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おすすめ映画『エンド・オブ・ステイツ』(2019/リック・ローマン・ウォー監督)感想‣大統領を狙うテロリストとの攻防を描く、ド迫力のアクション映画

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『エンド・オブ・ステイツ』のあらすじと概要

「エンド・オブ・ホワイトハウス」「エンド・オブ・キングダム」に続き、ジェラルド・バトラーがアメリカ大統領専属シークレットサービスのマイク・バニングを演じる人気アクションシリーズ第3弾。世界を未曾有のテロ事件から救ったシークレットサービスのマイク・バニングは英雄として名を馳せ、副大統領から大統領となったトランブルからの信頼も絶大でした。しかし、歴戦の負傷によって肉体がむしばまれ、近頃は引退も考えるようになっていました。そんなある日、休暇中のトランブル大統領が大量のドローンによって襲撃される事件が発生。なんと、大統領を救助(但し重体)し警護官の中でただ一人生き残ったマイクは容疑者としてFBIに拘束されてしまいます。隙をついて逃げ出したマイクは、何者かが仕組んだ陰謀を暴くためひとりで奔走しますが……。主人公マイク役のバトラーのほか、トランブル大統領役もシリーズおなじみのモーガン・フリーマンが演じています。

2019年製作/121分/アメリカ
原題:Angel Has Fallen

 

 

『エンド・オブ・ステイツ』のスタッフとキャストについて

リック・ローマン・ウォー監督・脚本:ロサンゼルス出身。1984年にスタントマンとしてキャリアを開始し、「ユニバーサル・ソルジャー」(92)や「ラスト・アクション・ヒーロー」(93)など多くのアクション作品にスタントで参加しているキャリアを持ちます。

ジェラルド・バトラー(マイク・バ二ング)出演・製作:英スコットランド出身。12歳のとき、ミュージカル「オリバー!」に出演。。ミュージカル映画「オペラ座の怪人」(04)のファントム役でブレイクし、主演アクション「300 スリーハンドレッド」(07)が大ヒットを記録しています/優秀な大統領警護官、永年の過酷な任務より片頭痛、不眠症に悩まされています。ある日、何者かの陰謀によりトランブル米大統領襲われ、未遂に終わります。しかし、唯一の生存者ながら、彼のオフショア銀行口座にロシアからの1000万㌦の振り込みがあった事から暗殺の首謀者の嫌疑を掛けられ拘束されます。隙を衝いて逃げ出し、たったひとりで真犯人を見つけ出そうと奔走します。

モーガン・フリーマン(アラン・トランブル米大統領):休暇中に何者かの放ったドローン爆弾の攻撃に遭遇し、昏睡状態となる。

ジェイダ・ピンケット・スミス(トンプソン):メリーランド州ボルチモア生まれ。90年からTVドラマに出演し、ヒューズ兄弟の「ポケットいっぱいの涙」(93)スクリーンデビュー。日本では「マトリックス・リローデット」「マトリックス・レボリューションズ」で良く知られています。

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ニック・ノルティ(クレイ・バ二ング、マイクの父親):刑事、軍人などの粗暴な役から、『ケープ・フィアー』や『ロレンツォのオイル』などの家庭的な父親役など、演技の幅は広い。

パイパー・ペラーボ(リア・バニング、マイクの妻):ジェリー・ブラッカイマー製作の青春サクセスストーリー『コヨーテ・アグリー』で主人公ヴァイオレット役で初主演をしています。

『エンド・オブ・ステイツ』のネタバレ感想・見どころ

マイク・バニングを演じる人気アクションシリーズ第3弾、今回初めて観賞。それ程、期待はしていませんでしたが、目的のモーガン・フリーマン出演映画という事で見たものです。しかしながら、映画開始早々、休暇中に釣りを楽しんでいた大統領は何ものかのドローン爆弾の奇襲を受け、警護官がほぼ全滅する中九死に一生を得たものの、昏睡状態の重体となりほとんどの時間、病院のベッドに横たわる事になります。モーガンの活躍は後半まで待たなければなりませんでした…

前作2作では凄まじい活躍の御蔭で国民的英雄とされ称賛されていたマイクでしたが、今回は勝手が違い、一転大統領暗殺の首謀者に仕立て上げられ、拘束されてしまいます。隙を衝いて上手く逃げ出せますが、警察・FBIから追われながら、真犯人探しにたったひとりで取り組む事になります。

真犯人の実態は途中で徐々に分かって来ます。同じ警護官仲間の一味が、お金の為にロシアとの開戦を企むという恐ろしい計画を実行する為に大統領の命を奪い、副大統領に権限が移譲される事を企んでいました。マイクには大統領暗殺の犯人の濡れ衣を被せ葬り去ろうとしていました…誤解は上手く解けるのか、真犯人を捕まえる事が出来るのか? ストーリーは極めて単純明快でとても分かり易く、色黒がはっきりしています。恐ろしいのは、犯人グループの銃器による恐るべき攻撃もさることながら(銃撃で倒れるシーンがとてもリアルに描写されます)、ネットに自由自在に侵入を繰り返し、いとも簡単に電子制御の自動車を停止させたり、ビル管理システム等々をコントロールしたり、現在位置を感知してしまうところでした。

コウモリ、鳥のように高速で襲い掛かるドローン爆弾の奇襲攻撃は度肝を抜かれるものでした、あるドローンはマイクを認識し、即座に攻撃を中止して飛び去るという優れものでした。しかし、この恐ろしいドローン攻撃から大統領を救い出したのはマイクの捨て身の活動があった為でした…

前二作は見ていなくとも、本作単独でも十分楽しめる内容でした。2時間どっぷり連続する戦闘シーンの連続です。すっかり忘我の境地でスクリーンにのめり込めるが出来るアクション映画の一つです。

 

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