダーソン監督作「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」で2度目のアカデミー主演男優賞を手にする。スピルバーグ監督の「リンカーン」(12)で米第16代大統領エイブラハム・リンカーンを演じ、史上初3度目のアカデミー主演男優賞受賞を果たした。

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本作品では映画撮影開始前に脚本も掛けていないという状況で、過去の名声はあるものの、最近の作品はヒット作が少なく、精神的に行き詰っていく状況の克明な描写が哀れをさそうが、周囲を取り巻く女性陣の豪華絢爛さに思わずびっくり仰天、映画監督のもともて振りに嫉妬を感じるざるを得ない。

マリオン・コティヤール(妻ルイザ):フランスパリ出身。リュック・ベッソン製作「TAXi」(98)で注目を浴び、ティム・バートン監督作「ビッグ・フィッシュ」(03)でアメリカに進出、クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」(10)「ダークナイト ライジング」(12)などハリウッド映画でヒロインを務める。

感想ネタバレ|『インセプション』(2010年クリストファー・ノーラン監督)レオナルド・ディカプリオ主演SFアクション映画

ペネロペ・クルス(カルラ):ペドロ・アルモドバル監督作「オール・アバウト・マイ・マザー」(99)は国外での評価も高く、この作品を機にアメリカやイギリス映画への出演が増える。ウッディ・アレン監督の「それでも恋するバルセロナ」(09)でアカデミー助演女優賞を受賞。

本作品での妖艶なダンスには度肝を抜かれました。

ニコール・キッドマン(クラウディア・ジェンセン):オーストラリア人の両親のもと、シドニーで育ち、幼い頃からバレエや演技に興味をもつ。舞台に立つようになり高校を退学して女優業に専念。1983年に映画デビューし、「デッド・カーム 戦慄の航海」(89)がアメリカでヒットしたのを機に「デイズ・オブ・サンダー」(90)でハリウッドデビュー

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本作品に関わる映画雑誌でのアンケートでは出演する7名の女優役で誰が一番自分に似ているかという女性読者に対する質問で一位に選ばれたのが彼女ニコール・キッドマンという結果がありました。理由は彼女の『愛を求める姿勢』が自分に似ている!?(少し怖い…)調査対象は多分若い女性が多かったものと思われますが、、、

 

『NINE』のネタバレ感想

rottonaraによるPixabayからの画像

当にオールスターキャストの豪華絢爛な素晴らしいミュージカル映画でした。

マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマンらが惜しげも無く姿態をさらしての、体当たり演技は大変すばらしく、歌と踊りの大舞台、すべてが圧倒的にゴージャス!

ダニエル・デイ=ルイス扮するゴイド監督が精神的に塞いでいる状況は逆に舞台の華やかさを否が応でも高める効果があるのでしょう!?それでも美女に囲まれるとあれほど疲れ果てているゴイド監督に、精気が蘇ってくるところは、わかる気がします!

2年間の雲隠れの後、衣装掛だったリリーの元に現れ、新たな映画作りの為、再出発するところが描かれています。やはり、男は世話好きで出しゃばらない女性に強く引かれるところがあるのでしょう!


フェデリコ・フェリー二監督の映画「道」のジェルソミーナに魅力を感じ、それを描出している姿勢にも相通じるところが理解出来ます。静と動、明と暗もの凄いコントラストの効いた非常に魅せられた映画でした。「NINE」ミュージカルをどこかでやっていたら、こちらも是非見てみたいものです。

最後に

Buenas Dicas buenasdicasによるPixabayからの画像

マリオン・コティヤール主演映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(売春宿で育ち、街角でスカウトされて歌手として一時代を築くも愛に恵まれなかった実在のシャンソン歌手ピアフの一生を、いくつかの象徴的なエピソードを交えながら描出)まだ、この映画をみていないので是非見てみたいと思いました。

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