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映画『ジュラシック・パーク』(感想)バイオテクノロジーを駆使して現代に蘇った恐竜と人間たちの戦いを描くSFパニックアクション

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Michael WattsによるPixabayからの画像
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『ジュラシック・パーク』のあらすじ・概要

スティーブン・スピルバーグ監督が1990年に出版されたマイケル・クライトンの同名小説を実写映画化したSFパニックアクション・恐竜映画!

バイオテクノロジーを駆使して現代によみがえった恐竜と人間たちの戦いを、当時最先端のリアルなCG映像で描き、世界的大ヒットを記録しています。シリーズ第1作目で、スピルバーグ監督全作品興行収益は断トツの第1位となっています。

生物学者グラントと恋人の古代植物学者サトラーは、大富豪ハモンドがコスタリカ沖の孤島に建設した施設に招待される。そこは、最新テクノロジーによってクローン再生された本物の生きた恐竜たちが生息する究極のテーマパークでした。正式開業を前に、有識者を招き見学ツアーが実施されます。グラントや同じく招待された数学者マルコムやハモンドの孫である2人の子どもたちと一緒に、コンピュータ制御された車に乗り込んで島内ツアーに出発します。しかし思わぬトラブルが続発し、檻から解き放たれ暴走する恐竜たちが彼らに襲い掛かります。

本作品にリアリティーを持たせている「琥珀の中の吸血昆虫からDNAを採取する」というアイデアの元となる琥珀の中の蚊は、現生種に近い蚊のもっとも古い化石は7,900万年前の白亜紀のカナダ産の琥珀から実際に見つかっています。より原始的な蚊は9,000万年から1億年前のジュラ紀の琥珀から見つかっているというから驚きです。

なお、『ジュラシック』シリーズ完結編ともいうべき、シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(シリーズ6作目)は今夏7月29日(金)に全国ロードショー開始が予定されています。

1993年製作/127分/アメリカ
原題:Jurassic Park

首長恐竜草食系
Frank P.によるPixabayからの画像

『ジュラシック・パーク』のスタッフとキャストについて

スティーブン・スピルバーグ監督:➢巨匠「スティーブン・スピルバーグ」監督 おすすめ映画10作品ランキング(最近見た映画、見直した映画限定、好み順)

サム・ニール(古生物学者のグラント博士):当初は子供嫌いという設定でしたが、恐竜から子供たちを守る事で、子供たちへの愛情に芽生えて行く様子が描かれている/本作「ジュラシック・パーク」と、ジェーン・カンピオン監督のオスカーノミネート作「ピアノ・レッスン」(ともに93)はニールの代表作となっています。

ローラ・ダーン(グラント博士の恋人の古代植物学者サトラー):最近の出演作、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」(19)、Netflix映画「マリッジ・ストーリー」(19)では、主人公ニコールをサポートする女性弁護士を演じ、アカデミー助演女優賞を受賞しています。

おすすめ映画|『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』(2019/グレタ・ガーウィグ監督)時代を超え、四姉妹の心の葛藤が生き生きと描かれる感動作!

おすすめ映画|『マリッジ・ストーリー』(2019/ノア・バームバック監督)スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバー共演離婚劇!

ジェフ・ゴールドブラム(数学者のマルコム博士):

おすすめ映画|『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014/ウェス・アンダーソン監督)

また、同映画の主役級の恐竜たちのご紹介(一部)

ティラノサウルス:シリーズ最強の恐竜

ヴェロキラプトル:非常に知能が高くずる賢いラプトル、建物のドアのノブを回転して開ける知恵の持ち主。

ブラキオサウルス:草食の大型首長恐竜

恐ろしい恐竜ばかりではなく、草食系で体は大きい割に愛嬌のある恐竜など多種多様。いずれも本物そっくりで、まるで生きている様に描かれています。この映画がメガヒットする理由も分かります。

Pete LinforthによるPixabayからの画像

『ジュラシック・パーク』のネタバレ感想

以前TV放映で何度かシリーズの作品の一部を見ていました。DVDでじっくり見たのは今回が初めてとなります。子供向け映画と敬遠していましたが、子供も大人も愉しむ事が出来る作品だと思います。恐竜の姿、行動がCGを駆使し恐ろしくリアルである事に驚きました。また、琥珀の中に閉じ込められた蚊が吸った恐竜の血液の中から恐竜のDNAを取り出し、最新バイオテクノロジーの力で現在に恐竜を蘇らせるという”発想”も、俄かに信じられないことではありますが、何となく科学的根拠らしく納得させられるところもありました。

「ジュラシック・パーク」経営者の社長も大変発想は素晴らしく、1万ボルトの高圧鉄条網を巡らせ、安全対策は採られている様に見えて、実際のシステム管理は大穴だらけでした。しかも、『動物園』ライオンや象の様に、恐ろしい恐竜を飼い慣らすことはなかり困難であることが分かります。

ここまでは、大人の発想なのだと思います。この映画の本質は今まで博物館で恐竜の骨の展示物や張りぼての恐竜しか見る事ができませんでしたが、映画館に来れば生きた恐竜が見られる事に興奮するのだと思います。肉食恐竜に人間が頭からガブリと喰われてしまう残酷なシーンにはびっくり仰天でした。幸いな事に実際の恐竜たちの生存した時代と人類誕生の時代がかなり異なるので、現在の人類の祖先が恐竜に頭から食べられていた時代は重なっていない様です。

大興奮のパニックアクション恐竜映画を見て童心に帰って見るのもいいもの!

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