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アンロック 陰謀のコード ノオミ・ラパス主演 アクション映画レビュー

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「アンロック 陰謀のコード」のあらすじ・概要

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「ミレニアム」のノオミ・ラパスが、罠にはめられたCIA尋問官に扮し、ロンドンを狙うバイオ・テロを阻止しようとするさまを描くアクション映画作品。「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」を手掛けたマイケル・アプテッド監督の指揮の下、実力派キャストが結集した本作は、“女性版ジェイソン・ボーン”の雰囲気を醸しだしていますが、チョイ弱の面もあり、一生懸命応援しないと敵にやられてしまそうになります。

今回悪役一味が取り出してきた武器は「生物兵器」です。これを満員の観衆を集める球技大会の球場で「菌」の拡散させるというテロを描いています。話題的には今日の新コロナウイルスの先駆けの様な感じに見えてきました。現実味も倍増する恐怖感を感じます。(ネタバレ)拡散はなんと数秒のタッチの差で阻止されることになりますので、安心して見てください。

「アンロック 陰謀のコード」のネタバレ・感想

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ストーリーとテーマについて

本作では、主人公アリス(ノオミ・ラパス)はCIAに所属していますが、彼女はパリでの大規模テロを食い止められなかった過去を持ち、ケアワーカーという閑職に退いていましたが、急きょ最前線に引き戻されることから物語は動き始めます。しかし、これは全くの陰謀であり、敵に仕組まれた芝居に審問官役に駆り出された事に尋問の途中CIA同僚から電話を受けた事で気が付きます。

濡れ衣を着せられてしまったアリスが、跡を追ってくるCIA、英情報機関MI5の裏をかき、数々のピンチを間一髪でくぐり抜けていくシーンは圧巻です。「身の潔白は自分で証明するしかない」という状況も観客を惹きつけます。

アリスは元海兵隊員(オーランド・ブルーム)と知り合い、彼の助けを借りながら、CIA内に潜む裏切り者、そしてロンドンを狙う大規模テロの実態へと迫っていきます。

アクション映画の王道的な作りの作品ですが、全編のストーリー展開テンポの速さ、観客さえも騙されてしまう陰謀とアクションシーンの緊迫感は冴え渡っています。

 

キャラクターとキャストについて

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アリスを助ける元海兵隊員役は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのオーランド・ブルーム。MI5捜査官に「リトル・ミス・サンシャイン」のトニ・コレットが扮し、名優ジョン・マルコビッチマイケル・ダグラスが、CIA高官を演じている。誰もが怪しく、誰もが頼もしく見える名演がそろっていますが、裏切り者は最後まで全く分かりません。

なお、監督、撮影監督らが凄い、アクション映画好きなら、アプテッド監督を筆頭に、「トランスフォーマー」「RED レッド」シリーズを手掛けた製作者、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」(追加撮影)、「キングスマン」の撮影監督が名を連ねるスタッフ陣を見ただけで、映画を見たくなります。そしてCIA、尋問官、陰謀、頭脳戦、テロリズム、裏切りなど、「アクション・ファンの必見ネタ」もすべて満載されています。

マイケル・アプテッド監督:「アメイジング・ブレイス」(11)、「エニグマ」(03)、「マーヴェリクス 波に魅せられた男たち」(13)などの作品があります。

ノオミ・ラパス(主人公アリス役):スウェーデン発の世界的ベストセラーミステリーの映画化「ミレニアム」3部作(09)のヒロイン役に抜てきされ、暗い過去をもつ天才ハッカーのリスベット・サランデルを演じ大ブレイク。ガイ・リッチー監督「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」(11)でハリウッドに進出し、「エイリアン」の前日譚となるリドリー・スコット監督のSF大作「プロメテウス」(12)では主演を務めた。その後の出演作に「チャイルドコール 呼声」(11)、「パッション」(12)、「デッドマン・ダウン」(13)、「チャイルド44 森に消えた子供たち」(15)など。「セブン・シスターズ」(16)では、7つ子の姉妹を1人7役で演じた。

オーランド・ブルーム(元海兵隊員ジャック役):名門ギルドホール音楽演劇学校に入り、演技を学んだ。そして、97年「オスカー・ワイルド」で映画デビューを果たし、ギルドホール卒業後すぐに「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのレゴラス役に抜擢される。01年にはリドリー・スコット監督の「ブラックホーク・ダウン」、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(03)、「トロイ」(04)にも出演している実力派俳優。

 

まとめ

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「ミレニアム」3部作のノオミ・ラパスとはメイクが全然違うので別人となって活躍するアクション映画だった。本作では、ムエタイ、カンフー、柔道を身につけ、スタントマンなしの格闘シーンに挑戦したそう結構何度も打たれて死んでしまうようなシーンもあったが、それも防弾チョッキが威力を発揮し、ゾンビの様に蘇ってくるという設定がまた面白い。

娯楽アクション映画としては十分楽しめる内容、ストーリーなのでおすすめしたい。私の評価は87点。

 

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