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「ポール・ダノ」出演・監督おすすめ映画10作品(最近見た映画限定、順不同)

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ナヨッとした外見とは裏腹に、高い演技力を持つポール・ダノの作品を紹介します。最近公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画『フェイブルマンズ』では、監督の父親役を好演していました。一番の驚きは初監督作品である『ワイルドライフ』の完成度の高さでした。今後の俳優、監督としての活躍がまずます期待出来そうです。最近見た映画10作品をご紹介します。まだ、御覧になっていない作品がありましたら、観賞の為、是非参考にしてみてください。

『THE GUILTY ギルティ』(2021/アントワン・フークア監督)

電話から聞こえる声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルな設定と予測不可能なストーリー展開で高い評価を獲得した同名デンマーク映画を、ジェイク・ギレンホール主演・製作でアメリカを舞台にハリウッド版リメイクした作品。

ある事情により警察官を謹慎中で、翌日には裁判を控えていたジョー・ベイラー(ジェイク・ギレンホール)は、現在911緊急通報センターでコールオペレーターとして勤務しています。彼は、ある朝、1本の謎の電話を受け、その通報者の女性が何者かに拉致され、危険が身に迫っている事を直感します。電話から聞こえてくる声と音だけを頼りに彼女を助けようとするジョー。しかし、次第に何もかもが自分の思っていることとは違っていることに気づきますが……。

おすすめ映画|『THE GUILTY ギルティ』(2021/アントワン・フークア監督)ジェイク・ギレンホール主演

『ワイルドライフ』(2018/ポール・ダノ初監督作品)

映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で双子の牧師役を演じたポール・ダノの初監督作品と聞いて正直驚いた。役者としても素晴らしい演技でひと際目立つ存在感を出しているが、今回メガホンを握る多彩振り、また作品の完成度の高さに度肝を抜かれた。また、欧米では主演級の俳優が監督をやったり、監督から俳優になったりする人がかなり多いのにも驚く。それも数え上げたら本当にキリがない。

今回の映画は私の感想としてはストーリーとしては地味ながらも、夫婦とその子供の心の内面の不安・葛藤が非常に良く描かれている作品になっていると思う。

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『フェイブルマンズ』(2022/スティーブン・スピルバーグ監督)

50年に渡るキャリアの中で、「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など、世界中で愛される映画の数々を世に送り出してきた巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢をかなえた自身の原体験を映画にした自伝的作品。

初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親から8ミリカメラをプレゼントされます。家族や仲間たちと過ごす日々のなか、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求めていくサミー。母親はそんな彼の夢を支えてくれるが、父親はその夢を単なる趣味としか見なしていません。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを通じて成長していきます。

しかし、本作で表現されるのは映画少年が如何に名監督になっていくかというストーリ―ではありません。映画作家を目指すティーンの奮起と挫折、夢を追うことへの孤独や葛藤、苦悩をリアリティをもって突きつけてきます。家族の絶大なサポートと更には父母の深い確執までも迫っています。苦渋と気恥ずかしさに満ちた青春期のリアルな実態が明かされていきます。

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『それでも夜は明ける』(2013/スティーブ・マックイーン監督)

第86回アカデミー作品賞受賞作。自由黒人ヴァイオリニストでありながら、ワシントンD.C.で誘拐され南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップの12年間の壮絶な奴隷生活をつづった奴隷体験記<”Twelve Years a Slave”(12年間、奴隷として)>を原作として、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。

1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷として南部ニューオーリンズの地へ売られてしまう。

狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。

おすすめ映画|『それでも夜は明ける』(2013/スティーブ・マックイーン監督)‣自由の身でありながら拉致され、南部の綿花農園で12年間も奴隷生活を強いられた黒人男性の実話

『ナイト&デイ』(2010/ジェームズ・マンゴールド監督)

「バニラ・スカイ」でコンビを組んだトム・クルーズとキャメロン・ディアスのハリウッドの2大スターが再び共演するアクション・コメディ。

監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。理想の男性を追い求める平凡な女性ジューンは、ある日空港でハンサムな男ロイと運命的な出会いをし一目惚れしてしまいますが、男の正体は重要な任務を帯びた元CIAの凄腕エージェントでした。男との出会いから、何度もとてつもない危険な目に遭遇するジューンは、やがて男に疑いの念を抱きはじめていきます。ジューンは、天才科学者サイモンの開発した永久エネルギーを生むバッテリー『ゼファー』を奪い合う事件に巻き込まれていくのでした。

おすすめ映画|『ナイト&デイ』(2010/ジェームズ・マンゴールド監督)

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007/ポール・トーマス・アンダーソン監督)

本編『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(原題: There Will Be Blood)は、2007年公開のアメリカの映画。アプトン・シンクレア著「石油!」を原作とし、米国西部ニューメキシコ州を舞台に富と権力を手にしたある石油王の破滅的な運命を描く。第80回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞など最多8部門にノミネートされたが、結果的には同じく8部門にノミネートされていた『ノーカントリー』(07年)が監督賞、作品賞、助演男優賞など最多4部門を受賞し、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は主演男優賞と撮影賞の2つにとどまった。

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『THE BATMAN ザ・バットマン』(2022/マット・リーブス監督)

青年ブルース・ウェインがバットマンになろうとしてから2年目の姿を描き、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラーによってブルースの人間としての本性がむき出しにされていく様が描かれます。両親を殺された過去を持つ青年ブルース(本作品では大富豪のイメージは刷新されています)は復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する「バットマン」になろうとしています。しかし、バットマンの活躍も空しく、未だ犯罪は減る気配が無い背徳都市ゴッサムシティが舞台。陰気な雨が続き、闇の暗黒街を描き1940年〜50年代の犯罪映画フィルム・ノワールを意識して重厚に描かれていきます。

ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生します。史上最狂のサイコな知能犯リドラー(ポール・ダノ)、犯罪者を容赦なく殺し、動画映像を通じ犯人として名乗りを上げます。リドラーは犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察や優秀な探偵でもあるブルース宛レターを残すなど自己顕示欲が強く、挑発を繰り返します。やがて政府の陰謀、汚職検事やブルースの両親の過去、父親が犯した罪などが次々に暴かれていきます……。

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『ファーストフード・ネイション』(2007/リチャード・リンクレイター監督)

ジャーナリストのエリック・シュローサーがファーストフード業界の闇を暴いたルポタージュ「ファストフードが世界を食いつくす」を原作に、アナハイムに本社を持つ大手ハンバーガーチェーン「ミッキーズ」での“牛肉パテへの糞便性大腸菌検出の報告を受け、調査のためコロラドの工場へ向かいます。工場・牧場を調査している内に、そこで出くわす様々な人間を通して現代社会が抱える様々な問題、工場の衛生問題、店舗における店員の意識、さらには移民問題、環境問題などをあぶり出した衝撃作。

シュローサーはこの映画の脚本も手がけています。また、シュローサーはドキュメンタリーを製作しようとしましたが、撮影が難しいと判断しドラマを作ることにしたという。「ビフォア・サンセット」のリチャード・リンクレイターが監督を務め、グレッグ・キニア、イーサン・ホーク、アブリル・ラビーンら豪華キャストが顔を揃える。

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『ミークス・カットオフ』(2010/ケリー・ライカート監督)

「ウェンディ&ルーシー」の監督ケリー・ライカートと主演ミシェル・ウィリアムズが再タッグを組み、西部開拓時代のアメリカを舞台に描いたドラマ。1845年、オレゴン州。移住の旅に出たテスロー夫妻ら3家族は、道を熟知しており近道を知っているという男スティーブン・ミークをガイドに雇います。旅は2週間で終わるはずでしたが、5週間が経過しても目的地にたどり着かず、道程は過酷さを増すばかりです。3家族の男たちは、ミークを疑い始めていました。水と食料が不足する一方、お互いへの不信感による緊張が高まります。妻たちは、意思決定に参加できず、夫らがミークをいつまでフォローし続けるべきかについて話し合っているのをじっと見守っています。そんな中、一行の前にひとりの原住民が姿を現します。原住民の存在を知ることで彼らの襲撃を恐れる事になります…

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『プリズナーズ』(2013/ドゥニ・ビルヌーブ監督)

2010年に発表した「灼熱の魂」が第83回アカデミー外国語映画賞にノミネートされ、世界的にも注目を集めたカナダ人監督ドゥニ・ビルヌーブのハリウッドデビュー作。(今年、続編「DUNE/デューン2」の公開が待たれます)娘を取り戻すため法をも犯す決意を固めた父親の姿を描いたサスペンススリラー。家族で幸せなひと時を過ごすはずの感謝祭の日、平穏なペンシルべニア州の田舎町で二人の少女が突然失踪します。手がかりは少なく、警察の捜査も進展しないなか、少女の父親は証拠不十分で釈放された第一容疑者の青年の証言から、彼が誘拐犯だと確信します。そして、自らの手で娘を助け出すため、ある策を講じる決意をします。わが子を誘拐され、悲しみや凄まじい怒りをたたえた父親役にヒュー・ジャックマン、事件を担当する一匹狼の敏腕警官役でジェイク・ギレンホールが主演しています。

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