『チケット・トゥ・パラダイス』のあらすじと概要
映画「オーシャンズ」シリーズで夫婦役を演じたジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが再共演し、娘のスピード婚を止めようと奮闘する元夫婦を演じたロマンティックコメディ。
元夫婦のデヴィッドとジョージアは夫婦生活をたった5年で終え、ひとり娘リリーのためだけに20年間「家族」という関係をつづけて以来、必要に迫られて会うことがあっても、いつもいがみ合ってばかりいる超険悪な関係にいました。そんな2人の愛娘リリーがロースクールを卒業し、旅行でバリ島へ向かい、わずか数日後に「現地の彼と結婚する」という飛んでも無い連絡が入ります。将来弁護士になる夢を捨てて会ったばかりの現地の男と結婚するなどあってはならないと、自分たちと同じ過ちを繰り返してほしくないデヴィッドとジョージアは、現地へ赴き、不仲から一転、“一時的な協定”を結び様々な方法で娘の結婚を止めるべく画策しますが、娘の結婚指輪をこっそり隠してしまうという強硬手段をとったりしますが、その結末や如何に！？
なお、主な撮影場所は、オーストラリアのクイーンズランド州で行われたそうです。
2022年製作／104分／アメリカ
原題：Ticket to Paradise
『チケット・トゥ・パラダイス』のスタッフとキャストについて
オル・パーカー監督・脚本：イギリス出身の脚本家・映画監督、人気ロマンティック・コメディ・ミュージカル映画「マンマ・ミーア！ ヒア・ウィー・ゴー」の脚本家でもあります。
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ジョージ・クルーニー（デヴィット・コットン）：「超険悪な元夫婦が、娘の結婚を阻止するため“仲がいいフリをして、娘と結婚相手の関係を引き裂く”」という目的でバリ島に乗り込んでいきます。ジュリア・ロバーツとの険悪な関係の元夫婦役が面白すぎました。言葉のナイフで刺しまくり…こんな夫婦でも愛娘に対する愛情だけは共通でした…
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ジュリア・ロバーツ（ジョージア・コットン）：
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ケイトリン・デバー（リリー・コットン）：オリヴィア・ワイルドの映画監督デビュー作、青春コメディ「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」（19）に主演。「ディア・エヴァン・ハンセン」（21）でも重要な役どころを演じた。
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マキシム・ブティエ（グデ）：
ビリー・ロード（レン・バトラー）：15年に「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のコニックス中尉役でデビューしています。
ルーカス・ブラボー（パイロットのポール、ジョージアの恋人役）：Netflixのロマンティック・コメディ・シリーズ『エミリー・イン・パリ』で、リリー・コリンズ演じるエミリーの階下の隣人であり、恋人となるシェフのガブリエル役としても知られています。
『チケット・トゥ・パラダイス』のネタバレ感想・見どころ
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの掛け合いが面白過ぎて冒頭からぐっと画面に引き込まれてしまう映画でした。それとバリ島の素晴らしい海辺の映像（調べて見たら実際のロケ地はオーストラリアのクイーンズランドだったそうですが…）にうっとりさせられました。
ふたりは結婚五年後にきっぱりと離婚し、その後20年間娘リリーの為に二人は会う程度でしたが、未だに犬猿の仲、超が付く険悪な関係となっていました…しかしながら、ふたりが溺愛する娘リリーが思いもよらず、バリ島の男性と結婚すると聞き、その結婚を阻止すべくタッグを組むことになります。親の気持ちは分からないこともありません。遠いバリ島の村に嫁ぐと聞いて諸手を上げて賛成する親は少ない気がします。しかも二人が出会って数日で結婚を決めるなど、とんでもない話ではあります。
若い二人の結婚を阻止しようとあの手この手を使いながら、ドタバタ劇を演じ、ふたりは本当の愛情というものに気付いた気がします。
ストーリーは全然違いますが、映画『マンマ・ミーア！』と相通じるテンポの良いノリのいい映画、素晴らしい映像美です。脚本も素晴らしく、きっちり最後も見事に〆られていました…
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