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映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016/シャロン・マグワイア監督)‣感想 独身女性の悩み多き日常をリアルかつユーモラスに描いて人気のベストセラー小説の映画化第三段

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映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のあらすじ・概要

日本でも大ヒットを記録したレニー・ゼルウィガー主演のロマンティックコメディ「ブリジット・ジョーンズの日記」の前作から11年ぶりとなるシリーズ第3作。

43歳の孤独な誕生日を迎えたブリジットはテレビ局の敏腕プロデューサーとして活躍していたが、私生活では未だ独身のままでした。彼女がかつて愛したマークは他の女性と結婚し、ダニエルは事故で亡くなってしまっていました。ある日、同僚ミランダと野外ロック・フェスに参加します。ブリジットは偶然ハンサムで性格も良い、今話題の婚活サービスIT企業の経営者で大富豪ジャックと運命的な出会いを果たします。しかしその一方で昔の恋人マークとも再会し、2人の男性の間で揺れ動きます。

主人公ブリジット役をゼルウィガー、元恋人マーク役をコリン・ファースが再び演じるほか、テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシーがジャック役で新たに参加しています。

2016年製作/123分/イギリス
原題:Bridget Jones’s Baby

映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のスタッフとキャストについて

シャロン・マグワイア監督: 同シリーズの第一作目を監督している。

32歳の独身女性。大酒飲み、ヘビースモーカー、小太り気味。冴えない自分を変えようと決心して書き始めた日記。映画『ブリジット・ジョーンズの日記』(感想)憎めない性格の彼女が大好きです!

レネー・ゼルウィガー(ブリジット・ジョーンズ):父親はスイス人、母親はノルウェー人。リチャード・リンクレイター監督の「バッド・チューニング」(93)でスクリーンデビューし、トム・クルーズの相手役を演じた「ザ・エージント」(96)でブレイク/前作から11年振りの為か、かなりスリムになって登場、敏腕TVプロデューサーとして活躍中、年齢は重ねたものの相変わらずのシングル生活が続いていました。

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コリン・ファース(元恋人マーク):95年のTVミニシリーズ「高慢と偏見」でブレイクし、英国アカデミー(BAFTA)賞のTV部門にノミネートされた/10年越しのブリジットの恋愛は結局実らず、別れていました。マークはカミラと結婚したものの離婚調停中、とある切っ掛けで突然寄りが戻る事になります。

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パトリック・デンプシー(IT企業社長ジャック):アイルランド系アメリカ人。大道芸人から舞台俳優になり、「パニック・スクール 冒涜少年団」(85)でスクリーンデビュー/ロック・フェスの夜の運命的な出会いが、今後の悲喜劇の出発点となった様です。

エマ・トンプソン(産婦人科医ローリングス):親身な医師として重要な役柄。

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映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のネタバレ感想

【ネタバレあり】かなり微妙な三角関係ながら、大人のふたりの男性の関係がかなりスマートに描かれていて感心させられました。多分こんな時に男同士が鉢合わせしたら気まずいだろうなぁとは想像しながら視聴しました。実際こんな場面に遭遇する事を考えただけでもぞっとさせられます。

前作から11年も経っている為、ダイエットに励み、ジムにも熱心に通い体形的にはかなり絞り込まれたブリジットでした。仕事も敏腕プロデューサーとして活躍中、新しい上司の要求に応える為に必死に努力はしていましたが、若干空回りのところがありました。前作のブリジットのダメっぷりはかなり影を潜めてしまったのは逆に少々物足りなさも感じてしまいました。

ある日突然理想的な男性との出会い、更には過去10年以上も恋愛しながら結局実る事の無かった嘗ての元カレとの劇的な再会が重なります。確かに映画の邦題通り「最後のモテ期」の到来なのかも知れません。また、これは最後の出産・結婚(順番が多少逆なのはココではどうでも良い話)のチャンスだったのかもしれません。しかも、この年で二股を掛けているというのはブリジットの人生圧勝であることの証明!

世の中では『崖っぷち四十路独女』とかいう言葉もありますが、さすがに本編公開時に劇場に押し掛ける”お年頃”の女性客はブリジットより、かなり若い年齢層の方々では無かったかと、勝手に想像してしまいました。しかし、理想的なハッピーエンドで終わってしまい、世の中の女性の共感が本当に得られるのか?という疑問は残りました。

最後に、航空事故で死んだかと思われたダニエルが生きていた事が明かされます。新作製作の可能性が示唆されていましたが、ストーリーはどのように展開になるのか全く想像も出来ません…

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