
おすすめ映画『EMMA エマ』(2020/オータム・デ・ワイルド監督)感想‣他人の恋のお節介を焼く上流階級令嬢の恋の行方は!?
「いつか晴れた日に」「プライドと偏見」などの映画化作品でも知ら、1800年代の初期に活躍したイギリスの作家ジェーン・オースティンによる1815年に発表された名作恋愛小説で、これまでにも何度も映像化されている「エマ」を、Netflixオリジナルドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイの主演で新たに映画化したもの。容姿端麗で利発、裕福な暮らしを送るエマ・ウッドハウスは、裕福な家庭に生まれ育ち、女王様気取りで周囲の人びとの恋の仲介を楽しんでいました。しかし、いくつかの失敗を経て自らを見つめ直した彼女はやがて、ずっと身近にあった愛に気づきます。2021年・第78回ゴールデングローブ賞でアニヤ・テイラー=ジョイが主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネート。第93回アカデミー賞では、衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされた作品です。