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映画『トレイン・ミッション』(2018/ジャウム・コレット=セラ監督)感想‣突然の解雇通告、呆然自失の帰宅途中、見知らぬ女性から受けたミッションとは!?

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Predrag KezicによるPixabayからの画像
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映画『トレイン・ミッション』のあらすじ・概要

「アンノウン」「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」でタッグを組んできたジャウム・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンが、走行中の電車の中を舞台に描くリアルタイムサスペンス。

元警察官で、住宅ローンと息子の学費の支払いを抱え真面目に10年間勤めてきた保険会社から65歳の定年まであと5年というところで突然、解雇を宣告された60歳のセールスマンのマイケルは、失意の中、いつものハドソン線の電車で帰路につきます。しかし、突然車内で見知らぬ女性から話しかけられ、ある事を頼まれます。女性は、電車が終点に到着するまでの間に、約100人の乗客の中から、盗品の入ったバッグを持つある人物プリンを見つけ出しだせば、マイケルに合計10万㌦という多額の報酬を払うという。

裏には巨大な陰謀が隠されており、妻が人質に取られていることを知り、女性からの依頼を受けざるを得なくなったマイケルは、走行中の電車内を舞台に、絶体絶命の状況下で1人の人物を見つけ出そうと必死に車内を奔走します。しかしながら、彼は次第に自分と乗客の命を救うべく行動を開始することになります。

 

2018年製作/105分/アメリカ・イギリス合作
原題:The Commuter

Oscar PortanによるPixabayからの画像

映画『トレイン・ミッション』のスタッフとキャストについて

ジャウム・コレット=セラ監督・製作総指揮:ベラ・ファーミガ主演のホラー「エスター」(09)がヒットを収め、リーアム・ニーソンとタッグを組んだ「アンノウン」(11)と「フライト・ゲーム」(14)も世界的ヒットを記録した。

リーアム・ニーソン(マイケル・マコー二―):北アイルランド出身。演技派俳優として「シンドラーのリスト」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、「マイケル・コリンズ」で第53回ベネチア国際映画祭ボルピ杯(最優秀男優賞)を受賞しています。1971年にクイーンズ大学ベルファストに入学しますが、演劇に興味を持ち中退。ビール工場や助建築家、アマチュアのボクサーを経て、2年間ベルファストの劇団で演技を学んだ経歴を持ちます。

ベラ・ファーミガ(ジョアンナ):「マイレージ、マイライフ」(09)でアカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演女優賞に初ノミネートされる。

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パトリック・ウィルソン(アレックス・マーフィー):ミュージカル映画「オペラ座の怪人」(04)のラウル役でブレイク。

フローレンス・ピュー(クウェン):列車の乗客役で出演はわずかだったの少し残念

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Stanislas PerzoによるPixabayからの画像

映画『トレイン・ミッション』のネタバレ感想

(ネタバレ無し)通勤列車というものの日本の車中風景風景と全然異なる様子に驚きました。毎日同じ時間帯に乗車する為、顔見知りが多く、打ち解けた挨拶やちょっとした会話を楽しむシーンがかなり微笑ましい場面でした。あの状況でも日本では乗車客も異常に多い為、地方のローカル線でも利用しない限り絶対にあり得ない状況です。

見知らぬ女性から話し掛けられた依頼は何の事か分からず戸惑うマイケルでしたが、トイレで発見した現金は本物、また、奥さんの結婚指輪は実物であったことから、いよいよ真剣に依頼を受けたミッションを実行せざるを得ない状況に追い込まれていきます。

最近見たばかりの、ブラッド・ピットの『ブレット・トレイン』の赴きに多少ダブル感じを受けました。しかし、こちらの主人公は元警官とはいえ、10年間務めた保険会社を突然解雇されたばかりの60歳の保険セールスマンとなっています。100人の乗客の中からたったひとりの”プリン”と言う人物を見つけ出そうとしますが、少ない情報の中から6名の人物に的が絞り込まれていく過程なども見どころです。

又、携帯電話で連絡を取りあう警察官の同僚からの情報から、『自殺と報道されているある市政府絡みの事件が実は殺人事件で、その目撃者が“プリン”である…』と情報を聞き出します。

意外な黒幕の存在と、大迫力の列車内外でのアクションシーンの連続、また、ちょっとした金目当ての行動が引き金となり、引き受けざるを得なくなった”ミッション”が、家族や乗客の命を守る強い正義感を問われる行動へと変化して行くところは大きな山場となり、手に汗を握り、マイケルを一生懸命応援することになります。

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