大自然に囲まれて佇む温泉宿の雰囲気は素晴らしい。四万温泉街の入り口を入ると直ぐ左手に見えてくるので直ぐに分かります。玄関脇にある駐車スペースはそれ程広くはありませんが、何台かまだ空いていたので、スムースに案内され駐車する事が出来ました。久し振り、と言っても半年振りに2回目の訪問となりました。初めて訪問する旅館のわくわく感も中々楽しいものですが、2度目となると勝手知ったる「わが宿」という感じがして、少し落ち着いた気分で訪問する事が出来るのでいいものです。「四万やまぐち館」訪問を検討される際は是非参考にしてみてください。また、愛郷ぐんま県民割キャンペーンも9月末まで延長された為、割引などの特典を享受する事が出来ます。
四万温泉『四万やまぐち館』へのアクセス
前回訪問した2月末は降雪時期だった為、自家用車の運転を諦め、東京駅から四万温泉行き直行高速バスを利用しました。160㌔(3時間40分)という快適さは捨てがたい魅力を感じていました。自家用車の場合もルートは高速バスと余り変わりありません。若干所要期間が短縮できると思います。今回は月末の日曜日に出発したのですが、予想に反していつもの平日よりもかなり道路は空いていました。
練馬IC⇒伊香保IC 関越自動車道 80分
伊香保IC⇒中之条 R17/R353 40分
中之条 ⇒ やまぐち館 R353 25分
四万温泉『四万やまぐち館』の魅力
前回今年2月にもやまぐち館は一度訪問して記事を書いているので、基本的には前回とほぼ同じだと思います。季節が真冬でしたので、部屋の窓や露天風呂からの外の景色が異なること以外それ程の違いHあ感じませんでした。
➢群馬の名湯【四万(しま)温泉・やまぐち館】 四万の病に効く、宿の直下より湧き出す源泉100%掛け流し
部屋/館内
全客室は77の中規模温泉宿です。チェックイン14:30、チェックアウト11:00とちょっとした余裕が嬉しい心遣いを感じました。
フロント斜め向かいにある喫茶室(3F)窓の下には四万川の清流が流れる。朝食後は無料の珈琲を飲む事が出来ます。外の自然とたいへんマッチした館内の雰囲気は素晴らしい。
喫茶スペースから真下の清流の眺め、10月前後は紅葉が映えると思われます
落ち着いた雰囲気の休憩室(月見台ラウンジ)
落ち着いた渓流沿いの和室10畳の標準的な部屋。外気温は標高も高い為、エアコンは要らない位でしたが、チェックインしたばかりの時間帯はちょうど西日が当たり始めていました。
部屋(3階)からの渓流の眺め ちょっとした深みは独特の青色となります。6月の新緑から鬱蒼とした濃い緑の葉っぱへと変化していました。
あちこちに置かれている可愛らしい置きモノ
やまぐち館玄関
源泉掛け流しの温泉
やはり、何と言ってもやまぐち館の最大の魅力は温泉の泉質、豪快な露天風呂ではないかと思います。勿論内風呂も大変素晴らしい。湯量豊富で湯船のお湯は掛け流しされていました。しかも源泉は宿の真下から湧き出すというものです。
露天風呂は男女別2か所、時間による交代制でした。朝9:00からは清掃時間となり、一度お湯は全部抜かれ掃除される
無色透明の非常に清祥な温泉、大岩にお題目が刻印されています
対岸の山も多少タイトアップされている様子だったが光はわずか。
地産地消中心とする食事
豪華絢爛の会席料理という訳ではありませんが、それなりに心のこもった食事内容に大変満足しました。
上州牛のすき焼き
無花果のコンポート(いちじくは大好物!)
こちらは朝食膳 かなりヘルシー! 席は夕食同様大広間で頂く
周辺観光地情報
R353沿いの四万の甌穴。川底に大きな穴がいくつか空いている、川の淵の青色が独特の深みのある色になっています。色濃い自然が残っています。6月付近を走行中に野生猿の姿を見掛けましたが、今回はチャンスがありませんでした。
階段を下りて川の近くまで近寄る事が出来ます。ダイナミックに落下する清流、川縁から滑り落ちない様に注意が必要です。
道の駅霊山たけやま 中之条から沼田に向かう県道53号線沿いにあります。
道の駅に隣接する親都神社の大ケヤキ(樹齢約700年!)
十割蕎麦が有名な蕎麦屋「けやき」人気店でいつも込み合っています。
アカボシゴマダラ(外来種)?の華麗な舞…
もう少し沼田寄りに走った所にあった道の駅『中山盆地』からの雄大な眺め。昼は雄大な三並山と田園風景、夜は満点の星空が堪能出来るそうです。近くには天文台ありと掲示板がありました。
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