
おすすめ映画『デッドマン・ウォーキング』(1996/ティム・ロビンス監督)感想‣ショーン・ペン、スーザン・サランドンの演技が素晴らしい!
死刑囚とカトリックの修道女の心の交流を綴ったシリアス・ドラマ。実際に何人もの死刑囚に精神アドヴァイザーとして付き添った、死刑廃止論者である修道女シスター・ヘレン・プレイジョーン本人と、彼女の同名著書(邦訳・徳間文庫)に感銘を受けた、「依頼人」の演技派女優スーザン・サランドンがヒロインをつとめています。彼女の伴侶で「ショーシャンクの空に」などの個性派俳優ティム・ロビンスが「ボブ・ロバーツ」についで監督・脚本を手がけ、夫婦共同で映画化。サランドンは通算5度目のノミネートだった本作で、アカデミー主演女優賞をみごと受賞しています。対する死刑囚には「カリートの道」のショーン・ペンが扮しました。