
おすすめ映画『カリートの道』(1993/ブライアン・デ・パルマ監督)感想‣アル・パッチーノの圧倒的な演技に魅了される至福の145分!
1975年、ニューヨーク。麻薬ビジネスで名を馳せた暗黒街の大物元麻薬王のカリート(アル・パッチーノ)は、親友の弁護士デイヴ(ショーン・ペン)の尽力によって、刑期30年のところ、たった5年で刑務所から出所します。彼は犯罪から足を洗うことを決意し、クラブの経営者に収まります。かつての恋人ゲイルとよりを戻すことが出来、南国バハマでレンタカー屋を営むという夢を叶えるため、堅気の生活を送りながら貯金に精を出しています。しかし、捜査当局からは執拗にマークされ、さらにブロンクスの新興マフィア、ベニーとのいざこざも絶えません。そんな折、カリートはマフィアに脅迫されていた弁護士デイブを助けますが、それがきっかけで命を狙われるハメに……。パチーノとデ・パルマ監督が「スカーフェイス」以来、久々に手を組んだアクション・ドラマ。