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おすすめ映画感想|『ワールド・ウォー Z』(2012/マーク・フォースター監督)ブラッド・ピット主演ゾンビパニック映画

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『ワールド・ウォー Z』のあらすじと概要

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マックス・ブルックスのベストセラー小説を映画化したパニック(ゾンビ)ドラマ。突如原因不明で発生した謎のウィルスが瞬く間に世界中へと広がり、感染により突如凶暴化する人々の攻撃により、各国の政府や軍隊が次々と崩壊状態に陥る。元国連捜査官で、伝染病の調査や紛争国での調停役を務めた経験をもつジェリー(ブラッド・ピット)は、旧知の仲の国連事務次官ティエリーに呼び出され、ワクチン開発の情報収集のため各国をめぐる調査隊に同行するよう依頼される。彼は最初は協力を断ったが、妻と娘2人を安全な国連指揮艦の空母にかくまってもらうことを条件に依頼を引き受けることにした。ウィルスの謎を解明するため、大混乱する世界へと旅立っていく。

『ワールド・ウォー Z』にスタッフとキャストについて

David MarkによるPixabayからの画像

マーク・フォースター監督:ハル・ベリーを黒人女優初のオスカーに導いた「チョコレート」(01)で国際的に知られるようになり、続いてジョニー・デップとケイト・ウィンスレットが共演したヒューマンドラマ「ネバーランド」(04)を監督、その後、シリーズ第22弾「007 慰めの報酬」(08)を監督した。

ブラッド・ピット:ウイルスが蔓延する世界で、韓国、イスラエル、イギリスへの周り、飛行機が爆発しようが、墜落しようが不死身で生き残り、最後には目的を達成してしまうスーパーヒーロー振りを発揮している。

ミレイユ・イーノス(カリン):「恋する遺伝子」(01)が映画初出演作で、本作品ゾンビ映画「ワールド・ウォー・Z」(12年)でブラッド・ピットの妻役に抜擢された。夫の無事な帰還を願いながら、娘二人を守る母親役、当初の約束が果たされず、安全な洋上での避難先から陸地であるカナダの避難所に移された時はかなり不安だったのではないか。

B.ピット出演映画感想投稿記事はこちら⇩

感想|『12モンキーズ』(1996/テリー・ギリアム監督)ブルース・ウィリス主演、ブラッド・ピット共演映画

感想|『フューリー』(2014/デビッド・エアー監督)ブラッド・ピットが戦車長としてナチスドイツ相手に戦いを挑む、超迫力戦争ドラマ

感想|『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008/デヴィッド・フィンチャー監督)B.ピット主演映画

感想|『マネーボール』(2011/ベネット・ミラー監督)ブラッド・ピット主演。弱小球団を常勝球団に育てあげた実在の人物ビリー・ビーンの半生を描く。

感想|『ジョー・ブラックをよろしく』(1998/マーティン・ブレス監督)1934年「明日なき抱擁」のリメイク作。

『ワールド・ウォー Z』のネタバレ感想

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ネタバレ有り

現在世界中が覆われているコロナウイルス感染の世界とは全く異なるゾンビ(Z)の世界です。コロナ=ゾンビの世界とは違うので少し安心して本作品を見た方がいいような気がします。

一応安全が過去されているニューヨークから300㌔離れた洋上にいる海軍の船に家族を残し、かなり危険な地域へ調査の為に派遣される事になったジェリー(ブラッド・ピット)ですが、ソウル、イスラエル、イギリスもウイルスに冒されゾンビだらけの世界に変わり果てています。

どこの場所も命からがら脱出し、満身創痍ながら不死身の体で獅子奮迅の大活躍振りにはびっくり仰天です。それにしてもこのウイルスとゾンビを結びつけるのは不穏当だとは思いますが、ウイルスが人類を滅ぼしかねない力を持つ可能性は否定できないところが恐ろしい。

また、ジェリーと妻は大きな携帯電話を通じて毎日お互いの無事を連絡しあっていますが、いつも途中で切れてしまいます。これでは、却って心配で眠れなくなってしまうのではないでしょうか? 音に敏感なゾンビに電話の着信音で彼らの存在を気付かされるようなヘマをしてしまいます。

最後の結論が他の病原菌(ウイルス)に感染している人をゾンビは襲わないという事です。『本当かなぁ』という説得性にはイマイチ欠ける解決策です。

日本では劇場公開に際し、本作がゾンビ映画であることは極力伏せる方針が取られ、「主人公がウイルスによる世界の終末的なパニックに立ち向かう」という内容が強調されて宣伝されたそうです。宣伝素材でのゾンビの呼称も、タイトルにちなみ、「Z」とされたとのこと。

正直わたし自身ゾンビ映画と思うわずに見始めた映画でした。ブラッド・ピットの活躍を描き、十分楽しめる映画に違いありません。

最後に

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2013年8月2週目の週末付けで世界興行収入5億260万ドル(約490億円)を記録したことで、ブラッド・ピット主演の作品としては2004年の『トロイ』の4億9730万ドルを抜き、過去最高の興行収入を記録。

しかしながら、日本では本作品はそれ程評価が高い訳ではなく、日本の映画雑誌『映画秘宝』が発表した2013年度の映画に対するワーストランキング「HIHOはくさいアワード」では1位となり、同年「最もガッカリした映画」となっている。

さてみなさんの評価は如何でしょうか? わたし自身はゾンビ映画は余り好きではなかったのですが、ブラッド・ピットの活躍も見応え十分で、2時間十分楽しめる映画であると思います。

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