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「エドワード・ズウィック監督」関連映画おすすめ10作品(最近見た映画限定・順不同)

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1952年生まれのエドワード・ズウィック監督は、17歳の時に黒澤明監督の『七人の侍』(54)を観て、黒澤映画を1本残らず研究しようと決意、それが、フィルムメイカーへの道に繋がった事は良く知られています。大迫力の戦闘シーンなど特色ある数々の映画で魅了され続けています。最近見た映画を中心に彼の監督、製作作品10本のご紹介をします。もし、まだ視聴されていない作品がありましたら、是非参考にしてみてください。

『炎の裁き』(2019)

「ラスト サムライ」などの名匠エドワード・ズウィックが、3人の子どもを殺害した罪で死刑宣告を受けた男と、彼の無実を信じ真相究明のため奔走する女性の姿を、実話に基づいて描いたヒューマンドラマ。

トッドとステイシー夫妻の家で火事が起こり、まだ幼い3人の娘が命を落とします。妻ステイシーは仕事で外出しており、火事発生時に自宅にいた夫トッドが殺人容疑で逮捕されます。貧しい家庭で教育もほとんど受けずに育った犯罪歴を持つトッドに裁判では一方的な不利な証言が相次ぎ、冤罪の可能性があったにも関わらず、死刑判決が下されてしまいます。7年後、獄中のトッドと知り合ったエリザベスは彼の無実を確信し、冤罪の証拠を集めるべく奔走を開始しますが…

映画『炎の裁き』(2019/ エドワード・ズウィック監督)感想‣子殺し冤罪事件、実話を元に描くストーリー

『ブラッド・ダイヤモンド』(2006)

凄惨な内戦下の西アフリカ、シエラレオネで発見された巨大なピンク・ダイヤモンドを巡って繰り広げられる争いを描く社会派ドラマ。それぞれ異なる目的のためにダイヤの行方を追う3人の男女の運命が交錯します。冷酷なダイヤ密売人にレオナルド・ディカプリオダイヤ採掘場での反政府軍攻撃に遭遇し、一家は離散し捕虜となり強制労働を強いられた漁師にジャイモン・フンスー、巨大ダイヤモンドの原石を採掘し、土の中に隠す。真実を求め、反政府組織“RUF”の資金源となっている“ブラッド・ダイヤモンド”の真相を探っている命知らずの女性戦場ジャーナリストにジェニファー・コネリーが扮します。

おすすめ映画|『ブラッド・ダイヤモンド』(2006/ エドワード・ズウィック監督)西アフリカを舞台とするレオナルド・ディカプリオ主演ダイヤモンドをめぐるアクションサスペンス

『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(1994)

原作はアメリカ文学界で活躍したJ・ハリソンの小説。3人の兄弟と彼らに愛されたひとりの女性が生きる、20世紀半ば、大自然に囲まれた米国モンタナ州舞台として愛とすれ違いのドラマがドラマティックに展開される。豊かな自然を捉えた映像もアメリカ人の心のふるさとを思わせ、厳しいながらも実に美しい。本作品は第67回アカデミー賞で撮影賞を受賞している。

インディアンとの戦いの記憶から逃れる為、深い山奥の牧場で生活を送る元騎兵隊の父と3人の息子たち。父ウィリアム(アンソニー・ホプキンス)はモンタナで牧場主となり、3人の息子、アルフレッド(エイダン・クイン)、トリスタン(ブラッド・ピット)、サミュエル(ヘンリー・トーマス)の成長を見守るが、中でも狩りが好きな次男トリスタンに深い愛情を注ぐ。

やがてヨーロッパでは第1次世界大戦が勃発、サミュエルはスザンナ(ジュリア・オーモンド)という婚約者がいながら、志願し兄弟と共に、ヨーロッパ戦線に赴くがサミュエルは戦死してしまう。トリスタンは落胆したスザンナを慰めるうち、彼女と愛し合うようになるが、実はスザンナに想いを寄せていたアルフレッドはトリスタンに怒り、街を去り事業に乗り出して成功する。

弟を救えなかった罪の意識に憔悴しきったトリスタンは、「永遠に待つわ」と言うスザンナを残して世界各地へ放浪の旅に出る。数年後、モンタナに帰ってきたトリスタンを迎えたのは、病気で半身付随になった父ウィリアムだった。今は議員となったアルフレッドとスザンナは結婚し、新生活を始めていた…

感想|『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(1994/エドワード・ズウィック監督)広大なモンタナを舞台とするB・ピット主演、悲劇のラブストーリー。

『トラフィック』(2000/スティーブン・ソダーバーグ 監督)【製作】

アメリカとメキシコの両国国境で、麻薬密輸とそれを取り締まる者たちの姿を、実際に起こった事件や実在の人物をモデルに取り入れて描いた作品。トラフィック=麻薬密売ルートという意味です。2000年度第73回アカデミー賞の監督賞、助演男優賞(ベニチオ・デル・トロ)、脚色賞、編集賞の4部門を受賞した他、ゴールデングローブ賞の脚本賞、助演男優賞、ベルリン国際映画祭の男優賞など多数の賞を受賞していた作品。監督はスティーブン・ソダーバーグ。20年前の映画ですが、色褪せない緊迫感の漂う良い作品だと感じました。

おすすめ映画|『トラフィック』(2000/スティーブン・ソダーバーグ 監督)麻薬をテーマにした群像劇

『I am Sam アイ・アム・サム』(2001/ジェシー・ネルソン監督)【製作】

7歳の知能しか持たない知的障碍者サム(ショーン・ペン)は、スターバックスで働きながら、健常者であるひとり娘ルーシー(ダコタ・ファニングを育てるが、ソーシャル・ワーカーに養育能力なしと判断され最愛の愛娘を取り上げられてしまう。そこで、敏腕女性弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)に助けを求めることになります。彼女は自分が社会奉仕の仕事もできることを見せつけるために、何と無償で弁護を引き受けたのですが、どう考えてもサムには不利な裁判でした。一方、リタ自身も夫と息子との関係に深く悩んでいました。

映画『I am Sam アイ・アム・サム』(2001/ジェシー・ネルソン監督)感想‣ショーン・ペンとダコタ・ファニング共演の親子の愛情ドラマ!

『恋におちたシェイクスピア』(1998/ジョン・マッデン監督)【製作】

若き日の文豪シェイクスピアの秘められた恋の行方を、虚実織り混ぜながら描いた恋愛歴史劇。

16世紀末のロンドン、ペストが蔓延し劇場の閉鎖が相次ぐロンドン。人気劇作家シェイクスピアは漸く長いスランプから抜け出そうとしていました。ある日、彼の新作のオーディションにトマスと名乗る若者がやって来ました。実はトマスは、裕福な商人の芝居好きな娘ヴァイオラが女人禁制の舞台に立つために男装した姿だったのです。逃げるように去ったトマスの後を必死に追って商人の屋敷に潜り込んだシェイクスピアは、そこでヴァイオラと出会い恋に落ちます。

しかし彼女には既に、親によって定められた貧乏貴族の婚約者がいました。燃え上がる恋心に創作意欲を刺激され、新作「ロミオとジュリエット」を書き上げていくシェイクスピアでしたが…

おすすめ映画感想|『恋におちたシェイクスピア』(1998/ジョン・マッデン監督)【U-NEXTで視聴】

『ラブ&ドラッグ』(2010)

「ラストサムライ」「ブラッド・ダイヤモンド」のエドワード・ズウィック監督が、バイアグラのセールスマンだったジェイミー・レイディの回顧録「Hard Sell: The Evolution of a Viagra Salesman」邦訳:ノンフィクション『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いたバイアグラセールスマン』)をジェイク・ギレンホール&アン・ハサウェイ主演で映画化した熱々ラブコメディ。

火遊びが過ぎて家電製品の販売の仕事をクビになったジェイミーは、医薬品大手のファイザー製薬(Pfizer)で営業マンの職を得ました。得意の話術で大病院に攻勢をかける彼でしたが、強力なライバルのせいでなかなか結果を出せないでいました。そんなとき、彼は若年性パーキンソン病を患う魅力的な女性マギーと知り合います。持病のため恋愛関係を避ける彼女と、体だけという約束で交際を始めるジェイミー、やがて新薬バイアグラを扱い始めた彼は全米トップセールスマンとなっていきますが・・・。

おすすめ映画『ラブ&ドラッグ』(2010/エドワード・ズウィック監督)感想‣胸熱の感動ラブコメ。俳優の名演技が光りますが、露出の多さにびっくり仰天!

『グローリー』(1989)

南北戦争を舞台に、実在したアメリカ史上初の黒人部隊を描いた戦争ドラマ。

アメリカが南北戦争に突入した1860年代初頭。若き北軍大佐ショーは、黒人だけで構成されるマサチューセッツ第54連隊の指揮官に就任します。入隊志願者の多くは南部から逃れてきた元奴隷の人々で、戦闘経験こそないが士気は非常に高い。しかし北軍内部にも根強い人種差別が蔓延しており、軍服・靴・銃などの必要物資は支給されず、戦闘にも加わることが出来ません。過酷な訓練を続ける中で、ショーは兵士たちとの間に厚い信頼関係を築いていきます。やがて、ショーの必死の訴えによりようやく戦闘に参加した彼らは、そこで目覚ましい成果を挙げていきます。

おすすめ映画『グローリー(1989)』(エドワード・ズウィック監督)感想‣心揺さぶる戦争映画!

『ディファイアンス』(2008)

「ブラッド・ダイヤモンド」のエドワード・ズウィック監督が、6代目007のダニエル・クレイグを主演に迎え、第2次世界大戦中に実在したオスカー・シンドラーに匹敵する約1,200人のユダヤ人の生命を救ったユダヤ人ビエルスキ3兄弟の物語を映画化。  

1941年、ドイツ軍がベラルーシを占拠。ナチス親衛隊と地元警察がユダヤ人狩りを始める。そこで、ナチス・ドイツに両親を殺されたユダヤ人のビエルスキ3兄弟は、復讐を胸にベラルーシの森へと逃げ込みます。やがて森にはナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人が続々と集まり始めます……。今まであまり語られることのなかった実話に基づく真実のストーリーとして、緊迫感あふれるサスペンス映画です。但し、一部に映画的結末を描くための脚色があり、特にエンディングの戦車との戦闘シーンについては原作者も当初は戸惑いを覚えたことを告白しているそうです。

おすすめ映画『ディファイアンス』(2008/エドワード・ズウィック監督・脚本・製作)感想‣1941ナチス・ドイツ軍占領下のベラルーシで1200名のユダヤ人を救出

『ラスト・サムライ』(2003)

明治維新直後の日本が舞台。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断します。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいました。やがて、政府と発展著しい日本市場を狙うアメリカ実業界との思惑が一致、政府軍指導のため南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉を高額な待遇を受け日本に招聘されます。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めます。

ある時、育成途中の軍を率いて侍達の一掃を命ぜられますが失敗します。ネイサンは戦いに敗れ捕虜の身になります。しかし、そこでの生活で、政府に反旗を翻す侍のひとり、勝元と出会い、彼ら侍たちの揺るぎない信念に支えられた“サムライ魂”を感じ取っていくことになります。また、村人達とのふれあいを通じ、日本における文化、また武士道を目の当たりにし、次第に考え方が変わり、自ら侍達の味方につき、新政府との最後の一戦に挑むことになります。

おすすめ映画『ラスト・サムライ』(2003/エドワード・ズウィック監督)感想‣トム・クルーズと真田広之の剣戟シーンに大注目!

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