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映画『スノーホワイト 氷の王国』(感想)ストーリー展開よりも豪華三大美女の競演に注目!

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映画『スノーホワイト 氷の王国』のあらすじ・概要

グリム童話の「白雪姫」を大胆にアレンジて描いたアクションファンタジー「スノーホワイト」の続編。しかし、続編とはいうもののストーリーとしては前作『スノーホワイト』の前日譚として主人公のエリックが白雪姫と出会うまでを描いた作品となっています。ハンターのエリックを主人公に、前作でスノーホワイトとエリックによって滅ぼされた邪悪な女王ラヴェンナの過去や、ラヴェンナの妹で「氷の女王」と呼ばれるフレイヤの存在を描きます。

かつてラヴェンナにはフレイヤという愛情深い妹がいましたが、ある事件をきっかけに、フレイヤは大きな悲しみに襲われ、悲しみと引き換えに強大な魔力を手に入れました。

姉のもとを離れたフレイヤは、北の大地で自分だけの氷の王国を築いていました。フレイヤは、さまざまな場所から集めてきた子供に対し、想像を絶する武術の訓練を行い、強大な軍隊を作り上げていました。そこで育った戦士のエリック(クリス・ヘムズワース)とサラ(ジェシカ・チャステイン)は、互いに惹かれ合っていました。しかし、フレイヤの王国ではお互いに愛する事が許されませんでいした。

そんなフレイヤのもとに、ある日姉のラヴェンナがハンターのエリックの剣によって滅ぼされたとの報せが届きます。姉の死を知ったフレイヤは、配下の軍団に「魔法の鏡」を奪ってくるよう命じるのでした。

エリック役のクリス・ヘムズワースやラヴェンナ役のシャーリーズ・セロンが前作から再登場。フレイヤ役で「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラント、女戦士サラ役で「ゼロ・ダーク・サーティ」「オデッセイ」のジェシカ・チャステインが新たに出演。

撮影のほとんどはイギリス南東部のサリーおよび南西部のウェルズにて行われたという。

2016年製作/114分/アメリカ
原題:The Huntsman: Winter’s War

映画『スノーホワイト 氷の王国』のスタッフとキャストについて

セドリック・ニコラス=トロイヤン監督:フランス出身。前作『スノーホワイト』でVFXスーパーバイザーを務めたセドリック・ニコラス=トロイアン、本作が彼の初監督作品となります。

シャーローズ・セロン(ラヴェンナ):本編での出番は少ないと思いきや、しっかり後半部分で存在感を示していました。

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クリス・ヘムズワース(エリック):母国オーストラリアのTVドラマで俳優デビュー。2009年、リブート版「スター・トレック」の主人公カーク船長の父親役でハリウッドデビューを果たしています。

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エミリー・ブラント(氷の女王フレイヤ):英・ロンドン出身。大ヒット映画「プラダを着た悪魔」(06)でハリウッド進出を果たしブレイク。

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ジェシカ・チヤスティン(女戦死サラ):エリックを弓矢で狙いすまし殺したかに見えましたが、実際は首から下げていた「お守り」に見事に命中させ、気絶させただけでした/米・カリフォルニア出身。

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映画『スノーホワイト 氷の王国』のネタバレ感想

ネタバレ有り。

シャーリーズ・セロン、エミリー・ブラント、ジェシカ・チャスティンの3大美女の夢の競演映画。絶対に見逃せない映画とおすすめするポイントは、ストーリーの面白さというよりは、素晴らしいキャストの出演作というポイントの方が圧倒的に大きい所にあります。美女対決の勝利者は誰だったのでしょうか? 自分の美貌だけに酔い痴れるラヴェンナか、深い悲しみに陥った事から冷酷無比な人間になってしまった妹フレイヤ、最も人間らしい女戦死サラか? グリム童話の『白雪姫』を大胆にアレンジしたとは言うものの、本作はまったく別物と思った方が良いでしょう。

残念乍らストーリー展開に特筆するような内容はありません。映画批評サイトによると(批評家の総意として)「魅力的なビジュアルと非常に素晴らしいキャストを誇っているが、まったくもって不必要だった続編をお勧めするには十分ではない」となっており、残念ながらかなりの酷評を受けている映画となっています。

 

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