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おすすめ映画『ラスト・サムライ』(2003/エドワード・ズウィック監督)感想‣トム・クルーズと真田広之の剣戟シーンに大注目!

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tmooyyによるPixabayからの画像
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『ラスト・サムライ』のあらすじ概要

明治維新直後の日本が舞台。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断します。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいました。やがて、政府と発展著しい日本市場を狙うアメリカ実業界との思惑が一致、政府軍指導のため南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉を高額な待遇を受け日本に招聘されます。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めます。

ある時、育成途中の軍を率いて侍達の一掃を命ぜられますが失敗します。ネイサンは戦いに敗れ捕虜の身になります。しかし、そこでの生活で、政府に反旗を翻す侍のひとり、勝元と出会い、彼ら侍たちの揺るぎない信念に支えられた“サムライ魂”を感じ取っていくことになります。また、村人達とのふれあいを通じ、日本における文化、また武士道を目の当たりにし、次第に考え方が変わり、自ら侍達の味方につき、新政府との最後の一戦に挑むことになります。

監督・共同脚本はデンゼル・ワシントンにオスカーをもたらした南北戦争映画「グローリー」のエドワード・ズウィック、共同脚本は「グラディエーター」のジョン・ローガン。

2003年製作/154分/アメリカ
原題:The Last Samurai

ロッテントマト批評家支持率:66%

『ラスト・サムライ』のスタッフとキャストについて

エドワード・ズウィック監督・脚本・製作

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トム・クルーズ(ネイサン・オールグレン大尉):米国の南北戦争時代北軍の士官として活躍したが、無抵抗だった先住民の女・子供を虐殺する闘いに参加したことが、良心の呵責から大きな精神的なトラウマとなっている為、生活が荒んでいた。日本に着て、捕虜となり侍の元で暮らす内に徐々に徐々に精神的な安定を取り戻す事になります。

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真田広之(氏尾):侍のリーダー格、NO.2)

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小雪(たか):夫を戦闘でネイサンに殺されるが、死に掛けているネイサンを看病して助ける

『ラスト・サムライ』のネタバレ感想・見どころ

真田広之演じる侍・氏尾の迫力のある戦闘シーンがトム・クルーズの活躍シーンより目立ち過ぎていた為、氏尾のシーンは後で大幅にカットされたと聞きました。確かに、刀を振り回す殺陣では日本人役者が一枚も二枚上手であることは仕方の無い事だと思いました。しばしば見られた氏尾の稽古シーン、キメの剣筋もビシッと止まり非常に美しい描写となっていました。

明治初頭の反乱軍・不平士族の首領西郷隆盛からヒントを得たノンフィクションに基づくストーリーとなっています。侍の住んでいる村が”桃源郷”の様な雰囲気で描出されています。後で調べて見たら、戦闘場面や村のシーンなどわざわざニュージーランドで撮影がされているそうです。また、500人近い日本人のエキストラの方もニュージーランドに集められるこだわりようは凄い。忍者の出現にはびっくり仰天しましたが、これはどうしてもニンジャを撮りたいという監督らの理由で挿入されたシーンであると聞きました。確かに迫力満点のシーンでした。

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