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劇場公開中 新作映画『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』(2023/ルイ・ルテリエ監督)感想‣ドミニクはファミリーを守り、ダンテの復讐を止めることができるのか?

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『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』のあらすじ概要

2001年の第1作から数えて22年、メガヒットシリーズへと成長した人気カーアクション「ワイルド・スピード」のシリーズ第10作最新作。シリーズ完結2部作の前編(11作目の続編は2025年に公開予定、かなり先ですが相当待ち遠しい…)ということながら、シリーズで少なくともあと3本の映画がリリースされることが確認されているという嬉しいニュースもありました…

パートナーのレティと息子ブライアン(リトル・B)と3人で静かに暮らしていたドミニク。しかし、そんな彼の前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが出現。家族も未来も奪われたダンテは、12年もの間、復讐の炎を燃やし続けていました。ダンテの陰謀により、ドミニクと仲間たち“ファミリー”の仲は引き裂かれ、散り散りになってしまいます。さらにダンテは、ドミニクの命を奪うだけではなく、彼からすべてを奪うため、彼の愛するものへと矛先を向けていきます。

「トランスポーター」シリーズのルイ・ルテリエ監督がメガホンを取り、ドミニク役のビン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジスらおなじみのキャストが集結。また、新たな顔ぶれとして、ファミリーを次々と襲うダンテを演じるジェイソン・モモアや、オスカー女優のブリー・ラーソンが参戦しています。

2023年製作/141分/アメリカ
原題:Fast X

『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』のスタッフとキャストについて

ルイ・ルテリエ監督:02年、ベッソン製作・脚本、ジェイソン・ステイサム主演「トランスポーター」で監督デビューを果たし、続編も大ヒットを記録する。

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ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット):これまでファミリーと共に数々の悪党と戦いを繰り広げた元犯罪者でプロのストリートレーサー。

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ジェイソン・モモア(ダンテ・レイエス):同作最大の敵である麻薬王故エルナン・レイエスの息子。ドミニクやそのファミリーを亡き父の最後の指示に従い「死よりも恐ろしい目」に合わせるため復讐鬼となり執拗に彼らを付狙う。

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ミシェル・ロドリゲス(レティ・オルティス):ドミニクの幼馴染であり妻、そしてリトル・Bの良き母

ブリー・ラーソン(テス):現在は行方不明のミスター・ノーバディの娘。ドミニクらを手助けする。

シャーリーズ・セロン(サイファー):ドミニク達の前に二度立ちはだかった世界で最も危険なハッカー。

『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』のネタバレ感想・見どころ

「ワイルド・スピード」ファン待望の最新作見てきました。ファンの期待は裏切られることなく、想像を絶するアクションシーンの連続には開いた口が塞がる時間がありませんでした。一応、しっかりしたあらすじ(ストーリー展開)はあります。しかし大半のファンにとってはストリーはもはやそっちのけで、どれだけ凄まじい”暴走シーン”が繰り広げられるかの方に注目しているは明らか。

直径3メートルはありそうな鋼鉄製のシェルに入った”中性子爆弾”がローマの坂道を、バチカン市庁に向かって真っ逆さまに転がり落ちるシーンは笑っていいものやら、極度の緊張感に襲われ悲鳴が聞こえても良い位の激烈シーンでした。しかし、ドミニクらの必死の抵抗でバチカンは救われる!?事になります。爆弾の進路が変更され河に水没させられました。深水10-20㍍の川の底に沈んだくらいで水爆の威力が弱まるとは思われませんが…

鋼鉄の金庫室ごと銀行から引っ剥がし道路を暴走するシーンといい、ダムで左右両方向から突進してくるコンボイの挟み撃ちの絶対絶命のピンチを乗り切る為、とっさの判断でアクロバット!ダムの真下に向かい大ジャンプしたはいいものの、どうやって活路を見出すのか!!!(見てのお楽しみ)

ドミニク以上の異彩を放ったヴィラン・ダンテ(ジェイソン・モモア)の存在感はとても大きく、本作を引き立てる役割十二分でした。

もし、時間があれば大画面の劇場での鑑賞を推奨します。なお、映画に刺激を受け一般道路でのスピードの出し過ぎ、自分の運転技術の過信にはくれぐれも注意したいものです。

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