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おすすめ映画『俺たちは天使じゃない』(1989/ニール・ジョーダン監督)感想‣デ・ニーロとショーン・ペンによる初共演作、大爆笑コメディ!

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『俺たちは天使じゃない』のあらすじ概要

刑務所を脱走した2人の男が巻き起こす騒動を描くアクション・コメディ。マイケル・カーティス監督による55年製作の同名作品(ハンフリー・ボガート主演の同名作品を大幅にアレンジ)のリメイク版で、エグゼクティヴ・プロデューサーは主演のロバート・デ・ニーロ。

舞台は1935年のカナダに近いアメリカの刑務所。極悪囚人のボブが処刑される寸前に看守たちを撃ち殺して脱走を謀ります。処刑場にたまたま居合わせたコソ泥のネッドとジムは訳がわからないままボブと共に脱走し、二人はカナダ国境を目指しました。しかし途中ニューイングランドの小さな町で老婆と出くわし、出任せで言った言葉からあれよあれよと言う間に著名な神父様に間違われ修道院での生活が始まる事になります……。

1989年製作/101分/アメリカ
原題:We’re No Angels

ロッテントマト批評家支持率:47%

『俺たちは天使じゃない』のスタッフとキャストについて

ニール・ジョーダン監督:アイルランド出身。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(94)は大ヒットを記録する。

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ロバート・デ・ニーロ(ネッド):窃盗の罪で刑務所で服役していたところ、死刑囚のボビーと一緒に3人で脱獄をする羽目になった二人組の一人。余り神父面はしていないが、何の疑いもなく”神父”として受け入れられるところがミソとなっています。ロバート・デ・ニーロは神父になり切っているいる訳ではなく、今回は「神父になり切っているネッドになり切った」役をこなしていました。(名人芸…!)

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ショーン・ペン(ジム):心の純真さは神父の素地はあった様にも思えます。”説教”はとっさの重い突きにしては出来過ぎで大きな感動を呼ぶことになります。ジョン・C・ライリーが演じた若い層は彼に心酔してしまい、何から何まで真似をするほど、それが猛烈に笑わせてくれます。

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デミ・ムーア(モーリー):非常に元気なシングルマザー。聾唖の娘を抱えて苦しい生活を切り盛りしている。

『俺たちは天使じゃない』のネタバレ感想・見どころ

ロバート・デ・ニーロとショーン・ペンの2人組のチンピラの繰り広げるドタバタ劇が面白い。それにとぼけたジョン・C・ライリーまで加わっています。彼は洗濯バサミはエリに挟むは、裸足で歩き回るは、悉く訳も分からず二人組のサル真似をしようと必死に涙ぐましい努力をしていました。

まるでザ・ドリフターズのコントを見てい居るようで、中々国境の橋を渡る事が出来ずカナダに逃げる事が出来ません。何度も絶対絶命のピンチに陥ります。

以前見たポーランド映画『聖なる犯罪者』実際に神父の資格も無い聖職者が何年間にもわたって村の教会で、聖職者の務めを果たしていたという映画を見たことがあります。

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こちらの内容はかなりシビアな衝撃作でした。一方、「俺たちは天使じゃない」はひたすら笑い転げるしかないコメディ映画です。この映画を観賞するには解説も他人の感想なども一切無用なのではないかと思います。とにかく、いつ見てもデ・ニーロの表情が本当に馬鹿らしく、限りなく面白い映画でした。  

どこが面白いかなど余り言うつもりはありませんが、一番傑作だとおもったのは聾唖の少女がショックでしゃべり始め、大衆の面前で彼らが「お尋ね者(犯人)」であることを明かすところは度肝を抜かれました…(これは最高でした)(神父の親玉への通訳で何やら違う意味で伝えて事なきを得ていた様でした・・・)まだまだ爆笑ポイント盛りだくさんです…

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