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公開中 おすすめ新作映画『パスト ライブス 再会』(2023/セリーヌ・ソン監督)感想‣「この恋、きっと生涯忘れられない」という評価を信じて見て正解!

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『パスト ライブス 再会』のネタバレ感想・見どころ

ある男ヘソンが初恋の女性ノラに24年振りにソウルからニューヨーク会いに行くという話です。受け入れる彼女の方は結婚して旦那もいるし、旦那にも昔の幼馴染(初恋の人)が会いに来るという事を打ち明けています。途中突然の別離から12年振りにお互いにスカイプを使って楽しく会話をする時期があります。しかし、その時はそれ以上新たな進展は無く、彼女の方から今後の連絡は止めたいという複雑な心境が語られます…

24年経ってもヘソンはノラへの未練を捨てきれず再会の為に訪問しています。多分誰にでも”初恋の思い出”はあるのではないでしょうか?淡く、切なく消え去るものなのか、あるいはずっと後を引き、諦めはしないけれど、いつしか忘却の彼方へというのが一般的だと思います。久し振りに同窓会で見掛けても、言葉すら掛けられない…そんな苦い思い出が多いのではないでしょうか…

「袖擦り合うも他生の縁」という日本の諺と同じような言葉が、韓国にもある様です。元々韓国経由日本に伝えられたのかも知れません。”摂理”と日本語に訳されていた韓国語が何度も使われていました。”縁”のことだったと思います。ノラとヘソンは縁は無かったという言葉で簡単に済まされないかも知れません。「生まれ変わってまた会おう」と言いながら二人は最後に別れています…何とも東洋的な言い回しで、欧米人に理解出来るのか分かりません…

セリフの中でノラは「12才のわたしは、今のわたしではない」という意味の言葉を言っていました。確かに初恋の思い出というのは当時の本人の思い出が残っているだけで、現在の彼女とは別人というのはその通りで、いやに説得力のある言葉でした。

『パスト ライブス 再会』のあらすじと概要

海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。

韓国・ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに恋心を抱いていましたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまいます。12年後、24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいた2人は、オンラインで再会を果たします。互いを思い合っていながらも再びすれ違ってしまいます。そして12年後の36歳、ノラは作家の米国人アーサーと結婚していました。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れ、2人は漸く24年振りにめぐり合うのでしたが……。

2023年・第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門出品。第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞にノミネートされています。世界の映画祭でも、246ノミネート88受賞(3月18日時点)という圧倒的な強さを見せているそうです。本作は、北米のわずか4スクリーンで封切られ、その評判が口コミで広がり、スクリーン拡大上映!さらに、超辛口批評サイト「ロッテントマト」では、批評家スコア96%という、“傑作レベル”の高ポイントを獲得している作品です。勿論、アカデミー賞作品の常連、映画ファンの誰もが知る「A24」が配給している最新作品でもあります…

2023年製作/106分/アメリカ・韓国合作
原題:Past Lives

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『パスト ライブス 再会』のスタッフとキャストについて

セリーヌ・ソン監督・脚本:12歳のときに家族とともに海外へ移住した自身の体験をもとにオリジナル脚本を執筆し、本作でメガホンを取っています。長編映画デビュー作品。

グレタ・リー(ノラ):Netflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール 謎のタイムループ」や声優として参加した「スパイダーマン スパイダーバース」などで知られています。

ユ・テオ(ヘソン):「LETO レト」「めまい 窓越しの想い」で知られています。

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