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おすすめ映画『スイス・アーミー・マン』(2016/ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督)感想‣サンダンス映画祭で監督賞を受賞したという強烈に変な話題作!

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『スイス・アーミー・マン』のあらすじと概要

ダニエル・ラドクリフが無人島に漂着した腐りかけの死体を怪演し、遭難していた青年の心の友となるばかりか、“スイス・アーミー・ナイフ”(万能ナイフ)ばりに様々な場面で役立ち、彼の過酷なサバイバルを助けていく奇想天外アドベンチャー・コメディ。遭難した青年ハンクには「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」のポール・ダノ。無人島で遭難し、死を覚悟していた青年ハンク。そんな彼の前に男の死体が流れ着く。死体からはガスが吹き出しており、思い切ってまたがってみると、まるでジェットスキーのように勢いよく海面を滑り出しました。死体はその後も驚くほどの多機能ぶりで、追い詰められたハンクの窮地を救っていきますが…。

サンダンス映画祭では、その設定の奇抜さについて行けなかった観客が途中退席し、作は賛否両論となったが、肯定派の方が優勢とのこと。辛口批評家サイトの支持率は68%となっています。

配給A24

2016年製作/97分/アメリカ
原題:Swiss Army Man

『スイス・アーミー・マン』のスタッフとキャストについて

ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート(通称:ダニエルズ)監督:CMやMVのディレクションを経て、ダニエル・ラドクリフとポール・ダノを主演に迎えた本作「スイス・アーミー・マン」(16)で長編映画監督デビューを果たしています。

ポール・ダノ(ハンク):

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ダニエル・ラドクリフ(メニ―):

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メアリー・エリザベス・ウィンステッド(サラ):

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『スイス・アーミー・マン』のネタバレ感想・見どころ

第一印象「なんじゃこりゃあ〜」「死人がしゃべるわけないよぉ〜」

おすすめの映画という事で紹介したい作品ですが、かなり”どぎつい”映画なので未視聴の方が初めて見る際は要注意です。ハリーポッターのダニエル・ラドクリフが”死体”役で出演(主演)していてびっくり仰天。更にこの死体は通常の死体とは訳が違います。突拍子もない”機能”満載です。漫画を見ている様なノリノリの”機能”には人類の尊厳に関わるのでは等の固いお話は抜きにした方が良さそうです。

ダニエルに加えて、演技派(性格)俳優のポール・ダノもダブル主演で真面目に演技をしているのでこちらも驚きました。

映画全体として何を言いたいのかテーマをはっきり理解することはとても困難です。無人島に暮していたハンクは早々に人生に見切りをつけて死を選ぶ寸前に死体のメニ―と突然出会います(彼が島に漂着したというのが正しい)しかもこの死体はおしゃべりを始めます!?漫画「おそ松くん」の読み過ぎではないかと思われるほど、(こう言ったら怒られますが)くだらないギャグ、話題の連発…放屁の推進力を利用して無人島から見事に脱出(絶対に有り得ない発想)、口から溢れ出る綺麗な湧き水…可笑しいやら泣きたくなるくらいの〝お馬鹿さ”!!ラストで、ハンクは実父から「低能」「低能」と言われていましたが、こんな差別用語を連発して良いものやら…

本作の視聴を是非お勧めしたい人➢

マンネリした人生に喝を入れたい人

柔軟な発想が必要な職業に従事していて、新しいアイデアを生み出したい人

映画の展開にツッコミを入れてスカッとしたい人

ポール・ダノ、ダニエル・ラドクリフのファンの人

凄い暇で時間を持て余している人

A24関連映画に関心のある人

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