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おすすめ映画|『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013/マーティン・スコセッシ監督)レオナルド・ディカプリオ主演コメディ映画

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『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のあらすじ・概要

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実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化した実録コメディドラマ。1980年代から1990年代のウォール街で、若くして大金を稼ぎ、その金を遊興に蕩尽する様はびっくり仰天。その後証券詐欺の容疑で逮捕された彼の栄枯盛衰を見つめていく。監督と主演は『ディパーテッド』『シャッター アイランド』などでコンビを組んできた、マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオ!

学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだした実在の人物ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、ボロ株の取引から出発した彼は、やがて標的を富裕層に変えて年間50億円近い手数料を荒稼ぎする。その会社は5年間に社員1000名を超える大会社に成長する。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていたという自伝的映画。

ジョーダン自身による回顧録「ウォール街狂乱日記 『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」(早川書房刊)を映画化したものだが、本当とも思われないエピソードの数々は眉を顰める様な出来事ばかりだが、相当な部分が事実に基づくものと思われる。船長の警告にも従わず大嵐の日に所有する大型ヨットを出港させ、案の定、大時化の海で沈没してしまい、イタリアで全員救助されている。

本作品はゴールデングローブ賞で見事にディカプリオが主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞(コメディ/ミュージカル部門の作品賞にもノミネート)なお、アカデミー賞では、作品賞、監督賞(スコセッシ監督)、主演男優賞(ディカプリオ)、助演男優賞(ジョナ・ヒル)、脚色賞(テレンス・ウィンター)の5部門に堂々のノミネートを果たしている。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のスタッフとキャストについて

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マーティン・スコセッシ監督

レオナルド・ディカプリオ(ジョーダン・ベルフォート役):成り上がりながら、言葉巧みでボロ株を売りつける天才的な才能をもっている。また、他人を鼓舞して、やる気にさせる特殊能力もあり、立ち上げた株式ブローカー会社は高度成長を遂げる。

マーゴット・ロビー(ジョーダンの2番目の妻ナオミ):眩い美しさで億万長者の妻の座を確保するが、ジョーダンの転落後は意外な冷酷振りに驚いた。

最近のタランティーノ監督の『ワンハリ』でもディカプリオと共演してました。

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ジョナ・ヒル(ドニ―・アゾフ役):本作品の出演以前の11年、ブラッド・ピット主演の「マネーボール」でデータ分析に長けた秀才を演じ、みごとアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネートされた。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のネタバレ感想

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冒頭から最後まで嵐の様な猥雑、狂乱のバカ騒ぎに圧倒されてしましました。お金があれば何でも出来ることを実践した男、ジョーダン・ベルフォート氏の半生の自叙伝がベースになっているそうだが、「真実は小説より奇なり」、想像を絶する収入の多さと金使いには驚きました。どうしてもディカプリオが演じたかった役どころだったという事、また、マーティン・スコセッシ監督に頼み見込み監督を引き受けてもらったという作品という。

ゴージャスで酒池肉林の映画では、イタリアの元首相ベルルスコーニ氏をモデルにした同類の映画を彷彿させるものがあります。

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教育無し、コネ無し、お金も無しの状態から自分の口先三寸の営業力でのし上がったジョーダン・ベルフォート氏に魅力を感じる部分も大ありです。彼もディカプリの映画での演技には満足しているのではないかと思います。迫真の演技力には磨きがかかり、1000名もの社員を前にして、ジョーダン氏があたかも乗り移っているかのような、何度もある演説シーンはとにかく「圧巻」の一言。

頂けないのは、何と言ってもクスリに頼るシーンの多さに辟易します。仕事にも私生活にも精力的になる為には「クスリ」の力が必要となるとこれは「ヤバ過ぎる人生」に間違いありません。

 

最後に

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詐欺まがいの売り込みの口車に乗り、一攫千金を目論んだ顧客はボロ株を掴まされかなりの損を被ったと思います。彼らへの補てんは結局どうなったのでしょうか? あれだけの”悪事”をしながら、天国から地獄に堕ちたとはいうもののわずか4年程度の刑期で済んでしまうところが、少し不可解なところ。司法取引で部下達の情報をFBIに提供することで、刑期軽減を手に入れたのかもしれません。なんとも恐ろしい話です。

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