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おすすめ映画『ビッグ・リボウスキ』(1998/ジョエル&イーサン・コーエン監督)感想‣ジェフ・ブリッジスの脱力感たっぷりの演技が魅力!?

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『ビッグ・リボウスキ』のあらすじと概要

「ファーゴ」でアカデミー脚本賞を受賞したジョエル&イーサン・コーエン兄弟が監督・脚本を手がけ、同姓同名の富豪と間違えられて誘拐事件に巻き込まれた男の騒動を描いたコメディ。1991年、ロサンゼルス。その日暮らしの気ままな生活を送る無職の中年男デュード(ぐーたら男)は、同姓同名の富豪リボウスキと間違われ、2人組のチンピラからまったく身に覚えのない借金を返せと脅されます。自宅の絨毯を一味に台無しにされ腹を立てたデュードは、賠償を請求するべくリボウスキの豪邸に押しかけますが、追い返されてしまいます。数日後、リボウスキに呼び出され再び彼のもとを訪れたデュードは、誘拐されたリボウスキの妻バニーの身代金の引き渡し役を依頼されます……。キャストには主演のジェフ・ブリッジスをはじめ、ジョン・グッドマン、スティーブ・ブシェーミら個性派が集結しています。

1998年製作/117分/アメリカ
原題:The Big Lebowski

『ビッグ・リボウスキ』のスタッフとキャストについて

コーエン兄弟監督

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ジェフ・ブリッジス(ジェフリー・“デュード”・リボウスキ):主演作「クレイジー・ハート」(09)で5回目のノミネートにして初めてオスカーを獲得しています。コーエン兄弟の西部劇「トゥルー・グリッド」(10・主演)でもアカデミー賞ノミネートを果たしています/無職のグータラ男役、学生時代は反戦運動に参加したり、ベトナム戦争では良心的兵役拒否をしたりといった根っからのリベラル気質の持ち主。度々ホワイト・ルシアンというカクテルを飲んでいるシーンが登場します。

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ジョン・グッドマン(ウォルター・ソブチャック)  :本作以外にも、「オー・ブラザー!」(00)などコーエン兄弟監督作品の常連としても活躍しています/ボウリング仲間、ベトナム戦争帰り。ユダヤ人ではないが、ユダヤ人の前妻の影響でユダヤ教に改宗しており、離婚後もユダヤ教徒。法律や判例にやたら詳しい。

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スティーヴ・ブシェミ(セオドア・ドナルド・“ドニー”・カラボッソス) :クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作「レザボア・ドッグス」(92)のミスター・ピンク役で日本でも広く知られています/デュードのボウリング仲間。常にデュードとウォルターに発言を遮られ巻くっている。何を言っても聞いてもらえない損な役柄、最後には気の毒にも呆気無く心臓麻痺で命を落とします…

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デヴィッド・ハドルストン(ジェフリー・リボウスキ) :実業家で慈善事業にも力を入れているが、社会的名声の割に本人は短気でドケチ。戦争で下半身不随となっており車椅子生活を余儀なくされている。財産は殆んどが財団名義の為、本人は殆んど一文無しの状態であることが後に分かります。

ジュリアン・ムーア(モード・リボウスキ)  :ジェフリーの前菜の娘。前衛芸術家で理解不能な技法で江を描く達人。

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タラ・リード(バニー・リボウスキ) :ミネソタの田舎での娘。親子程も年齢差のあるリオボウスキと結婚している。大富豪の若妻にもかかわらず夫に金が無い!為、色々なところに借金をしまくっている。

『ビッグ・リボウスキ』のネタバレ感想・見どころ

人柄柄は非常に良いですが、何故か全く働いていないプーターローの”ジュード”役ジェフ・ブリッジスの役柄と演技が面白く最後まで楽しく観賞する事が出来ます。ストーリーも身代金100万㌦は誰に盗まれたのか最後まで判らずヤキモキさせられました。

ジュードは、とても運が悪く不幸が次々に襲い掛かってきます。取っ掛かりは大富豪のジェフリー・リボウスキと同棲同名で強盗一味に間違われて襲われる事から始まります。そこから誘拐事件に書き込まれ、身代金の受け渡しの手伝いを依頼されます。その100万㌦の大金も車ごと奪われる事になります…

まったく不条理な話の展開です。面白おかしく笑ったもの勝ちの映画ではなかろうかと思われます。コーエン兄弟監督ファンに取り、堪らない作品かもしれません。わたしの様にミーハー的な映画ファンにとってはちょっと扱いに困ってしまう作品です。

大富豪リボウスキの娘モード役のジュリアン・ムーアの出演シーンはかなり衝撃的なのでびっくり仰天させられました。一体何の絵を描いていたのか全体像を見てみたいものです。まったく思いつきません。それにベッドの上での”ヨガ”のポーズというのも笑わせられました…

また、懐かしいボウリング場のシーンが何度も出てきます。マイシューズ、マイボール、ユニフォームまで作っている所は大分泣かせます…

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