おすすめ映画『オープン・ユア・アイズ』(1997/アレハンドロ・アメナーバル監督)感想‣夢と現実が錯綜する恐怖の世界体験!
ハンサムな独身貴族として人生を謳歌していた大金持ちのセサル。一度会った女には二度と会わないというポリシーの彼が、誕生日パーティーで会ったソフィアという女性に一目ぼれします。その晩、セサルに付きまとっていた女ヌリアは嫉妬から、セサルを乗せた車ごと崖から飛び降り心中を図ろうとします。なんとか助かったセサルだが、顔にひどい傷を負い、ソフィアにも見放されて自暴自棄の生活を送っていました。しかしある夜、酔いつぶれて目が覚めてみると自分の顔は手術で治り、ソフィアとの仲も元通りになっていました。彼の生活は元通りになるかに思われましたが、悪夢を見るようになり、夢と現実の区別がつかなくなってゆきます。後にハリウッドでリメイクされた(アメリカ版の題名は『バニラ・スカイ』)