【オールド・ガード】のあらすじと概要
「スーパーマン」「ワンダーウーマン」「ウルヴァリン」などのアメリカンコミックライター、グレッグ・ルッカによる同名グラフィックノベルを、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロン主演で実写化されたアクションムービー。
兵士アンディ率いる秘密の特殊部隊「オールド・ガード」。永遠の命を持つ不死身の傭兵たちで構成されるその部隊は、何世紀にもわたり、歴史の影で活躍し、多くの経験を生かして人々を助けるために活躍、誰にも知られることなくずっと人類を守り続けていました。
ある日、彼女たちの特別な能力が何者かによって暴かれてしまいます。そして、ある悪徳製薬会社の金儲けの為ならば手段は選ばないという陰謀のために、その能力の複製を企む強大な謎の組織の恐ろしい脅威がアンディたちに襲い掛かってきます。
アンディ役をシャーリーズ・セロンが演じています。
原題:The Old Guard
【オールド・ガード】のスタッフとキャストについて
ジーナ・プリンス=バイスウッド監督:『ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム』(2000年)『リリィ、はちみつ色の秘密』(2008年)などの作品がある。
シャーリーズ・セロン(隊長・アンディ):長身177㌢をフルに生かした大胆なアクションシーンh見ものでした。黒づくめの”戦闘服”に包まれるとまるで忍者のよう。不思議な大きな両刃の付いた剣を軽々と振り回す怪力の持ち主でもあります。
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キキ・レイン(ナイル。200年ぶりに見つかったアンディたちの同類で元兵士):オハイオ州シンシナティ出身。バリー・ジェンキンス監督のドラマ映画『ビール・ストリートの恋人たち』で主人公ティッシュを演じて脚光を浴びる/本作では突如不死身の能力を身に着けた兵士役で登場して、チームに加わる。
マティアス・スーナールツ(古くからの仲間ブッカー、1812年にナポレオンと出陣して死亡してから不死になった):『君と歩く世界』の主役に200人以上の中からスーナールツを選らばれた。スーナールツがマリオン・コティヤールとともに主演した同映画は2012年、第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で披露され、非常に高い評価を集めた。
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キウェテル・イジョフォー(コブリ―):ロンドンでナイジェリア出身のイボ人の両親の元に生まれる。『それでも夜は明ける』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる/アンディらの能力を人類の為に使う事を求めていたが、製薬会社の陰謀は金儲けである事が分かり反発する。
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【オールド・ガード】のネタバレ感想
本作のシャーリーズ・セロンもむちゃくちゃに強い役でした。何と言っても「不死身」で機関銃で打たれてもまた生き返って来るというゾンビの様な存在でした。但し、一瞬死んだ後、生き返って来るまでの間があります。本当に生き返るのか、果たして死んでしまうのかヤキモキさせられます。さらに、鮮烈なアクションシーンも満載です。大の男と格闘してぶん投げる、蹴りを入れるなど、大ナタの様な武器を振り回す、キレキレの大技を繰り出し、悪党共をひとり残らずやっつけます。見ているこちらも思わず力が入るシーンが多い事にびっくり仰天しました。相当なトレーニングを日夜積んできた事がうかがえました。
あまり知らなかった女優キキ・レイン演じるナイルも非常にキュートで大きな存在感がありました。尚且つ彼女も「不死身」の能力を持ち、これから何百年も年を取らないというのですから驚異的です。
しかしながら、この不死身の能力もなんらかの拍子で失ってしまう事もある様です。アンディは後半負傷した傷が出血し治らず大変苦しんでいました。なお、続編「オールド・ガード2」は脚本も描き上げられ、そろそろ撮影も開始されているというニュースもあります。自作ではアンディーの失い掛けていた「不死身」の能力はしっかり復活しているのかどうか非常に気に掛かります。
ラストシーンではクインが500年間も閉じ込められた海底から復活して出てきたシーンで終わっていました。不死身だったアンディは今後どうなるのか、クインは新たにメンバーに加わりどんな難問を今後解決していくのか大変楽しみです。
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