
映画『アンノウン』(2011/ジャウム・コレット=セラ監督)感想‣異国の地で”自分自身”を喪失した男の自分の証明サバイバルムービー!
「96時間」のリーアム・ニーソン主演によるアクションスリラー。原作はディディエ・ヴァン・コーヴラールの小説『Out of My Head』を映画化。植物学者のマーティン・ハリス(ニーソン)は若い妻とともにバイオテクノロジーの国際学会へ出席するため、雪積もる氷点下のベルリンへと赴きますが、カバンを忘れ宿泊するホテルから空港に戻る途中で、タクシーが川に転落するという交通事故に遭います。病院で4日間の昏睡状態が続いた後、回復し一人意識を取り戻したハリスでしたが、妻にはその存在すら認識されず、その代わり見ず知らずの男が自分になりすましていたため、真相究明に乗り出しますが、想像もしてなかった壮絶なバトルに巻き込まれることになります……。